「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

カバス・ヒル・キュヴェ 1887・ブリュット

これぞ【カバ】の中の【カバ】

カバの歴史と伝統に想いを馳せながら、
いただくこの一杯は最高。

その名も、[カバス・ヒル]

なんとこのカバ・メーカー、設立は1887年。
もちろん19世紀末その時代に原産地呼称(D.O.)制度はなく、
いわば手探り、かつ手造りでのワイン造りが行われてきました。

その後、1980年代に原産地呼称カバ(D.O.Cava)が制定され、
混同を避けるため、社名に「カバ」を名乗ることは法律上
不可能となってしまいました。
現在ではこの[カバス・ヒル]の他に2社が原産地呼称制定前から
「カバ」を名乗っていたため特例が認められています。
それ以外のメーカーが社名でカバを名乗ることは出来ません。

つまり数あるカバ・メーカーの中でも最古参のうちの1社
であることは間違いなく、歴史と伝統に裏打ちされた
ワンランク上の高級カバを生み出しているんです。

もちろんカバ造りには並々ならぬこだわりがあり、
量よりも質を徹底的に重視。
たとえば、D.O.の規定では最低9ヵ月の熟成が義務付けら
れているのに対し、[カバス・ヒル]では最低12ヵ月間
熟成させているんです。

その分手間も時間もかかりますが、
『目指すものは、瓶内長期熟成によるきめ細かい泡立ちをもち、
バランスがよく、繊細でフレッシュなカバを造ること』
という設立当初からの哲学を貫いているというわけです。

どなたにも愛されるスタンダードなブリュット、
華やかなロゼ、本格派辛口志向の皆様にオススメしたい
ブリュット・ナチュレの3アイテムをご案内いたします。

[カバス・ヒル・キュヴェ 1887・ブリュット]
緑がかった麦色の黄色。
しっかりとした、途切れることのない泡立ち。
瓶内熟成から生まれる複雑なアロマと植物のニュアンス。
口に含むと広がりが感じられる、
バランスが良い非常にエレガントな辛口ワインです。
6~8度に冷やして、あらゆる前菜、軽めの魚料理と。
さらに食後の デザートワインとしてどうぞ。


カバス・ヒル・キュヴェ 1887・ブリュット
【スペイン】【白スパークリングワイン】【カヴァ】【750ml】【ミディアムボディ寄りのライトボディ】【辛口】

[カバス・ヒル・キュヴェ 1887・ロゼ]
深いチェリーレッド。
通常の規定より長い瓶内熟成により
生まれる熟した赤果実のアロマが際立ちます。
果実味があり、熟成感が感じられ、しっかりとした構成力のあるワイン。
6~8度に冷やして、生ハムやサラミ、あるいは
サーモンの前菜、オイリーな魚料理、軽めの肉料理と共にお楽しみください。


カバス・ヒル・キュヴェ 1887・ロゼ
【スペイン】【ロゼスパークリングワイン】【カヴァ】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】

[カバス・ヒル・キュヴェ・パノ・ブリュット・ナチュレ]
緑がかった麦色の黄色。
はっきりとした、途切れることのない泡立ち。
青リンゴやグレープフルーツの繊細で複雑なブーケが感じられます。
口に含むと、バランスが良くフレッシュ、
シャルドネ種のエレガントさが際立っています。
余韻が長くキレのある辛口のワイン。
ドザージュ(出荷前の甘み調整)を行っておらず、
ブドウ自身の糖度のみで仕上げられた本格派辛口カバです。
6~8度に冷やして、あらゆる前菜、魚料理と素晴らしいマリアージュ。
または食後に軽めのチーズやナッツとどうぞ。


カバス・ヒル・キュヴェ・パノ・ブリュット・ナチュレ
【スペイン】【白スパークリングワイン】【カヴァ】【750ml】【ミディアムボディ】【極辛口】【ドザージュなし】

ワイン専門リカーショップ

シャトー・メオム 2014

まさに幻という言葉がふさわしい秘蔵ボルドーのご案内。
今や時価15万円以上の価格で流通するあの
[シャトー・ル・パン]のエキスが溶け込む、
まさに世界レベルの味わいが、まさに超破格。

しかも、現在も[シャトー・ル・パン]を造りし、
世界的な凄腕が、このワイン造りに参画し、全く商売抜きに、
『自分のワインで友人をもてなしたい!』との
想いだけで一切の妥協を排して生み出される、
まさに非売の逸品。

その名も
[シャトー・メオム 2014]

フランス・ボルドーは、まさに[シャトー・ル・パン]
があるポムロールから15kmほど北に位置するシャトーで、
英国人であるジョンソン・ヒル夫妻が、第二の人生を
この地で過ごし、自身が造ったワインを友人達に提供したい考えて、
27年前にワイン造りがスタートした小さなシャトーです。

