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マルティナ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2012

このお値打ちブルネッロを紹介してくれましたのは、
[ササ・アントニオ]さん。
自身のエノテカを経営するかたわら、モンタルチーノで
長年品質の高い畑を探しもとめていました。
最初はブドウを購入し、独自に醸造するというスタイルでしたが、
ついに[ポッジョ・ディ・ソット]や[ウッチェリエラ]など
現在5本の指に入るトップクラスのブルネッロを産み出す、
[カステルヌォーヴォ・デッラバーテ地区]に理想とする区画を見つけ、
その畑をレンタルし、知人の醸造所を借りて造りだしているのが、
この超バリューなブルネッロなんです。

主に自身が経営するエノテカで販売している、
一般的には全く無名のブルネッロだったのですが、
2006年ヴィンテージに、世界的権威のワインガイド
[ワイン・スペクテーター]の元副編集長を長年務め、
特に近年はイタリアワインの評価を担当していました
[ジェームス・サックリング氏]が、
新たに立ち上げたサイトでなんと94点のハイスコア、
その抜群のコスパも含めて、一躍、注目の的となりました。

標高約350メートルに位置する畑の樹齢は30~40年。
恵まれたミクロクリマに包まれ、日照のいい南西向き、
土壌も水はけがよく、石に吸収された太陽熱が
気温の下がった後も放射するため、
ブドウはゆっくりと熟します。
グリーン・ハーベストを行い、ブドウを厳格に選定。

そして、トスカーナを中心に活躍する実力派の
[パオロ・カチョルーニャ氏]、かつて[サン・ジャミニャーノ]の
ワインで[ガンベロ・ロッソ]最高評価[トレ・ビッキエーリ]獲得
という伝説を作ったほどの超凄腕がワイン造りを担い、
500L~2500Lの大樽を使用する伝統的熟成手法で造りだしています。

最新リリースの2012年がついに到着したんです。
この2012年は、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会が
毎年発表するヴィンテージ評価では満点5つ星!
このブルネッロも[ジェームス・サックリング]が94点の高評価。

『歴史的ヴィンテージと評された2010年に通じる、
濃厚かつエレガント!!開けたて直後から、
そのバランスの良さに驚かされます。
芳醇なベリー系の果実の香りと
ジャムのように熟したフルーツの濃縮したアロマ。
続いてタバコやチョコレートを想わせる
複雑な香りもじわじわと沸き立ってきます。
タンニンは見事なまでにこなれ、
どこまでも滑らかでシルキーな飲み心地。
ビロードのような口当たりとはまさにこの感覚なのでしょう。
産地はまったく異なりますが、偉大なボルドーの1982年や
1990年に通じるようなパーフェクトな完成度。
余韻も驚くほど長く、壮大なスケールを
これでもかと感じさせてくれます。』

まさにブルネッロの真骨頂です。




マルティナ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2012

新店「アサコイワヤナギ プリュス」(等々力)

新店「アサコイワヤナギ プリュス」(等々力)



既存の店舗の隣に、新たなパティスリーの形を表現するASAKO IWAYANAGI PLUS(アサコ イワヤナギ プリュス)が2018年10月11日にオープンしました!テイクアウトできるパフェや、人気のドライフルーツバターサンド、旬のフルーツを閉じ込めたジェラートに、クレープと色々と楽しめるお店の誕生です!

シャトー・メルシャン・北信シャルドネ RGC 千曲川左岸収穫 2015

G7 伊勢志摩 サミット 2016でも世界のVIPに振舞われた、
日本が世界に誇る白ワインの最高峰。

その名も、
[シャトー・メルシャン・北信シャルドネ RDC 千曲川左岸収穫 2015]

長野県北部千曲川流域の北信地区に所在する、
垣根仕立ての畑のシャルドネを醸造・育成した、
シャトー・メル シャン最高峰の白ワイン。

この2015年は土壌の異なる右岸と左岸の畑から収穫した
ブドウを別々のワインとして仕込んでいます。

こちらは粘土質が特徴の左岸のキュヴェで、
RGCとはフランス語で、
【Rive Gauche de la Chikuma=千曲川左岸】の意味。

そのテロワールを生かし、豊かなアロマと穏やかな酸味
のとても調和のとれた味わいとなっています。

『パパイヤ、ココナッツ、マンゴーなどの
トロピカルフルーツとヴァニラ、ナッツ、アーモンドなど
樽育成に由来する香りがバランスよく広がります。
穏やかな酸とバターのニュアンスが口中で持続し、
長い余韻とともに、アンズやハチミツなどの香りも楽しめます。』




シャトー・メルシャン・北信シャルドネ RGC 千曲川左岸収穫 2015

アンドレ・クルエ・ブリュット・ナチュレ・シルバー・ラベル

スウェーデン王室御用達にして、パリの三ツ星レストラン
「タイユヴァン」にもオンリスト!

