色はやや薄めのサーモン・ピンク。
おそらくブドウの果皮から溶け出した色素で
色づいたと思われる自然な色です。
泡立ちも比較的細かくしっかりと続きます。
口に含むとピノ・ノワール由来のほんのりとイチゴの果実と適度なコクをもち、
ミネラルやハーブも感じられるおだややかな印象の正統派スパーク。
「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ
ワインとお酒の記事
ソーコル・ブロッサー・エヴォリューション・ピノ・ノワール 2020
オレゴンを代表する造り手による、デイリーに楽しむために造られたピノ・ノワール。
オレゴンらしいしなやかな果実味をもち、どこかブルゴーニュを連想させるワインです。
もちろんピノ・ノワール100%。
造り手である[ソーコル・ブロッサー]が、最初にブドウを植えたのは1971年。
当時はオレゴンのワイン産業はほとんど存在していませんでした。
ウィラメット・ヴァレーのダンディー・ヒルズの中腹には、
ワイナリーとともに囲にひろがる自社畑の特色ある風味を表現した
ワールド・クラスのピノ・ノワールを造ることで知られるオレゴンを代表する存在です。
また、環境重視の栽培や販売方法をいち早く取り入れていることでも知られ、
2005年には、米国農務省の正式なオーガニック証明書を受けています。
ソーラーシステムはもちろんのこと、水資源の有効活用などにも工夫をこらしています。
このワインは、そんな自社畑を含むウィラメット・ヴァレーの
いくつかの畑のブドウをブレンドしており、
ニュアンスの違いから生まれる複雑な味わいとなっており、
カジュアルとはいえ、評価も高く、過去ヴィンテージでは、
何度も90点以上の評価を得ています。
『果実味は、主張しすぎることなく、綺麗にまとまり、
ブルーベリー、ラズベリー、イチゴなどが溢れ、
ほんのりとトーストしたオークの香りが余韻にも残ります。
洗練されていて飲みやすく、いろいろな料理にも合いやすいです。
オススメは、キノコのリゾットやジャガイモのポタージュ、
ポークチョップのグリルなど。』
ブシャール・ペール・エ・フィス・ブルゴーニュ・コトー・デ・モワンヌ・ブラン 2019
2019ヴィンテージは、まだ主要専門誌のヴィンテージチャートは出揃っていないものの、
アメリカの専門誌【ワイン・エンスージアスト】の最新ヴィンテージチャートで
【95点】(飛び切り上等)のハイスコア。
さらに、ブルゴーニュ委員会等からの情報でも、
『収穫量は減少したものの赤・白共に、猛暑と乾燥に耐え抜いたブドウの出来は良く、
将来的にグレートヴィンテージが予想される』という傑出した収穫年とされています。
『このヴィンテージの最大の特徴は、エレガントで切れのある風味。
生き生きとしたクリアーで淡いイエローの色調。
白い花やレモンなどの柑橘類を連想させるエレガントでソフトな香り。
また、ほのかなハーブやナッツのニュアンスも感じられ、
それらがエネルギッシュな酸と、魅力的なミネラルとともに、
透明感のある果実味に彩りを添えています。
タンニン由来のビターな風味も持つこの1本には、
料理では魚介類のカルパッチョ、 鶏むね肉やリブロースのバターソテー、
シーフードのクリームソースやホワイトグラタン、
チーズならシェーヴルやボーフォールが相性が良さそうです。』
ブシャール・ペール・エ・フィス・ブルゴーニュ・コトー・デ・モワンヌ・ブラン 2019
【フランス】【ブルゴーニュ】【750ml】【辛口】
レ・パン・サクレ・カベルネ・ソーヴィニョン 2019
カベルネ・ソーヴィニョン100%で造った、まろやかで飲み応えもある赤ワイン。
完熟プルーンやカシスリキュールを思わせる濃厚な果実味に、
南仏らしさを感じるハーブの爽やかさ、
そして刺激的なスパイスのアロマ・・・
パワフルでボリュームのある味わいにして、
意外と丸みのあるまろやかな味わい。
高貴さの際立つボルドーのカベルネよりも親しみやすく、
カジュアルさもあるのが好印象です。
グレービーソースを添えたステーキや、
ハンバーグとの相性はバッチリ、
肉も酒も大いにはかどります。
ドメーヌ・ロック・フォラシエール・M・シャプティエ・コート・デュ・ローヌブラン 2019
コート・デュ・ローヌ名門中の名門として知られる [M・シャプティエ]は、
1808年ローヌ川に面したエルミタージュの丘の麓にある街
タン・エルミタージュに創立しました。
創設者ポリドール・シャプティエ氏以後も、代々シャプティエ家によって会社は守られ、
現在は社長であり醸造 家でもある8代目ミシェルシャプティエ氏によって支えられています。
「偉大なワインはセラーではなくブドウ畑で造られる」という信念の通り、
ミシェル・シャプティエが何よりも大切にするのはテロワールの表現。
ワイン生産者というよりも、むしろ農家と言われてしまうほど畑への強いこだわりを持つミシェルは、
ワインの味を通して土壌の個性を表現するための徹底的な探求の手間を惜しみません。
その造りだされるワインは世界中での評価も高く、
特にロバート・パーカー氏はシャプティエのワインを絶賛し、
最高満点100点を 何度(計40回以上)も与えています。
ご案内の白ワインもテロワールを追求した1本。
ルーサンヌ、グルナッシュ・ブランの絶妙ブレンドで仕込まれた、
その味わいは、
『アプリコットの香りにコンポートしたアンズ、それにレモンの香りやナッツの香り。
華やかな果実の香りが心地よく伝わります。
アタックから果実味を豊かに感じられ、それを酸味が包み込みバランスの良い味わいです。
後から軽い渋みがあり複雑さを生んでいます。
白身魚のムニエル、クリームシチューなどこってりした料理と合うでしょう。』
ドメーヌ・ロック・フォラシエール・M・シャプティエ・コート・デュ・ローヌブラン 2019
【フランス】【白ワイン】【750ml】【辛口】