ジョンソン・ヒル夫妻はもともと[シャトー・ル・パン]を造りし
ボルドー屈指の凄腕とも言われるミッシェル・ロラン氏との親交があり、
まだ彼がそんなに名を馳せていない1980年から二人三脚で、
この[シャトー・メオム]の素晴らしいワイン造りがスタートします。

全く商売っ気抜きで行われる醸造は極めて贅沢で、
年間わずか25樽しか造られることがない[シャトー・ル・パン]
の一年使用樽を全量譲り受けて、
実に24ヶ月もの間、熟成を行い、使用するブドウは、
これまたミッシェル・ロラン氏とともに1980年に植え替えた
樹齢約30年の極上メルローを主体とし、
しかもその濃縮度は45hl/haとまさに格付けシャトー並みにまで濃縮し、
さらに40人もの収穫人によって全量手摘みで収穫。

そして、この[ル・パン]使用樽と新樽の100樽、
さらにステンレスタンク熟成を最終ブレンドするという
贅沢な仕込みから産み出されながら、その価格は超お手頃。
ちょっとワイン造りを知っている人が聞けば、
どれほど採算度外視で造られているかが容易に想像できる、
まさに超破格です。

『完熟ブドウが産み出した見事なまでの濃密さ!
ラズベリーやブルーベリーを思わせる濃厚な果実味に
プルーンやカシスリキュールのような凝縮感。
豊かなメルローの香りと味わいが口の中でたっぷりと広がり、
その中にはリコリスやクローヴ、アニスのスパイシーな香りに加えて、
ほのかなビターチョコレートの風味も。
飲むほどに旨みと深みが増し、存在感を高めていく充実の飲み心地です。
最後の余韻も、滑らかなタンニンが、
果実味と見事に溶け合い深くてゆったりとした
素晴らしい味わいを見事に演出しています。』、

英国王室御用達のワイン商[Jasterini&Brooks]は過去に
このワインを評して
『妥協を許さないジョンソン・ヒルによる労作』
とコメントした秘蔵の逸品。


シャトー・メオム 2014
【フランス】【赤ワイン】【750m】【辛口】

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マス・ラヴァル・レ・パンプル・ブラン 2017

『あのマス・ラヴァルの白があったのか!?』

あのロマネ・コンティの使用樽で18ヶ月も熟成した究極の
ガレージワイン [マス・ラヴァル・グラン・キュヴェ] の白ワインの登場です。

その名も [マス・ラヴァル・レ・パンプル・ブラン 2017]

そんなマス・ラヴァルの造るラインナップの中でも
まだ世界的には注目をされていないのが、白ワイン!
それもそのはず、今回ご紹介の白ワインは
わずか数ヘクタール程度の畑から穫れるブドウを厳選して、
毎年限定 産をしているからなのです!

赤ワインの場合は、このドメーヌの現当主の、
他では絶対に有り得ない特別なコネクションを駆使して
なんとあの[ロマネ・コンティ]が新樽として使用した翌年、
つまり1年樽を譲り受け、[ロマネ・コンティ]のエキスがたっぷり溶け込んだ樽で
18ヶ月も熟成させて造っているのですが、
今回ご紹介の白ワインはすぐに楽しむために爽やかに飲むワインを目指し、
あえてステンレスタンクにて熟成させています。

その味わいたるや、
非常に香りが豊かでエレガントなワインです。
ライチのような芳しいフルーツや、白い花の香りが印象的で、
口に含むとしっかりした果実味とレモンのような引き締まった酸とのバランスが取れています。
アフターにやや苦味も伴いつつも、フルーティさとあいまって心地良く、余韻も長く続きます。


マス・ラヴァル・レ・パンプル・ブラン 2017
フランス 白ワイン 750ml 辛口

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クラレンドル・ルージュ・バイ・シャトー・オー・ブリオン 2014

[シャトー・オー・ブリオン]

有名な、1855年パリ万博の際の格付けで、
唯一メドック地区外のシャトーとして、
例外的に第1級の栄誉に輝いた
ボルドー5大シャトーの一つとしてあまりにも有名。

今回ご案内いたしますワインは、
この[シャトー・オー・ブリオン]、
そして同じくこのエリアの最高峰[シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン]を擁するグループ、
[ドメーヌ・クラレンス・ディロン]を率いる
ルクセンブルグ大公国ロベール皇太子殿下が造り出した新たなワイン。

その名も、
[クラレンドル・ルージュ・バイ・シャトー・オー・ブリオン]

