「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ファットリア・ディ・ロルナーノ・コマンダトール・エンリコ・ロッソ 2015

『こんなトスカーナワインがあったなんて・・・』

なんと、あの世界最高峰ワインの一つ、
今や時価10万円前後の価格で流通する
あの[シャトー・ ペトリュス]の古樽で仕込まれる秘蔵トスカーナ。

その名も
[ファットリア・ディ・ロルナーノ・コマンダトール・エンリコ・ロッソ 2015]

『フレンチオークの新樽40%とペトリュスの1年使用樽60%でそれぞれ20ヶ月熟成』

何故、このような離れ業が出来たのかと言いますと、
実は、このワイナリーに嫁いだ奥様がボルドー出身で、
しかも[ペトリュス]のファミリーと非常に懇意であったことから、
その使用樽を譲ってもらえるようになったというわけなんです。

このワイン、2007年ヴィンテージでは、最高権威[ガンベロ・ロッソ]で、
あの[サッシカイア]や [オルネライア]などの
イタリアが世界に誇るトスカーナ最高峰と同格の最高評価
【トレ・ビッキエーリ】を獲得
すでに地元イタリアでは名声を確立しているんです。

今回のご案内は2015年。
これが、またまた凄い快挙です。
最も消費者目線という定評のある有名ガイド
【ルカ・マローニで圧巻の最高満点99ポイント獲得】

『ガーネットがかったやや濃いめのルビー色、
ハーブや スパイス、さらにはコーヒーを想わせる香りが漂ってきます。
赤く小さな果実のジャムのような凝縮した果実味と
エレガントなタンニンが絶妙なバランスで溶け合い、
そして豊かでボリュームのあるボディ、
時間とともに湧き出る甘美な香りと長く美しい余韻・・・』

まさに最高級トスカーナワインの風格。




ファットリア・ディ・ロルナーノ・コマンダトール・エンリコ・ロッソ 2015

ドメーヌ・セリーヌ・エヴァンスタッド・リザーヴ・ピノ・ノワール 2015

ロマネ・コンティのワインに勝った
しかも、3ヴィンテージ立て続けに勝ったことでも知られる世界でも超有名な赤ワイン。

[ドメーヌ・セリーヌ・ピノ・ノワール・エヴァンスタッド・リザーヴ 2015]

2015年ヴィンテージは、
ワイン・スペクテーター誌94点という
高得点を獲得する記念すべきヴィンテージ。

その味わいは、
『ラズベリー、イチゴの赤果実の華やかな香り
さらにアメリカンチェリー、ナツメグ、
ココア、クローブといった
フレーバーは華やかにしてゴージャス。
芳醇なフレーバーではありながら、
果実味もよくコントロールされていてリッチで滑らか、
上質なタンニンと長い余韻は非常に充実した味わいを奏でます。
時間とともに開いていき、一晩おいても十分に楽しめる
表情豊かなグレートワインです』




ドメーヌ・セリーヌ・エヴァンスタッド・リザーヴ・ピノ・ノワール 2015

ジャン・バルモン・カベルネ・ソーヴィニヨン

その名も
[ジャン・バルモン・カベルネ・ソーヴィニヨン]

お洒落なオトナに超人気の雑誌『一個人』(2007年10月発 売)が企画する『ワイングランプリ』。
日本国内で購入できる2000円以下のワインという条件で、
各インポーターさん自慢の主力商品が集められ、
それを国内屈指の超一流テイスターが
ブラインド・テイスティング(目隠し)方式で
得点を付けるという年に一度の一大企画。

そんななか、6人の超一流テイスターさんのうち
実に3人ものテイスターさんが総評最高満点を付け、
【頂上ワインはこれだ】とこれ以上ない最高評価を獲得した
という物凄いワインが、本日のご紹介というわけなんです。

[ジャン・バルモン]社は、
ロワール地方を拠点とする大手ワインメーカーで、
南フランス・ラングドック地方にも畑を所有し
それぞれの生産地区の優位性に合致した
高品質な商品を一つのネットワークで生産しています。

ご紹介の[カベルネ・ソーヴィニヨン]の他にも
各ブドウ品種ごとにワインを造っていますが、
[カベルネ・ソー ヴィニヨン]、[シラー]、[メルロー]の赤ワインは
ラングドック地方で、
[シャルドネ]、[ソーヴィニオン・ブラン] の白ワインは
ロワール地方で生産されながら、
1つのブランドワインとしてラベルのデザインも同じく販売することが
許されているというフランス国内でもあまり例のない会社です。

つまり、徹底的な産地別の土壌調査と気候調査を重ね、
そのブドウにとって最適な土壌、最適な気候のもと
生産される超こだわりのワインというわけで、
価格の手頃さも手伝ってフランス国内ではデイリーワインの定番、
さらに全世界50カ国以上に輸出されているという、
まさに世界中のワイン愛好家に愛されている超激安旨というわけなんです。

そんな世界各国の愛好家の舌を完全に魅了する驚愕の味わいを、
『一個人』の超一流テイスターである
あの憧れの超高級フレンチのシェフソムリエたちは、

『カシス、ブラックベリーの香りと豊かなスパイス香と、樽からのロースト香がある。』
『濃厚な香り。またアルコールのボリューム感も豊かで、渋味も適度。』
『フルーツの凝縮感が程よく、樽香、スパイス香など、全体的にバランスがとれている味わい。』

と、時価数万円、数十万円の超高級ワインの味わいをも熟知するプロ中のプロたちが、
この価格とはとても信じられない賞賛コメントで表現。。
まるで時価数万円の超高級ボルドー産カベルネ・ソーヴィニヨンでも
味わ っているかのような感動・感激を熱く語っているんです。




