「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

レ・ブリュリエール・ド・ベイシュヴェル 2014

メドックの小さなヴェルサイユ、
帆船のラベルも人気を博す「サン・ジュリアン」
それが[シャトー・ベイシュヴェル]

そんなベイシュヴェルから、
栽培も醸造も熟成もシャトーワインと同じケアで造る、
贅沢なお値打ちワインの登場。

熟成を要する上級ボルドーでも、
メルロー87%、カベルネ・ソーヴィニヨン13%のブレンドにより、
若いうちからベイシュヴェルの片鱗に触れられる、
お値打ちオー・メドック、

赤い果実の風味を基調としたしっかりした構成力と、
長いアフターテイストが魅力の1本。

その名も、
[レ・ブリュリエール・ド・ベイシュヴェル 2014]

この贅沢な[シャトー・ベイシュベル]が造るお値打ちワイン。
シャトーの南隣の「キュサック村」、
オー・メドックACの畑で造るワインで、
ベイシュヴェルが所有する12haの畑に広がる、
複数の区画のブドウが使用されています。

栽培では、2008年からビオロジック(有機農法)を採用し、
メルローとカベルネ・ソーヴィニヨン2品種のみを植え付け。
ご案内の2014ヴィンテージでは、メルローが87%、
カベルネが13%のブレンドで造られています。

醸造と熟成(新樽率10%で15ヶ月間)は
ベイシュヴェルとは違う施設で行っていますが、
どちらも本家ベイシュヴェルと同じスタッフにより、
同レベルの注意を払い管理されているため、
その品質には折り紙つき。

こうして造られるワインは、赤い果実の風味を基調とした
しっかりした構成力と、長いアフターテイストが楽しめ、
何より、[シャトー・ベイシュヴェル]やセカンドワインの
[アミラル・ド・ベイシュヴェル]よりも、若いうちからそ
の味わいを満喫できるのが最大の特長です。

試飲でも、
『紫の要素を持つ、クリアーで深いガーネット色。
最大の特徴はベイシュヴェルに通じるバランスと口当たりのよさ。
メルロー主体のブレンドにより、シルキーで滑らかな果実味が
ひと口目から満喫できるんです。
また、ブラックチェリーやラズベリー、ほのかなバニラに
紅茶やスパイスのニュアンスを持つ香りは、
ボルドーにしてはやや華やか。
そして、適度のタンニンと酸は強すぎず、
フルーティーな味わいと風味を構成を支えています。
ボディもコクも余韻も適度なこの1本は、
ローストビーフや牛赤身ステーキだけでなく、
ローストチキンや味付けのしっかりした
中華の肉料理とも相性がいいでしょう。』


レ・ブリュリエール・ド・ベイシュヴェル 2014
【フランス 】【ボルドー】【750ml】

ワイン専門リカーショップ

クリストム・マウント・ジェファーソン・キュベ・ピノ・ノワール 2015

オレゴン・ピノ・ノワールのよさを十二分に堪能できる、
イチオシ・ワイン!

往々にして上級キュベよりも高い評価を得るこのワインは、
オレゴンのいくつかの畑のピノ・ノワールをブレンドして
生まれたバランス感覚のよさを感じます!。

なにしろ、このワインは、
あの[カリフォルニアのロマネ・コンティ]として名高い
[カレラ]の初代ワインメーカーとして、そのワイン造りに深く携わり、
そのノウハウと精神を受け継ぎ、ピノ・ノワールの楽園であるオレゴンで、
その理想を実現するスティーブ・ドーナーです。

ワイナリー設立以来、
一貫してワインメーカーをつとめる職人気質の醸造家です。

そのワインとは
[クリストム・マウント・ジェファーソン・キュベ・ピノ・ノワール 2015]

造り手である[クリストム]のワインメーカーを努めるスティーヴ・ドーナーは、
【カリフォルニアのロマネ・コンティ】
として日本でも絶大な人気がある[カレラ]の初代ワインメーカー。

カレラのオーナーであるジョシュ・ジェンセンは、
当時はワイン造りの細かな点や化学的なことについては素人でしたから、
生化学者であったスティーヴ・ドーナーと、
正に二人三脚でカレラのスタイルを築きあげていきました。

そんな彼の信条は、今でも
『ワインメーカーの仕事は、自然の力を最大限に生かすこと』
ということ。

カレラと同じく、野生酵母にこだわり、
また、茎を取り除くことなくブドウを圧搾することにもこだわります。
これらは、カレラやロマネ・コンティでおこなわれている重要なステップで、
やはり目指すはブルゴーニュの伝統的スタイルです。

