「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ウッジアーノ・キャンティ・プレステージ 2016

イタリアのワイン法でも最高クラスに位置する
D.O.C.G格付けにしてイタリアワインの代表ともいうべき
キャンティがとんでもない価格で来たんです。

それもそのはず、
以前は市場価格で1,500円~1,800円ほどで売られており、
キャンティとしても「かなりしっかりとしたワイン」なんですが、
今回はそんな高品質キャンティが驚くべき価格で登場。

その名も
[ウッジアーノ・キャンティ・プレステージ 2016]

ウッジアーノ・ワイナリーは1976年ジュゼッペ・ロサピオ氏によって
イタリアはトスカーナ州のサン・ヴィンチェンツォ・ア・トッリに創設。
トスカーナの中心に位置し、修道院や協会、カントリー調の別荘が並ぶ
丘陵地の美しいロケーションに畑は広がっています。

肥沃なブドウ園は情熱をもった優秀なスタッフにより厳しく管理され、
秀逸なワインを生み出しています。
創業者のジュゼッペ氏と、ワイナリーの管理責任者ファビオ氏、
醸造責任者のダニエル氏、セールス・マネージャーのジャコモ氏の
3人を筆頭にワイナリーの伝統とプライドを掲げ、
先進的で人々に愛されるワインを造り出しています。

また、品質面でもBRC認証、IFS認証など
グローバル・スタンダードな品質管理の認定を受けており、
安定して高品質なワインを生み出しているんです。

畑は標高250m~300mほどの日当たりの良い丘陵地に広がり、
ガレストロ(泥灰岩)やアルベレーゼ(石灰岩)などの石が
ゴロゴロとした粘土質土壌、トスカーナ地方に多い
ブドウ栽培に非常に適した土壌です。

手摘みで収穫されたブドウは、すぐに優しくプレスされ、
26~28度に管理されたステンレスタンクでおよそ10日間の
発酵を行います。
日に何度かポンプオーバーで攪拌させ、
ブドウの成分を十分に引き出し、10日~15日後に澱とワインを分け、
さらに6ヶ月ほどの熟成を行ってからボトリングされます。

さらに、イタリアワインの権威で絶大なる信頼を得ている
ヴェロネッリ誌の創始者ルイジ・ヴェロネッリ氏はダンテの詩を
引き合いに出しながら、ウッジアーノのワインは心地よく気軽で、
彼の詩で出てくるようなトスカーナの
美しいロケーションを思い出す、と語っています。

その味わいたるや
『エッジにルビーのハイライトが入ったダークパープルの色合い、
ラズベリーやチェリー、スミレの花のような香りが柔らかに広がるアロマ。
ほのかにプルーンやクローヴのニュアンスもあります。
飲み心地の良い柔らかな口あたりは、
愛らしい果実味がじんわりと広がり、全体を引き締める酸味と
程よいタンニンがバランス良くまとめあげています。
優雅でクリーンな味わいが余韻まで綺麗に続きます。』

シチューやローストしたお肉、ピチなどの太麺パスタなど
トスカーナ料理と合わせたい上質なキャンティなんです。


ウッジアーノ・キャンティ・プレステージ 2016
【イタリア 】【赤ワイン】【750ml】

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ドメーヌ・ウィリアム・フェーブル・シャブリ 2015

この地球上で最も純粋な辛口白

今やまさに『シャブリの頂点』
そして『ブルゴーニュの頂点』

パーカーも【五つ星】の最高評価

あの[ドメーヌ・ウィリアム・フェーヴル]の極旨シャブリ

新着2015年ヴィンテージが待望の上陸です.

その名も、
[ドメーヌ・ウィリアム・フェーヴル・シャブリ 2015]

このワインに使われるブドウの畑は、
一級畑の周りに広がる[プランシボー]と
呼ばれて区別される古樹を多く含む特別なブドウ畑。
このブドウ畑を手に入れるために、
なんとそれまで所有していた特級畑グルヌイユを
売却したほど価値あるドメーヌの宝、
それゆえACシャブリとは思えないほど
高品質なワインを生み出しているんです。

さらに、
美味しさの秘密はそれだけではありません。
品質の高いワインを生み出すため、
このACシャブリクラスのワインもすべて手摘み、
手作業による選果が行われます。
これは98%が機械収穫を行うシャブリにあって異例中の異例、
それゆえ、収穫時は、なんと200人もの人を動員して
小型バケツを使っての収穫作業が行われるのです。
さらに選果台にて手作業による選果が行われるのですが、
この両方を行っているのは、シャブリで唯一、
このドメーヌのみ。

ACシャブリという最もスタンダードなクラスのワインですが、
さすがこの凄腕の手にかかると、
そんじょそこらの生産者の一級畑などよりも
ずっと素晴らしい味わいをみせているのです。