なんと
[オー・ブリオン]と[ラ・ミッション・オー・ブリオン]
のブドウも含む、ボルドー全域からクオリティの高い
ブドウを選別し、さらには、[オー・ブリオン]で培われた
ワイン造りの哲学と最高の技術が余すところなく結集。

そして
やや背が高い高級感溢れるボトルデザインもまた優雅の一言。
肌ざわりの良い上質なラベルが貼られ、ボトルの注ぎ口には
「CLARENDELLE」の刻印が刻まれており、
まさにロベール皇太子殿下のこだわりと自信がうかがえます。

もちろん、その味わいも素晴らしい。
カンヌ映画祭、テニスのフレンチオープンの他、
フランスのオペラ劇場、アラン・デュカスのレストラン、
スイス航空などでも提供されていることからも、
そのクオリティの高さはお墨付き。

ここ日本でも、ワインのプロが40本以上の銘柄の中からブラインドで審査した、
日本経済新聞「NIKKEI何でもランキング」において、
2009年ヴィンテージが赤ワイン部門で見事第1位を獲得。
2014年にはサクラアワードで2010年ヴィンテージが
ゴールドを獲得するなど、プロからも高い評価を獲得。

『カシスやブラックチェリーのような黒いベリーの凝縮感に、
リコリスやブラックペッパーの香りが溶け込んだスパイシーなアロマ。
時間が経つにつれて果実味の柔らかな甘みと旨みが増し、
スミレや甘草の魅惑的な香りと相まって、
嬉しくなるほどのボリューム感と飲み応え。
豊かで深みのある余韻は、まさにオー・ブリオンの血筋。
他を寄せつけないほどの気品と、すべてを包みこむかのような
寛容さを感じさせる、あまりにも素晴らしいワインです』


クラレンドル・ルージュ・バイ・シャトー・オー・ブリオン 2014
【フランス】【赤ワイン】【750ml】【ミディアムボディ寄りのフルボディ】【辛口】

ワイン専門リカーショップ

マス・ラヴァル・グラン・キュヴェ 2015

その名も [マス・ラヴァル・グラン・キュヴェ 2015]

なんとあのロマネ・コンティの使用済み樽で18ヶ月も熟成した究極のガレージワインなんです.

こんな凄いカルトワインがまだこの世に存在していたことが
今だに信じられないところなんですが、
今年の1月に紹介したのが2014年、そして今回はなんと2015年。

この謎のガレージワイン[マス・ラヴァル]は、
2000年に初めてリリースされて以来、全世界中でも限られた評論家や
愛好家の口にしか運ばれたことのない幻中の幻ワイン。
というのも、ラヴァルの畑は当店でも大爆発的人気の
[ムーラン・ド・ガサック・フィガロ] を造るあのラフィット、
ラトゥール、ぺトリュスに完全 に匹敵する
ラングドック最高峰【ドーマス・ガサック】の真隣なんですが、
なんと1976年にガサックがこの地でブドウ造りを始めた時に、
本当はこのラヴァルの畑を欲しがっていたのに
ラヴァルのお父さんに断られたので仕方なく隣の畑を買ったという、
世界のワイン市場の根幹 を揺るがすような事実があったんです。

当の本人ラヴァルさんはドメーヌ元詰めのワインにはこだわりがなく、
長年ワインの醸造はせずにその南仏最高レベルのブドウを
近隣ワイナリーに売ることに専念していましたが2000年に大事件が勃発。

年間日照300日以上に恵まれ、土地の隆起や地質学の面からも
ブルゴーニュの特級畑以上とも言われ数万円のカルトワインを生み出すポテンシャルを秘めると、
世界中の巨大資本がこの辺りの畑の買収を虎視眈々と狙っているのですが、
2000年ついにあのカリフォルニアワインの大企業[ロバート・モンダヴィ]が進出。

しかし、ガサックとともにその計画を破綻に追い込むことに成功し、
『それほどまでに望まれるなら自分の手で!!』と一念発起して造ったガレージワインが
この[マス・ラヴァ ル]なんです。

そこで、世界中の注目が集まるワインを造るからには最高級の条件を!
とばかりに、他では絶対に有り得ない特別なコネクションを駆使して
なんとあの[ロマネ・コンティ]が新樽として使用した翌年、
つまり1年樽を譲り受 けることに成功。
つまりこの[マス・ラヴァル]は、
現在では時価およそ50万円以上の[ロマネ・コンティ]のエキスが
たっぷり溶け込んだ樽で18ヶ月も熟成されたということです。

前回ご案内した時はなんと2日間で400本以上が完売!
その後も猛スピードで累計6,000本以上が瞬く間に完売してしまったのです。


マス・ラヴァル・グラン・キュヴェ 2015
フランス 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口

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