2015年のシャプティエは凄すぎる!「レ・グレフュー」は98+
日本上陸わずか数本。
もう二度と入手不可能なお宝ワインです。
写真は2012年となっておりますが、実物は2015年です。
ワインとお酒の記事
2015年のシャプティエは凄すぎる!「レ・グレフュー」は98+
日本上陸わずか数本。
もう二度と入手不可能なお宝ワインです。
写真は2012年となっておりますが、実物は2015年です。
その昔、この地の【クリュニー修道院】の修道士たちが
厳しい戒律を忘れ、ここの白ワインを愛飲したという
逸話があるほどの銘酒を産み出す「モンタニィ村」は、
ブルゴーニュ南部、「コート・シャロネーズ地区」の
南端に位置します。
この[モンタニィ]には、あの世界的権威ワイン評論家
「ロバート・パーカー氏」も日頃からお気に入りの様子で、
『トップレベルのモンタニィは実にまとまりが良いもの。
リンゴを思わせるシャルドネの果実味、バターやナッツ
の風味が心地よく、酸味も溌剌としていて[シャサーニュ
・モンラッシェ]のまとまりの良い村名ワインに似たスタ
イルがある。』
と、その味わいについて紹介し、さらに、
『どうしてもっと多くのワイン商がモンタニィの良さに
気づかないのか不思議でならない。』
とも語っているほど。
また、【ブルゴーニュ・ワイン】の著者、
「セレナ・サトクリフ女史」も、
『冷やしたモンタニィは絶対にうまい。
アーモンドの混ざった蜂蜜のような匂いがあり、
藁とシナモンの香りが強く出る。』
と絶賛している程の、旨味と香りに溢れたワインなのです。
そんなモンタニィを、それもプルミエ・クリュ(1級)を
造ったのは、1731年創業の老舗にして、
ブルゴーニュ最大のドメーヌでもある生産者
[ブシャール・ペール・エ・ フィス社]。
自社畑ブドウではないものの、長期契約での栽培指導を行い、
ブシャールのスタイルに合った栽培家から厳選し購入した
ブドウだけを使用、造りでは発酵後に、
ヴィンテージによって10から15%をフランス産オーク樽で、
残りはステンレス製タンクで8~9ヶ月間熟成し瓶詰めし、
収穫から3年から5年が飲み頃とのこと。
つまりご案内のヴィンテージは、まさに今年からが
飲み頃・・・・、
2015ヴィンテージはブルゴーニュ白の大当たり年。
この年のブルゴーニュ白には、
【ワイン・スペクテーター誌】最新ヴィンテージチャートで
【93~96点】に次の コメント。
『熟して、コクがあり、肉付きがよい。早めに収穫した
ドメーヌのものは熟成に必要な酸度を保持する』
また同じアメリカの【ワイン・エンスージアスト誌】でも
【94点】のハイスコアの、いわゆるかなりの
グレート・ヴィンテージなんです。
試飲してみましたところ、
『やはり文句なくひと口で、
「旨いっ!」と感じさせてくれるワイン。
ナチュラルでクリアーなイエローの色調に、
上質なミネラルが溶け込んだスパイシーな味わいと余韻は、
このモンタニィの大きな特徴。
そして、白い花とグレープフルーツなどの柑橘類に
洋ナシやミツのニュアンスに、やさしい樽香。
それに適時期の収穫による程よい酸と、
芳醇でふっくらとした果実味とのバランスが良く、
まさに名門老舗の腕前が詰まったお値打ち品なんです。
低めの温度でのキリッとした風味から、グラスの中で少
し温度が上がった状態でのトロッと感は、
パーカーさんの言うところの[シャサーニュ・モンラッシェ]を
連想させてくれる、お得感いっぱいの白ワインで、
この1本には、魚介類や野菜のテリーヌから、シーフードや
仔牛のクリームソース、チーズならコンテなどを合わせたいものです。』
ブシャール・ペール・エ・フィス モンタニィ・プルミエ・クリュ 2015
【フランス】【ブルゴーニュ】【750ml】【辛口】
ナパ産赤ワインの造り手、
[ストーンヘッジ]のプレミアム・リザーヴ・キュベです。
このリザーヴワインは、日本向けに特別にお願いして
醸造してもらっているスペシャル・キュべで、
カベルネ・ソーヴィニョンをベースに
メルロー、プティ・ヴェルドをブレ ンドした
典型的なボルドー・ブレンドです。
アルコール度数16%と完熟したブドウを使い、
非常に濃い果実味に圧倒されるワインです。
それが
[ストーンヘッジ・メリタージュ・リザーヴ・
ナパ・ヴァレー・ロット#327 2014]
造り手である[ストーンヘッジ]は、
1992年に、もともとフランスワインの輸入業をやっていた
シャヒーン・シャハビ氏が設立したワイナリー。
その安さの秘訣は、醸造所、そして畑と自分の所有を一切もたず、
すべてレンタルでワイン造りを完結してしまうことでした。
ワイナリーに対する莫大な投資によるリスクを抑えることで、
高騰するカリフォルニアワインにあって、
信じられない価格を実現したわけですが、
生産量が増大した現在は、自前のワイナリーを持っています。
コストはかかりますが、生産量が格段に大きくなっているため、
スケールメリットが生じて、
昔同様のコストパフォーマンスのよさを維持できているのです。
畑については、従来どおり、契約栽培の方式をとっています。