ジャン・バルモン・カベルネ・ソーヴィニヨン

ドメーヌ・ド・フェラン・シャトーヌフ・デュ・パプ 2016

その名も [ドメーヌ・ド・フェラン・シャトーヌフ・デュ・パプ 2016]

以前ご案内した2007年ヴィンテージは、
販売開始とともにかつてないほどのご注文が殺到し、
600本がわずか4時間ほどで完売してしまうほどの大騒ぎに。

それもそのはず、あのパーカーさんがわずか4千円台のワインに
【パーカー98+点】と、とんでもない高得点を与え、
『信じられないほど深い、凄まじい濃縮感と素晴らしく純粋なフルボディ、
余韻も物凄く、50秒以上も続くんです。
また20-25年以上のセラーリングでも素晴らしい だろう、ブラヴォー!』と、
まるで数万円数十万円のワ インにコメントしているかのような大絶賛。

そして今年も、この4,000円台という価格帯に驚異の
【94/100点】

パーカーさんも『完璧なバランス、滑らかで完熟したタンニン。
これは美しいワインだ』と褒めちぎり。

さらには、
評価が厳しいことで知られる米有力評価誌[ワイン・ スペクテーター]誌の副編集長を務め、
現在は自らの名を冠したワイン評価サイト [ジェームス・サックリング・ドットコム]
を主宰している米有名ワイン評論家ジェームス・サックリング氏は、
このワインに【98点】をつけ『まさに本物(The real deal!)と言わしめ、
ますます注目が高まっているんです。

驚くべきはその造り、
なんと樹齢100年を越える グルナッシュの古樹の、
まさに天使の雫ともいえる濃縮果汁が醸造されているんですが、
その収量をさらに18hl/ha以下までに抑えるという贅沢さ。
あのロマネ・コンティが25hl/ha前後というわけですから、
その濃縮度をとってもロマネ・コンティレベル
と言っても過言ではありません。

こちらのワインを扱うインポーターさんも
『2016年のシャトーヌフ・デュ・パプはフルボディでスパイシー、
複雑な香りと長い余韻』と大絶賛。




ドメーヌ・ド・フェラン・シャトーヌフ・デュ・パプ 2016

ヴィンツァー・クレムス グリューナー・ヴェルトリーナー・クレムサー・サングルーべ 2017

その名も、

[ヴィンツァー・クレムス グリューナー・
ヴェルトリーナー・クレムサー・サングルーべ 2017]

このワインの品種はグリューナー・フェルトリーナー
オーストリアを代表する白ワイン用の品種。

品種の特徴でよく言われるのが
『爽やかなハーブ、白胡椒の香り。
ミネラリーな辛口で食事に合わせやすい。』
ということ。

比較的、ニュートラルでミネラリーな味わいは、
お食事を引き立ててくれるワインとして、
オーストリアワイン業界全体で、
”和食やアジアン料理と相性がいいグリュー ナー”
というキャンペーンを世界中で繰り広げたことも有名です。

オーストリアのワインが今まで飲んだことがない、
とい う方も一口飲めば大好評間違いなし。

しかもこのワインが造られるのは3世紀からワイン造りの
歴史のあるオーストリアの中でも屈指の老舗銘醸地、
クレムスタール
美しい情景で有名なドナウ渓谷沿いで、
ドナウ河の影響から南東の温かい空気と、
北から冷たい空気が混ざりあい、
ミネラリーなワインを生み出す原成岩とやわらかみを
与える黄土土壌から成っている畑が広がっています。

このミクロクリマの気候条件と土壌から他に例を見ない
果実味溢れるミネラリーなワインが生み出されるのです。
お隣のヴァッハウ地方に比べてクレムスタールのワインは
繊細で柔らかい味わいのものが多いと言われています。

特にグリューナー・フェルトリーナーから造られる
高品質な白ワインの銘醸地として有名。

しかもこのワインが造られる、[サングル―べ]は11世紀
にグリューナー・ヴェルトリーナーの記述が残っている
ほど、歴史のある単一畑、土壌はレス土壌が中心の畑。
そのため、きりっとしたミネラル感、酸味に加えて柔ら
かさが加わっている印象です。

そしてこのワインを造る醸造所がすごい

ヴィンツァー・クレムス

設立はなんと1938年、オーストリアでは非常に有名な
協同組合で、現在約1000名の生産者から成り立っていま
すが、全て手摘み、熟した良質なブドウのみを選別して
使用する、温度管理など品質保持のためには最新の技術
を駆使するなど、徹底的な高品質化を図っています。

2003年から名門ウィーン農業大学の支援の元、
品質コン サルティングを行っているそう。

オーストリアと言えば、持続可能な極力農薬などにたよ
らない高品質のワイン造りで世界トップレベルの国、
こちらのワインもこの価格とは思えない完成度の高さ。

『香りはこの品種らしい、すっきりとした爽やかな柑橘系、
繊細なハーブっぽさ、ほんのりスパイシー、
ややあたたかみのある印象も。
味わいは豊かな酸味はありますが、
丸みを帯びている印象で堅くきつい感じはなく、
柔らかく包み込むようです。
繊細でするりと流れるような流速の速さから、
軽やかで優しい余韻へと続きます。
軽やかな中にも旨みがしっかりとあり、
飲み飽きずにいくらでも飲み続けていられそうなワインです。』

とにかく飽きのこない味わいで、食事を引き立ててくれます。
特にお塩で食べる天ぷらや、とんかつなど油をつかったお料理には好相性。
すっきりいくらでも箸がすすんでしまいそうです。

夏はキリッと冷やしてすいすい飲めちゃうし、
寒くなってきたらお鍋など和食にもぴったり、
こんな万能なワインはなかなかありません。




ヴィンツァー・クレムス グリューナー・ヴェルトリーナー・クレムサー・サングルーべ 2017