カレラでの経験と手腕が評判を呼び、[クリストム]の設立を機に、
初代ワインメーカーになったのでした。
彼にとっては、オレゴンの土壌や気候は
ピノ・ノワールの栽培・醸造にとって理想的だったのです。

そんなクリストムのワインの単一畑ピノ・ノワールたちは評価も高く、
ロバート・パーカー主宰の【ワイン・アドヴォケート誌】でも
軒並み92点、93点といった高い評価を得ているわけなのですが、
価格も今や10,000円を超えるワインです。
そんな中、それら単一畑およびウィラメット・バレーの
契約農家から厳選されたブドウをブレンドして造り出されているのが、
この[ジェファーソン・キュベ]です。

最も安いクラスのワインだといって馬鹿にはできないのが、
この造り手の凄いところで、

2007年ヴィンテージはデカンター誌で、
【ベスト・ニュー・ワールド赤】に選ばれ、
2008年ヴィンテージは、[ワイン・アンド・スピリッツ誌]で、
94点【ベストバイ・ワイン】を獲得。

そして、ここ日本でも2011年10月に発刊された
[ハズレなし!お値打ちワイン厳選301本」という本でも、
インポーターが推薦する1500本の中から、
わずか13本しか選ばれなかった【太鼓判ワイン】にリストイン。

1500本中の13本というのは、1%にも満たない頂点に位置します。
世界各国のワインがひしめくここ日本で認められた
安定した実力とコストパフォーマンスのおかげでしょう。

マウント・ジェファーソン・キュベは、
往々にして上級キュベである単一畑のピノ・ノワールよりも
高く評価されることも多いのですが、
それは、なんといってもウィラメット・ヴァレーの
いくつかの畑をブレンドして生み出される、
ブレンドの自由度の高いこのワインのよさが、
いかんなく発揮されているからなのです。
綺麗で洗練されたスタイル、高いミネラル感
引き締まったボディをもつ官能的な味わいは、
多くのクリストム・ファンを持っています。

今回ご紹介する2015年ヴィンテージも、
元ワインスペクテーター誌のテースターである
ジェームス・サックリング氏より【95点】を獲得するほか、
[ヴィノス]、[ワイン・ エンシュージアスト誌]からは【91点】など
安定した評価を受けるワインです。

イチゴやラズベリー、野生のハーブ、オレンジの皮のニュアンスなど、
綺麗でミネラリー、ナチュラルな味わいを持つ、今が飲み頃のワインです!。


クリストム・マウント・ジェファーソン・キュベ・ピノ・ノワール 2015【アメリカ】【赤ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】

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カンポ・アル・マーレ・ボルゲリ・ロッソ 2014

トスカーナ地方の西海岸側、
地中海気候の恩恵をたっぷりと受けているボルゲリ地区は、
1980年代後半から、世界に旋風を巻き起こした
スーパー・トスカーナの誕生の地です。

現在のようなカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを
ブレンドした赤ワインがDOCに認められたのは1990年代のこと。
もちろんテヌータ・サン・グイドのサッシカイア、
それに続くオルネライアなどのスーパー・トスカーナの
世界的な大成功を受けてのこと。

地元トスカーナの[アンティノリ家]や[リカソーリ家]などと並ぶ名門中の名門で、
このワイナリー以外にも数多くのワイナリーを傘下に収め、
そのどれもが超一流のものばかりという[フォロナリ家]が、
満を持してこの地ボルゲリに進出し、興したのが今回ご紹介のワイナリーなんです。

そして、ワイン造りをコンサルタントするのは、
あの[ル・パン]や[ヴァランドロー]といった、
世界的にも超入手困難なシンデレラワインを産みだしてきた、
超カリスマ醸造コンサルタント、ミッシェル・ロラン氏。

トスカーナ屈指の名門と超カリスマ醸造コンサルタントの
コラボレーションともなれば、
リリース当時から注目の的となっていましたが、
その前評判とおり、初リリースの2003ヴィンテージが
ヴェロネッリで94ポイント獲得という快挙を成し遂げ、
その後も最高満点を連発。

2006年も93点の最高評価スーパー・トレ・ステッレ3ツ星を獲得。
あのサッシカイアの92点を上回る時価数万円の
スーパータスカン圧勝の衝撃評価を獲得したんです。