高級ワインひしめくナパ・ヴァレーの畑を所有するには、
多額の費用が必要になるところ、
そんな最高級・有数のブドウを委託栽培することで、
コストパフォーマンスを実現しているのです。
人気の[メリタージュ]のリザーヴ・ワインとして、
ナパ・ヴァレーでも傑出したブドウ畑であるアトラスピークの
[ステージコーチ畑]のブドウを中心にしたプレミアム・キュベです。
この畑は、ポール・ホブス、パルメイヤー、ダックホーンといった
有名ワイナリーがこぞって買い付けるナパ有数のブドウ畑です。
前回の2013年も超グレートイヤーでしたが、
2014年も[ワイン・スペクテーター誌]が、
2013年同様の【96点】で評価するグレート・ヴィンテージです。
早速、飲んでみました。
『色は黒く、完熟したカシスやプラムといった香りや土っぽい香り、
口に含むと、ブラックベリー、アメリカン・チェリー、
干しブドウ、タバコ、なめし皮などの凝縮した果実味がひろがります。
酸は控えめながらもジューシーで滑らかなタンニンがあり、飲み応えたっぷり。
アルコール度数16度と、完熟した果実味のパワーに圧倒されます』
このメリタージュ・シリーズは、
日本向けに特別に造られているため、ワイナリーでも入手できない超希少品です。
ストーンヘッジ・メリタージュ・リザーヴ・ナパ・ヴァレー#327 2014
アメリカ 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口
南米のニューフロンティア、ウルグアイ産赤のご紹介です。
ウルグアイ産としては、ワイン・スペクテーター誌初の
年間トップ100にリストインしました。
ウルグアイは、アルゼンチンの西に位置する、ワイン産地
としてはまだまだ知られていないながらも、
有望な産地として注目されています。
品種として、カベルネ・ソーヴィニョンやメルローといった
国際的に有名な品種も植えられていますが、
特に有望視されているのが、フランス南西部を原産とするタナ。
ウルグアイの土壌にあっているのか、
アルゼンチンのマルベックのように、
ウルグアイのタナを「ウルタナ」というほど、
ウルグアイを象徴する品種として知られています。
タナは、タンニンの語源となっているとおり、
タンニンのしっかりとした味わいが特徴の品種で、
今回ご紹介するワインも、
凝縮した果実味とタンニンが調和する出色の味わいです。
なにしろ、このワインは
世界的にも有名な醸造家、アルベルト・アントニーニ氏が、
醸造家として造っていて、これからの南米のワイン地図にも
影響を与えることでしょう。
それが、
[ボデガ・ガルソン・タナ・レゼルヴァ 2016]
毎年、年末になると世界中のワイン関係者が注目するのが、
[ワイン・スペクテーター誌年間トップ100]
1万本以上の中から、その41位にランクインしたのが、
このワイン(ヴィンテージは2015年)です。
造り手である[ボデガ・ガルソン]は、
アルゼンチンの石油ビジネスで成功した大富豪
ブルゲローニ・ファミリーが所有しています。
1960年代に石油ビジネスに進ぶ出するまでは、アルゼンチン
で牧場経営をしており、農業に愛着をもっていたため、
1999年にウルグアイにブドウ畑を含む広大な農地を取得したのが、
ワインを造りはじめたきっかけといいます。
ワインを造るにあたっては、アルゼンチンの有名な造り手である
カルロス・プレンタ氏(ボデガ・ヴィスタルバを所有)と、
世界的なワイン・コンサルタントであるアルベルト・
アントニーニ氏を招聘しました。
アルベルト・アントニーニ氏は、イタリアワインのカルト
[テスタマッタ]の醸造家として一躍有名となり、
現在は、ビービー・グラーツ、ラ・クエルチェ、
ポッジオ・アル・テッソーロといったイタリアワインのみならず、
世界中でコンサルタントを行っている世界のカリスマ醸造家のひとり。
氏をコンサルタントに迎えたことで、[ボデガ・ガルソン]は、
設立は1999年と比較的新しいワイナリーですが、
急速に品質を向上させてきて、
今や世界に認められるワイナリーとなりました。
2016年のワイン・スペクテーター誌が、オーナーである
アルハンドロ・ブルゲローニ氏に対するインタビュー記事によると、
「ワイナリーを持つ目的は、儲けるためではなく、農業への
原点回帰。7人の子供たちに、何か美しいものを残したい。」
とのこと。確かに、石油鉱山は、一般的には、あまり美しくは
ないので、気持ちはよくわかります。。
「品質を重視し、その場所に適したワインを造りだす。
マーケットが欲しいワインを造るのではなく、
自分たちが造りだしたワインにあうマーケットを探す」
とも言っています。大富豪ならではの余裕を感じさせます。
実際、飲んでみると、その言葉どおり、
ワインもとても洗練された味わいです。
『色は濃く、熟したプラムやラズベリーなどの赤果実が豊か、
口に含むと、しっかりとした果実味に加えてスパイス、
杉な ども感じられ、濃厚感の中にも豊かなミネラル感があるフルボディの赤。
凝縮した果実味がきっちりと詰め込まれ充実感のある ワインです』