この2015ヴィンテージがまたまた凄い。

現時点で専門誌等の評価が出ていないものの、
ブルゴーニュ委員会が、『熟成により、現在の張りが溶け込み、
シャブリの典型的なヴィンテージの一つとなるであろう』
と自信満々の解説をした、
前年2014年を超越とされる世紀のヴィンテージ。

フランスのメディアなどでは、
『観測所のあるディジョンの7月の降雨量は平年の半分以下で、
気温は35度以上に達し、近年で最も暑く乾燥したヴィンテージ』
『1949年に次いで乾燥し、フランスは1900年以来3番目に暑い夏』
『シャブリ地区では、9月1日の雹害で約5%の畑が被害を受けたものの、
開花期が早く、とても暑く乾燥した夏と8月の降雨のおかげで、
トップ・ヴィンテージと予想』との報道で、
『熟したブドウは健全で、果皮の厚い小粒になるため、
品質の高さが見込める』
とする、まさに世紀のヴィンテージ。

実際、試飲でも、
『バランスの良さとポテンシャルの高さは、
まさに例外的グレート・ヴィンテージ』
『地球温暖化の影響を受けた、
近年の甘みの強いシャブリとは一線画す、
果実味、ミネラル、酸味のバランスに優れた、
シャブリらしい辛口シャブリ』
『かすかに緑の要素をを持つ、透明感のあるイエローの色調に、
白い花やレモンなどの柑橘類のニュアンスを持つ香りは、
実に上品で深い奥行き。
何よりもシャブリ特有のピュアな辛口の風味と豊富なミネラル感は、
このドメーヌならでは。
また酸と糖分豊かな熟したブドウとの調和が絶妙で、
完成度の高い構造と余韻にも世紀のヴィンテージに共通する資質があるんです。』

『同時に試飲した赤ワインに劣らない存在感と
風味を持つこの1本は、牡蠣などの貝類にはもちろん、
白身魚のポワレにハムやソーセージ、
そして何より全国津々浦々の
「お国自慢」海の幸と楽しみたいものです。』


ドメーヌ・ウィリアム・フェーブル・シャブリ 2015
【フランス】【白ワイン】【750ml】【辛口】

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ファットリア・ディ・ロルナーノ・コマンダトール・エンリコ・ロッソ 2013

まさに大発見という言葉がふさわしいワインのご案内です。

『こんなトスカーナワインがあったなんて・・・』

あの世界最高峰ワインの一つ、
今や時価10万円前後の価格で流通する
あの[シャトー・ペトリュス]の古樽で仕込まれる秘蔵トスカーナ。

その名も
[ファットリア・ディ・ロルナーノ・コマンダトール・エンリコ・ロッソ 2013]

『ペトリュスの樽で仕込んだトスカーナワイン・・・?』

現地ワイナリーとコンタクトを取ってみますと・・・・

『フレンチオークの新樽40%とペトリュスの1年使用樽60%
でそれぞれ20ヶ月熟成』と明確な答えが返ってきました。

何故、このような離れ業が出来たのかと言いますと、
実は、このワイナリーに嫁いだ奥様がボルドー出身で、
しかも[ペトリュス]のファミリーと非常に懇意であったことから、
その使用樽を譲ってもらえるようになったというわけなんです。

情報を集めてみますと・・・
このワイン、2007年ヴィンテージでは、
最高権威[ガンベロ・ロッソ]で、あの[サッシカイア]や
[オルネライア]などのイタリアが世界に誇るトスカーナ最高峰と
同格の最高評価【トレ・ビッキエーリ】を獲得。
すでに地元イタリアでは名声を確立しているんです。

今回のご案内は2013年。
『ガーネットがかったやや濃いめのルビー色、ハーブやスパイス、
さらにはコーヒーを想わせる香りが漂ってきます。
赤く小さな果実のジャムのような凝縮した果実味と
エレガントなタンニンが絶妙なバランスで溶け合い、
そして豊かでボリュームのあるボディ、
時間とともに湧き出る甘美な香りと長く美しい余韻・・・』

まさに最高級トスカーナワインの風格。

[ペトリュス]が溶け込む前代未聞の【スーパー・トスカーナ】


ファットリア・ディ・ロルナーノ・コマンダトール・エンリコ・ロッソ 2013【イタリア】【赤ワイン】【750ml】【辛口】

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フアン・ヒル・クアトロ・メセス “サクラ” 2016

この美しいラベルをご覧ください。

そこだけ光輝いて闇に浮かび上がる夜桜のように、
儚く美しい一本の赤ワイン・・・

今年の桜の季節はこのワインと共に、
素敵な時間をお過ごしください。

その名も、
 [フアン・ヒル・クアトロ・メセス “サクラ” 2016]

