カリフォルニアのサンタ・バーバラといえば、
まず思い浮かぶのはピノ・ノワールという方が多いと思いますが、
実は シラーの名醸産地でもあります。
[キュペ]、[オーハイ]といった昔から有名なワインに加え、
2000年代にはいると当店でもご紹介する[ディアバーグ]や
[ピエドラサッシ][サムサラ]といった
シラーにこだわりをもつ造り手も登場!
中でも今回ご紹介する造り手は、
ロバート・パーカー氏主宰の[ワイン・アドヴォケート誌]にて、
そのトップ・キュべ[テンスレー・コラソン!・キャニオン・シラー]が、
99点を獲得する他、辛口ワイン評論家として知られる
マット・クレーマーが[世界トップ10ワイン]に選出するなど、
新進気鋭のシラーの造り手として名前を知られる生産者です。
そのオーナー兼ワインメーカーであるジョーイ・テンスレーが
造りだすバリュー感たっぷりのワインが、
[テンシェン・レッド 2015]
ジョーイ・テンスレーはサンタ・バーバラから北西にすすんだ
サンタ・イネズに自社所有畑を持つシラーにこだわりを持つワインメーカーです。
彼は、この地で有名なフェス・パーカー、バブコック、
ベックメンといったワイナリーで研鑽をつみ、
そのワイナリーの一角を借りて自身のブランドを世にだしました。
そして、
「生産量は大きくなっても最高のブドウを原料として、
畑の特色をそのまま生かす」
という理念をもって1998年にテンスレーを設立。
それからわずか10年足らずのうちにマンハッタン、シカゴ、
ラス・ベガス、ナパ・ヴァレーの有名レストランにオンリストされ、
現在では、アメリカのシラーの造り手としてその名前を知られています。
今回ご紹介するテンシェン・レッドは、その得意とするシラーをベースに、
グルナッシュ、ムールヴェードルなどをブレンドした南仏風スタイルの濃厚赤。
ワインスペクテーター誌も
『エキサイティングな新サンターバーバラ・レッド』と
紹介し、
ワイン・エンシュージアスト誌でも92点を獲得し、
エディターズ・チョイスに選出!
『グラスに注ぐと濃密な果実香が立ち上がり、思わず
「わぉ!」と言ってしまうほど!
アルコール度数15.5%と濃密果実が凝縮され、カシスや
ダークチェリー、プラムなど様々な果実が口の中に溢れ、
ドライハーブやリキュールのニュアンスもあります。
パワフルでありながら、細やかな酸とタンニンがあり、
シルキーなテクスチャーがカリフォルニアファンには
たまらない組み合わせです。
食べたくなるのは、しっかりとしたソースを絡ませて焼き上げたスペアリブ!』