そればかりか・・・
あの世界有数のワイン情報誌ワイン・スペクテーターで、
最もオススメワインに与える[ハイリー・レコメンデッド]の称号を獲得。

このワインが選ばれた号はトスカーナワインを特集していたのですが、
[ハイリー・レコメンデッド]を獲得いたしましたのは、あの[サッシカイア]のみ。

今回ご案内は最新リリースの2014年。
このヴィンテージもヴェロネッリで90ポイントを獲得
実際、試飲してみますとこれがいつもとおりの美味しさ
もはや、このワインにはヴィンテージは関係ないのかもしれません。

『いつもながらもガーネットがかった濃いルビー色、
赤く小さな果実を想わせる甘美な香りに、ハーブやスパイス、
さらにはコーヒーを想わせる香りが重なり合い、
もううっとりとしてしまうほど。
心地よいタンニンと凝縮した果実味がもたらす絹のような舌触りも素晴らしく、
ふくよかでエレガント、そして豊かでボリュームのあるボディは
まさに最高級トスカーナの風格。
そして期待を遥かに超える長い余韻にも豊かな果実味が満ち溢れています。』


カンポ・アル・マーレ・ボルゲリ・ロッソ 2014【イタリア】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】【辛口】

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シャトー・サミオン 2014

世界最高のワイン、今や時価30万円の[シャトー・ペトリュス]の
元最高醸造責任者ジャン・クロード・ベルエ氏が
息子さんとともに密かに造る秘蔵ボルドー。

その生産本数は年間たったの3600本。

その名も
[シャトー・サミオン 2014]

ムエックス・グループの最高醸造責任者として
44年間シャトー・ペトリュスの醸造に携わってきた
世界最高の醸造家,ジャン=クロード・ベルエ氏。
2007年秋,惜しまれつつもペトリュス醸造長を退任したのですが、
その後は,シャトー・ペトリュスの第二代醸造長に就任した
息子さんとともに家族が所有するシャトーのワイン造りに
専念することを発表しました。

それが、ラランド・ド・ポムロールに所有するシャトー
から造るメルロー100%のワイン[シャトー・サミオン]。

わずか0.8haのこのシャトーはのシャトーは,ラランド・
ド・ポムロールの中で最も高い場所に位置し,
ペトリュスと同じ粘土質土壌という
絶好のテロワールを享受しています。
畑では平均樹齢35-50年のヴィエイユ・ヴィーニュ
(一部は樹齢100年に達する)のメルローのみを栽培。
その生産本数はたったの3,600本しかありません。

ブドウは手摘みで収穫後,
ペトリュスと同じく内部コーティングしていない
小さなコンクリート・タンクで発酵。
バリック(新樽比率15%)で18ヶ月熟成。

今回ご案内は2014年!!
ワイン・エンゾージアスト誌のヴィンテージ・チャート
では、ボルドー・ポムロール地区に95点の評価。
その近郊であるラランド・ポムロール地区もほぼ同等の
評価と言えるでしょう。

実際に味わってみますと・・・

『明るいミディアムなルビーレッドの輝くローブ。
スミレ,ラヴェンダーにダーク・プラムとココアの香りが
合わさる複雑ながらバランスの良い香りと絹のように豊満で、
心地良いタンニンに支えられた力強い味わい。
さすがペトリュス直系の正統派のワインだけに
許された余裕を感じさせる深い味わいは、
もう言葉も出ないほどの荘厳さ
なめらかでスケールの大きな味わいは、
美しく洗練されていながらどこまでも深く力強く広がっていき、
最後は圧倒的な旨みに包まれてしまいます。』


シャトー・サミオン 2014
フランス 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口

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グラモナ・トレス・ルストロス・カバ・ブリュット・ナチュール・グラン・レセルバ 2010

あの『神の雫』登場カバの上級キュヴェ!

これは紛れもなく『プレステージ・シャンパンを凌駕する』
超極上スパーク。

ぜひ、パーカー93点の実力をじっくりとご堪能ください。

その名も、
 [グラモナ・トレス・ルストロス・カバ・ブリュット・
      ナチュール・グラン・レセルバ 2010]

この極上スパークが生まれしは、
スペイン北東部カタルーニャのカバ。
中でもカバ生産のメッカと呼ばれる、
アルト・ペネデスのサン・サドゥルニ・ダノイア産。

その中でも、屈指の最高級カバを造ると評判なのが、
このグラモナ社。

そのルーツは1850年にまで遡り、以来代々妥協を許さない
最高級スパークリング造りで名声を築いてきた
超優良カバ・メーカーなんです。

その評判は全世界はもとより、
ここ日本でも名を轟かせているんです
なんと、あの超人気ワインコミック『神の雫』
登場カバとして大旋風を巻き起こした、
[グラモナ・インペリアル・ブリュット・グラン・レセルバ]
と同じ造り手の上級キュヴェがコレ。