もうこの綺麗なラベルを見た瞬間から、
恋に落ちてしまったかのようです。
今年はこの赤ワインを飲みながら、
絶対に夜桜見物をしたいものです。

何を隠そうこのワインは、スペイン屈指のお値打ち産地
フミーリャの中でも、原産地呼称(D.O.)を代表する
超優良生産者フアン・ヒルの作品。

あの世界屈指のワイン評論家ロバート・パーカー氏主宰
[ワイン・アドヴォケイト]でも毎年高評価を叩き出すだけでなく、
数々の国際コンクールで賞を総ナメにしているモノスゴいワイナリーなんです。

そんなフアン・ヒルの4代目当主ミゲル・ヒル氏が、
ワシントンで初めて桜並木を歩いた時に、
その美しさに心から感動したそうです。
そして、約100年前から所有している
フアン・ヒルのブドウ畑が広がる丘の名前が
Cerezo(セレソ、スペイン語で桜の意)であることに
深い縁を感じ、地元に戻り自ら桜の木を植樹。
彼らのフラッグシップ・ワインである、
[フアン・ヒル・シルバーラベル]のデザインになるほど
『桜』はフアン・ヒルにとって特別な存在となったのです。

この[フアン・ヒル・クアトロ・メセス “サクラ”]
は日本向けのみに作られた特別ラベル、
彼らにとってそれは初めての試みだそうです。

親愛なる日本の皆様へ、ミゲル氏の熱い想いと愛が
込められたスペインからのスペシャルな贈り物です。

しかし、魅力的なのはラベルだけじゃない、
この中身もスゴいんです。

標高700~850mの高地畑で栽培されているモナストレル種100%
フレンチオークとアメリカンオーク樽で4ヶ月間熟成させた
贅沢キュヴェなんです。
ワイン名の[クアトロ・メセス]とは
樽熟成4ヶ月を意味しています。

標高が高く、雨の少ない乾燥した大陸性気候の影響で、
この果実味の凝縮感たるや半端ないです。
ぜひともじっくりと味わってみてください。

たわわに実ったダークチェリー、マラスキーノチェリー、
カシスリキュールのふくよかで甘やかなフルーツのアロマ。
ラベルそのままの、桜のようなフローラルな印象に心癒されます。
さらにシナモン、ナツメグ、クローブのスパイス、
ダークチョコレートやモカコーヒーの甘香ばしさ、
ミント、地中海沿岸のハーブ、杉の清涼感ある
ニュアンスも感じられ、とてもバランス良く快適な香り。
口中では充実して凝縮した果実味、おだやかで上質な酸、
タンニンは柔らかでしなやかです。
親しみやすい味わいなのでストレスなく快適に飲めます。
スパイシーかつ甘香ばしい余韻も長く続き、飲み応えある一本。

ほど良いボリューム感ながらリッチで豊かな飲み心地で、
料理と共に味わうとさらにふくらみが増すような印象です。

ご家庭では、豚の角煮、牛肉のしぐれ煮、ホイコーローなどの
和食や中華に気軽に合わせて楽しんでください。
そして、チーズや生ハム、ナッツやチョコレートなどを
つまみながら、夜桜を愛でるのも最高に素敵なひとときになると思います。


フアン・ヒル・クアトロ・メセス “サクラ” 2016【スペイン】【赤ワイン】【フルボディ】【750ml】【日本オリジナルラベル】

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グレイ・フォックス・カリフォルニア・シャルドネ2016

満点5つ星を獲得!

2018年3月号のテーマは、『1000円台で見つけた世界のシャルドネ』

各インポーターさん自慢の79本のうち、
満点5つ星を獲得したのは、わずかに8本。

その1本に選ばれたのが今回ご紹介する

[グレイ・フォックス・カリフォルニア・シャルドネ 2016]

造り手は、アメリカ屈指の大手、[ザ・ワイン・グループ]

もとはコカ・コーラ傘下のワイン部門として出発し、
1981年に現在のオーナーであるアーサー・チオッカ氏のもとで再出発し、
わずか30年あまりのうちに、アメリカ屈指のブランドを抱える大手グループ
に成長しました。

日本でも有名な[グレン・エレン][コンキャノン][ベンジガー]
[フランジア][アルマデン][トラピチェ]といったブランドがあり、
それぞれにターゲットとする層が違いますが、
今回ご紹介する[グレイ・フォックス・ワイナリー]は、
エコ・バランスや環境保全を実践しながら品質の高いブドウを栽培し、
リーズナブルなワイン造りを実践するワイナリー。

その名前は、ブドウ畑を取囲む森林地帯の野生動物や有益な昆虫
などのバランスを保つために重要な役割を果たしているグレイ狐
に因んで名づけられています。

その味わいは、
『香りはりんごやシトラスが香り、口に含むとまずは、赤リンゴ
そこにプラムやバナナ、ココナッツなどの果実が加わりますが、
果実味は強すぎず、ミントやハチミツのニュアンスもあり、
バランスのいい味わい。
余韻にりんごの香りが続き、リンゴをつかったサラダや
鶏むね肉のハーブ焼きなどにもあわせたい』


グレイ・フォックス シャルドネ [2016]
白ワイン アメリカ カリフォルニア