本日ご紹介するのは、ブルゴーニュの老舗ドルーアンが
ピノ・ノワール王国オレゴンで造りだすバリュー・ピノ。
ピノ・ノワールで有名なオレゴンですが、
ブティック・ワイナリーが多く、
なかなか手頃で美味しいピノ・ノワール が手に入らないのが難点です。
それはアメリカ国内でも同様で、それを解決すべく、造られているのがこのワイン。
そのワイン造りのモットーは、ずばり
『オレゴン・トップのコストパフォーマンスを目指す』
2014年に、エオラ・アミティ・ヒルズに新たに取得した
自社畑[ローズロック畑]のピノ・ノワールを25%このワインに
使うことで、その品質はますます向上。
確実に、同価格帯のワインの中でワンランク上の味わいを
実現しています。
それが
[クラウドライン・ウィラメット・ヴァレー・ピノ・ノワール 2015]
フランスはブルゴーニュのトップ・メゾンのひとつである
メゾン・ジョセフ・ドルーアンは、ボーヌを拠点として1880年
に設立されたメゾンで、現在はシャブリ地区、コート・ド・ボーヌ地区、
コート・ド・ニュイ地区、コート・シャロネーゼ地区にわたり、
73ヘクタールの畑をもっています。
所有する畑の3分の2は一級および特級畑であり、
その品質の高さで知られる造り手です。
大手メゾンとはいえ、今でも家族経営のドメーヌであり、
現在は、4代目である4人の兄弟が、
それぞれその役割を果たしています。
中でも、ワインメーカーをつとめ、
そのワイン造りのスタイルの「守り主」をつとめるのが
ヴェロニク・ドルーアンさんです。
3代目である父親のロベール・ドルーアン氏は、
オレゴンのポテンシャルをいち早く見つけ、
この地に畑を購入したのが1978年。
彼女は醸造大学卒業と同時に、その新たなプロジェクトに参画し、
以来、オレゴンで素晴らしいワイン造りを続けています。
『フランスをコピーしようとは思わない』
という彼女自身の言葉どおり、彼女が造りあげるワインは、
オレゴンらしいテロワールを表現しながらも、どこかフランス的です。
フランスのジョセフ・ドルーアンのワインメーカーでもある彼女が、
フランスのエスプリをきかせながら、
オレゴンのテロワールを表現したワインとなっています。
オレゴンのピノ・ノワール生産者は、
ブティックワイナリーが多く、
高品質でありながら価格もそれなりに高いのが現状。
そんな彼女がもう少し気軽にオレゴンのワインを飲んでもらいたい、
ということでリリースしているネゴシアン・スタイルのワインが
[クラウドライン]です。
ネゴシアン・スタイルと言っても、すべて買いブドウではなく、
これまでもダンディー・ヒルズの自社畑のブドウも若干、
ブレンドされ、クオリティの高さを実現してきましたが、
2014年に新たに取得した極上の自社畑[ローズロック畑]のブドウを25%
このワインに使用することで、さらなるクオリティを実現。
2015年ヴィンテージの味わいは、
『色はきれいで落ち着いたルビーレッド。
イチゴ、ラズベリーなどの果実が華やかに香りたちます。
さらに、刈り取った草、森の下草、紅茶のニュアンスもあり、
これまでのヴィンテージ以上にエキス分が強く、
深みを感じる味わい。
全体は、しっかりと芯があり、
ビューティフルで高級感あるピノ・ノワール。』
クラウドライン・ウィラメット・ヴァレー・ピノ・ノワール 2015
【アメリカ】【オレゴン】【赤ワイン】【750ml】
3,380円(税別)
「クラウドライン・ウィラメット・ヴァレー・ピノ・ノワール 2015」への4件のフィードバック
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