クロ・アンリ・プティ・クロ・ソーヴィニヨン・ブラン 2018

サンセールでの経験を活かしてクロ・アンリでも
土壌の個性を前面に出したワインを造りたいと、
グレイワッケ土壌と呼ばれる、以前はワイラウ川の底だった玄武岩が細かく砂状になった
沖積土層にソーヴィニヨン・ブランを植え、ブドウ木が育つまで手をかけ待つこと数年。

非常に水はけが良い為、根は地中深く5~6mまで伸び、
ミネラルなどその土地をしっかりと反映したワインを造り出しました。

育成や畑の管理はアンリ・ブルジョワのノウハウを全面的に活かしつつ、
ニュージーランドならではの、除草剤を使わず羊を放牧して雑草を食べさせるなど、
有機栽培で育てています。

近年では、やっとブドウ木が成熟してきてソーヴィニヨン・コンクールで最優秀に選ばれるなど、
メキメキと急成長してきているんです。

その味わいは
『まさにニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランと
サンセールのいいとこ取りをしたようなバランス感。
フルーティでフレッシュなアロマは柑橘系やグーズベリー、
トロピカルフルーツなどに草原を思わせる爽やかな青さ、
味わいも落ち着きのある口当たりの良さにキリリと引き締まったボディ、
ミネラルや奥行きを感じさせる複雑味、
喉越しスッキリと爽やかで心地よい春風が吹きぬけるよう。
クリアで明瞭な味わいは清潔感漂う美味。』


クロ・アンリ・プティ・クロ・ソーヴィニヨン・ブラン 2018
【ニュージーランド】【マールボロ】【白ワイン】【750ml】【Clos Henri】【Henri Bourgeois】【超特価】【ビオディナミ】【オーガニック】

ロンガヴィ・グルップ・カリニャン 2019

品種はカリニャン100%。
カリニャンは、もともとは、スペインを原産としています。
乾燥した温暖な気候を好む晩熟なブドウ品種で、
チリのテロワールにはぴったり。
しっかりとした渋みと酸味があり、
1940年代にマウレ・ヴァレーでは、盛んに植えられました。
ワインに骨格を与えるために、ブレンド用として使われることが多く、
あまり顧みられていない品種だったのですが、
近年、その魅力が再発見され、カリニャンを中心にしたワインが
各ワイナリーで造られるなど、注目の品種です。

今回ご紹介する[ロンガヴィ・グルップ・カリニャン]は、
マウレ・ヴァレーの最南端のクリマキ地区にある花崗岩の土壌を持つ畑で、
ドライファーミングで栽培され、ブドウ樹は昔ながらのブッシュ仕立てです。
自然酵母を使い、できるだけ手をかけずに自然な醸造を行っています。

その味わいは、
『色はしっかりと濃く、熟した果実やドライハーブ、
クローヴなどの香りがたちあがります。
口に含むと、チェリーやラズベリーといった果実、土、樹肌などが満ち溢れ、
しっかりとした酸が心地よく果実を包みこんでいます。
王道の肉料理やラザニアなどにも合いそうで、食欲がわき出てきます。
タンニンもしっかりしていて、すべての赤ワイン好きの皆様に飲んでいたいただきたいワイン』


ロンガヴィ・グルップ・カリニャン 2019
【チリ】【赤ワイン】【マウレ・ヴァレー】【フルボディ】【750ml】【辛口】

アクセル・パウリ― トリンクフルス 2020

このワインは、生産者のアクセルさんが、
『モーゼルの 伝統を復活させたい、大切に守りたい』という思いから、
モーゼルで大切な品種のリースリング、エルブリング、
ピノ・ブランの3種をブレンドした、いわば、 ’モーゼル・ブレンド’。

リースリングやピノ・ブランはお馴染みの品種ですが、
エルブリングは以前よりも造られる量も減り、
日本でも なかなかお目にかかる機会が少ない品種です。
その特徴として、爽やかできりっとした酸味があると一般的に言われますが、
繊細さも兼ね備え、独特な個性があります。
ゼクトに使用されている品種としての方が知られているかもしれません。