こちらもスゴいことになっているんです
あの世界屈指のワイン評論家ロバート・パーカー氏が、
2007年ヴィンテージになんとなんと【93点】を献上。

『グラモナ・トレス・ルストロス・カバ・ブリュット・
ナチュール・グラン・レセルバ 2007年は長い歴史を持つ
スパークリングワインで、澱と接触させながら7年間熟成させ、
門出のリキュールを添加せず仕上げたブリュット・ナチュールのカバである。
グラモナ社は一通りのレンジでチャレッロ75%、
マカベオ25%を採用しているが(※実際はチャレッロ70%、マカベオ30%)、
長い熟成がペネデス特有のバルサミックなカンフル、
月桂樹の葉、フェンネル、ぺトロールの印象などをもたらしている。
味わいは全ての要素が非常に良く調和して、凝縮したワイン。
鮮やかな酸、シルキーなテクスチャーを生み出す上質な泡。
長期熟成にしては若々しく感じる味わいで、
若さと進化が歩み寄って良好なバランス。』
と激賞。

そればかりか、造り手のグラモナ社に対しても、
『グラモナ社はビオディナミ農法を推進しており、
既にDemeterより認証を受けた14haの畑を所有している。
幅広いレンジのカバと、D.O.ペネデスからスティルワイン
を醸造している。この近辺では最高峰のカバである。』
と惜しみない賛辞を送っているんです。

生産量の少ない極上キュヴェながら、
もちろんスペイン国内の高級レストランにおいて堂々オンリスト。
食事に良く合う贅沢スパークリングとして、
世界中のグルマン達の舌を満足させているんです。

そして遂に、このスーパー・プレミアム・カバに公式の
格付け認定が下されました。
2016年5月9日にスペイン本国から承認された
[カバ・デ・パラヘ・カリフィカード]というカテゴリで、
格付けされた畑で造られたカバ、という意味です。

従来のカバは玉石混交。
同じD.O.カバの格付けでも、
品質や価格は様々で、安いスパークリングワインの
イメージが近年定着してしまっており、
プレミアム・クラスのカバを生産する造り手より、
それらを区別するカテゴリの創設が望まれていました。

そして、最初に認定されたのは9生産者の12区画の畑。
その中にこの[グラモナ・トレス・ルストロス]も名を
連ねているんです。(※この2010年ヴィンテージは認定
以前の生産ですが、認定畑のキュヴェに相違ありません。)

まさに特級、グラン・クリュ・カバとも呼べるカテゴリですが、
どの認定カバも非常に生産量が少なく、
日本に輸入されているものは極めてわずかです。

さぁ、ここ日本でも最高峰カバをじっくりと味わって
みてください。

柑橘、蜜リンゴのフルーツのアロマ、
さらにフリージアの花などのフローラルに続き、
バターの香り豊かなブリオッシュ、トーストなどの
香ばしい熟成香が豊かに香ります。
それからドライフィグ、ドライアプリコットなどの
ドライフルーツやクルミ、ヘーゼルナッツなどの
木の実類も次々に現れ、複雑な芳香に期待感も高まります。
口中では凝縮した果実味、上質な酸が豊かに含まれています。
泡はきめ細かく溶け込んでおり、口中で優しく弾けます。
とても繊細でエレガントな飲み心地。
熟成感に溢れ、香ばしい味わいがなんとも贅沢です。
リッチでゴージャスな飲み口。
余韻もしっかり複雑で、快適なビター味が長く続きます。
そしてこの上なくクリーンかつ心地良いフィニッシュ。
贅沢な時間を演出してくれる一本です。

ご家庭では、アクアパッツァ、
または白身魚やチキンのクリーム煮などにも良く合います。
熟成感としっかりとしたボディがありますので、
魚料理、白身の肉料理などオールマイティに合わせることができます。
また、食後にドライフルーツ、ナッツ、チーズと一緒に
ゆっくりと味わっていただくのもオススメです。


グラモナ・トレス・ルストロス・カバ・ブリュット・ナチュール・グラン・レセルバ 2010
【スペイン】【白スパークリングワイン】【750ml】【ミディアムボディ寄りのフルボディ】【辛口】

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