実際にスウェーデン国王みずからが蔵元を訪ね、
このシャンパンに感動し、60歳の誕生日パーティーに
振舞われたというエピソードを持つのが、
年産わずか250ケースというこのシャンパン。

また、ここ日本においても
『死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン』
という本の中で、
「一生に一度は飲みたいシャンパン10本」
として紹介されるなど、ぜひともシャンパン通の方には
飲んでいただきたい希少なシャンパンです!!

その名も、
[アンドレ・クルエ・ブリュット・ナチュレ・シルバー・ラベル]

造り手である[アンドレ・クルエ]は、シャンパーニュ地方の中でも、
ピノ・ノワール産地として有名なブージーとアンボネのグランクリュ村に
9ヘクタールの畑をもつ小さな造り手です。

10年前には、注目されていない生産者でしたが、
急速にその品質を上げ、成長株と目されている造り手でもあります。

クルエ家の先祖はかつて、ルイ16世やナポレオンの側近として遣えており、
ナポレオンから譲り受けた領地で葡萄栽培やワイン造りをスタートさせました。
ですから、畑もこのグランクリュの中でも、
好立地に位置しているというわけなのです。

しかし代々、ピノ・ノワールから造るスティル・ワイン
であるブージー・ルージュを造るメゾンで、
シャンパン造りは、現当主-ジャン・フランソワさんの
祖父アンドレ・クルエ氏から始まっているために、
シャンパン・メゾンとして注目されるようになったのは、
ここ最近のこと。

ブージーとアンボネイというグランクリュ畑の中でも、
好立地の場所に畑をもっており、それが現当主である
フランソワさんの斬新な発想と結びついて、
類稀なる味わいを生み出しています。

全体の生産量も10万本と少ないのですが、その品質の高さには定評があり、
今ではフランスはパリにある3つ星レストラン
[タイユヴァン]にもオンリストする他、
シャンパンの専門家であるリチャード・ユーリン氏は、
著書『4000Champagne』という本の中で、5つ星中4つ星で評価し、
『ボランジェのような品質とスタイルに向かっている』
と高く評価している造り手でもあるのです。

造り手が造る5種類のシャンパンの中でも、
今回ご紹介したいのが、グランクリュのピノ・ノワール100%による
シャンパンにして、ドサージュ(補糖)を一切おこなっていない、
[シルバー・ラベル]。

その味わいは、
『美しい細かな泡立ち。透明感のある美しいシャンパン・ゴールド。
感動的な口当たりは、ミネラルと酸味の見事なバランスによるもの。
上質なピノ・ノワールの凝縮度から生まれる果実味が、
ぴん!と、まるで音がしてしまうかと錯覚するほど
緊張感のある味わいをもって表現されていて、
振り返らずにはいられないような美しく心地いい余韻が
静かに長く続きます。
全体はクールで、知的な印象をもつ類稀なるシャンパンです。』

このシャンパンは、造り手の本拠地であるブージー村および
アンボネイ村のグランクリュ畑100%のピノ・ノワールを100%使った、
ブラン・ド・ノワールで、
甘みを添加しないノンドサージュという製法で造られています。

ノンドサージュというごまかしの効かない製法で、
ピュアな味わいのシャンパンを造るために、
厳選されたブドウの中でもさらに厳選したものを使っています。
また、ゆっくりと葡萄に圧力がかかりエグ味の少ない優しい搾汁が得られる
という理由から、圧搾機は一般的に使われている丸い圧搾機ではなく
長方形の木製水平プレス。
そして、搾汁は一番搾りのテート・ド・キュヴェのみを使用し、
2番搾り果汁は使いません。
さらに醗酵用のタンクは「一番搾り=テート・ド・キュベ」の
2,050リットルに合わせて造った特注品を使うという徹底振り。
こうすることで、より温度管理にムラが出来ず、
理想的な状態の発酵ができるのです。

発酵を4段階にわけ、それぞれの段階で他のバリックに
移していくという独自に開発した方法を採るなど、
若いフランソワ・クルエ氏の品質向上と品質管理に対する
あなき探究心はつきません。

これほど、徹底的にやっているからこそ、これほどピュアで、
繊細な味わいが生まれるのだと、改めて納得させられる美しい仕上がり。
最初の一口目から最後まで感動が続きます。

最近、ノンドサージュのシャンパンは増えてきていますが、
ピノ・ノワール100%、しかもグランクリュのノンドサージュの
シャンパンは、ほとんどありません。
自社畑のほとんどがピノ・ノワールで、
長いピノ・ノワール生産の歴史をもつ
アンドレ・クルエだからこそ造ることができる素晴らしい
味わいをぜひ、お楽しみください。




アンドレ・クルエ・ブリュット・ナチュレ・シルバー・ラベル