畑の土壌は粘板岩、醸造はステンレスタンクで14日間、
12度の温度化の下で発酵、ステンレスタンクで3ヵ月間熟成ののちリリースされます。

味わいは、
ピノ・ブランが適度なボディや丸みを作り、
リースリングによって骨格や薫りの高さ、酸味を生み出し、
エルブリングがいいまとめ役となり、
軽やかさと繊細な優しい印象を与えているという印象です。

暑い時期にキリッと冷やして、すっきり飲める辛口。
冷涼地ならではの繊細さも加わり、ドイツの古くて新しい魅力溢れるワイン。
過去ヴィンテージの2018年はサクラアワードでなんとダブル・ゴールド賞を受賞。


アクセル・パウリ— トリンクフルス 2020
【ドイツ】【モーゼル】【白ワイン】【750ml】【ライトボディ】【辛口】

セケイダ・カラタユ・ガルナッチャ 2018

この[セケイダ・カラタユ・ガルナッチャ]は、
なんと樹齢70-100年の超古木ガルナッチャ100%の驚異的な赤ワイン。
冷涼な標高700-800mの畑で栽培され、土壌は小石の多いスレート(粘板岩)土壌です。
丁寧に手摘みで収穫し、25℃に維持したステンレスタンクでマセラシオンとアルコール発酵を10日間。
熟成はフレンチオーク樽で12ヵ月間、その後6か月間瓶内熟成させたフルボディの赤ワインです。

ワイン名の[セケイダ]とは、アラゴン州サラゴサ県のこのワイナリー近郊にある古代集落の名前で、
地元への敬愛の念を込めてこの名が付けられました。
元々ケルト系イベリア人が住み着き、彼らによってセケイダあるいはセケイザと名付けられた集落です。
現在ではセゲダあるいはセヘダと呼ばれ、古代ローマ時代の名残をとどめている小さな街です。

ボデガス・ランガはスペイン北東部アラゴン州の原産地呼称(D.O)カラタユにセラーを構えるワイナリーです。
D.O.カラタユ内では唯一の家族経営のワイナリーで、
古くからブドウ栽培農家としてこの地でブドウを栽培してきました。
D.O.カラタユの創設を担ったワイナリーのひとつです。

代々受け継がれた畑を大切に管理しながら、
1867年に小さな醸造蔵を建て、ワイン造りを開始しました。
そして現在に至るまで、近代設備の導入を進める一方で家族の伝統も守り続けています。

現在、フアン・ホセ・ランガ氏が経営責任者、妹のマリア・テレサ・ランガさんが管理業務を、
フアン・ホセ氏の息子フアンとセサルが技術面を担当しています。
セラーの拡張は行なわれましたが、共同組合のように量を優先せず、
常に質を重んじる小規模な生産者であるべきというのが彼らのポリシーです。

深いガーネット色。プラム、カシス、ダークチェリー、
ブラックベリー、ブルーベリーの赤~黒果実の凝縮したアロマ。
カラタユのガルナッチャの個性が豊かに花開いています。
リコリス、シナモン、ナツメグ、クローブのスパイス、
エスプレッソ、ダークチョコレートの香ばしさ、
スミレ、カシスリキュールの濃密な甘やかさ、
さらにミネラルも奥に感じます。
口中では緻密で濃厚な果実味、ベルベットのようにしなやかなタンニン、
スパイス感リッチな味わい。上質な酸もたっぷりと含まれています。
快適なビター味とミネラル感が引き締まっており、
タイトでシリアスな飲み心地ながら、
味わい深い旨みが広がりほっと癒されます。
この味わい深い旨みが高樹齢ブドウならではと納得させられます。

適温は17℃前後。
合わせたいお料理は、スパイシーチキン、ポークビーンズ、
ポークジンジャーなどの肉料理と。
冷涼でタイトな飲み心地なので、
セラーから出したての14℃前後から
イベリコ生ハムやハード系チーズなどの前菜ともよく合います。


セケイダ・カラタユ・ガルナッチャ 2018
【スペイン】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】

女性だから、ねっ。