2018年夏、カカオの産地として有名なメキシコの「ソコヌスコ」を訪れました。ソコヌスコはどんなところなのか、そしてカカオ農園の様子などをレポートします。
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ハイツ・セラーズ・カベルネ・ソーヴィニョン 2013
ナパ・ヴァレーの先駆者であり、多くのワインメーカー
たちを導いてきたのが、カリフォルニア・ファンなら
一度は飲んでみたい[ハイツ・セラーズ]
最高級キュベである[ハイツ・マーサズ・ヴィンヤード]は、
人気コミック『神の雫』でも【幻の銘酒】として登場。
その[ハイツ・セラーズ]が最も得意とする、
自社畑100%によるカベルネ・ソーヴィニョン100%です。
ご紹介する2013年ヴィンテージは、ナパ全体のブドウの成熟が
順調に進んだグレートイヤーであり、
ロバート・パーカー氏主宰の[ワイン・アドヴォケート誌]でも
98点という超グレート・イヤーです。
それが
[ハイツ・セラーズ・ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニョン 2013]
[ハイツ・セラーズ]のワインは、1961年の初リリースから変わらず、
濃厚で長熟なスタイルが特徴であり、それは、50年たった今も健在。
そのハイツ・セラーズが設立当初からつくり続けている、
一番歴史の長いワイン がこのワインです。
ハイツのワインに魅せられて、その門を叩いた今では
大御所ワインメーカーとなったスタッグス・リープのウィニアスキー氏や
シュラムズバーグのダヴィース氏らを魅了した当時から造られていました。
このワインは、実は、[ハイツ・セラーズ]がラザフォードに所有する、
有名単一畑[ベラ・オークス]と[トレイル・サイド]の
ブドウをブレンドしたもの。
どちらもラザフォードなので、[ラザフォード]という
AVA(原産地呼称)を名乗ることも可能なわけですが、
創業当時からの慣例にしたがって、ナパ・ヴァレーとしているもので、
伝統を感じさせるナパ・ヴァレーの真髄を感じられる一本です。
そして醸造面でも驚くほど、手をかけています。
ブドウの魅力を十二分に発揮させるために、
通常よりもずっと長い、3年という熟成期間。
カルトワインと呼ばれるナパのワインでも2年程度が多い中、3年は長いです。
その熟成に際しては、一年間は、アメリカン・オークの樽、
そして2年間をフランス産リムーザンの樽
(フランス産の中でも有名な樽の産地)
でゆっくりと熟成せせています。
そのせいか、仕上がった味わいは、落ち着いたタンニンが溶け込んだ、
果実の深みをずんずんと感じるワイン。
『ブランデーチョコ、ココア、黒果実、ミント、バイオレット
といった香りとフレーバーに満ち、タンニンは物凄くシルキーで、
酸も渋みも穏やか。
円熟したゆとりというか、貫禄を感じさせる偉大さを持ち、
流石の風格を漂わせます』
ハイツ・セラーズでは、飲み頃になった時点でリリースを
開始するため、これが現在の流通ヴィンテージで、
他よりも3年ほど長くワイナリーで保管されています。
ナパの老舗ワイナリーとして、余裕と貫禄を見せ付ける
グレートワインです。たっぷりとご堪能ください。
メキシコでチョコレートは「飲み物」だった!
日本ではチョコレートは固形が当たり前。でもメキシコでは今もほとんどの方がチョコレートを飲み物として楽しんでいます。チョコレートで有名な街「オアハカ」での体験をレポートします。
ドメーヌ・ド・リル・マルゴー 2014
その歴史を振り返りますと・・・・
1875年まで、あのシャトー・マルゴーが島を所有。
土壌はシャトー・マルゴーに近似した粘土砂質で、
気候はメドックの陸地より温暖。
霜害や干害に見舞われることがありません。
河は海とつながっているので、満潮には適度な水分が、
干潮には自然な水はけとなり、
河霧に包まれた神秘のテロワールを形成しています。
また島の利点として、
フィロキセラをはじめとする害虫に侵攻される心配がなく、
ブドウ樹も接ぎ木ではなく原木のままです。
島への橋はなく、東側斜面を下りた河畔からボートで渡ります。
2001年から新たに所有者となったファヴァレル家は、
畑とセラーの大規模な改修に着手。
2001年ヴィンテージ早々から、素晴らしいワインを生み出しています。
行政区分では島はマルゴー村にありますが、
原産地呼称ではACマルゴーを名乗れず、
ACボルドー・シュペリュールとなりますが、
メルロー主体の濃密でシルキーなワインは、
テロワールの不思議と相まって、
とてもミステリアスで魅惑的な味わいとなっています。
今回は久々に入荷の2014年産のご案内です。
『14%のアルコール度を感じさせないエレガントな仕上がり。
黒紫のガーネット色に、豊富なミネラル感。
ブラックチェリーにブラックベリー、プラムなどの香りに加え、
かすかなチョコレートとハーブのニュアンス。
そして、メルローの方が比率が高いにもかかわらず、
カベルネらしい清涼感ある辛口の果実味が
見られるところはいかにもマルゴー。
また、タンニンはしっかりながらも柔らかく上品な甘みを持ち、
酸は穏やかで全体の構造支え、
その奥にスパイスとほのかなバニラやキノコの風味を持つ、
実に複雑な味わいなんです。
このエレガントでバランスのよい風味は、
マルゴーの片鱗に触れられる赤といえます。』
1740年から1875年まで1世紀以上にわたり、
あの[シャトー・マルゴー]が所有していたボルドーで最も神秘的な場所、
「マルゴー島(’Lle Margaux)」で生まれた
[ドメーヌ・ド・リル・マルゴー]
ACマルゴーを名乗ることができないものの、
そのテロワールゆえにACマルゴーを彷彿させる
エレガントな特徴を持つ1本です。
ボルドー好きのみならず、
すべてのワイン愛好家なら一度は経験したいワインでしょう。
パリの人気店初上陸!「ミシャラク 表参道」オープン
2018年10月5日、フランスのスターパティシエ、クリストフ・ミシャラク氏によるパティスリー「MICHALAK PARIS(ミシャラク パリ)」初の海外店舗「MICHALAK OMOTESANDO(ミシャラク 表参道)」がオープン。「ロック&ラグジュアリー」がコンセプトの、斬新なスイーツに注目です!




