最高評価のワインを造るロートシルト家の醸造チームが、
シャトー・ラフィットと同じ造り方で造るワイン、
ワインのコルクにはロートシルト家にのみ使用が許可されている
【5本矢のマーク】が燦然と輝く、まさにボルドー最高峰の刻印。
しかも驚きのお手頃価格にして、かのラフィットのエレガンスを
たっぷりと堪能できる素晴らしい味わい。
このワインを造るのは、フランス・ボルドーの
第一級格付筆頭シャトー・ラフィットを所有するロートシルト家。
当時シャトー・ラフィットのオーナーだった
エドモン・ド・ロートシルト男爵が、オー・メドックは
リストラック地区の素晴らしい土壌のポテンシャルに惚れ込んで、
1979年にシャトーを購入したのが始まりでした。
その後ブドウ樹の植え替えや醸造設備の新設など多額の投資を行い、
実にその9年後の1988年に初リリースされた、
まさに筋金入りのワインなんです。
1988年の初リリース後、まだ樹齢の若いブドウ樹では
偉大なるワインになるまで時間を要したのですが、
20年以上経過した今、遂にその物凄いポテンシャルが
一気に開花したというわけです。
今回ご紹介するのは、2014年ヴィンテージ。
2014年は、ここ数年のうちでは2010年、2015年に続く優良ヴィンテージで、
親玉のラフィットは【ジェームス・サックリング98点】
【ワイン・エンスージアスト97点】
【ワイン・アドヴォケート95点】
【ワイン・スペクテイター95点】・・・
と高得点を獲得したヴィンテージ。
この[シャトー・ペイル・ルバード]のあるリストラック地区も
また素晴らしいワインが生み出されたヴィンテージで、
豊かな果実味が魅力のリストラックらしさを存分に発揮しつつ、
ラフィットの血統ともいえるエレガンスや気品、
そして威厳が感じられる素晴らしい味わいに仕上がっています。
試飲してみましたが、
『深遠なるカシスとブラックベリーの凝縮感に、
スミレやムスクの妖艶なニュアンス、
さらに葉巻やモカの香りがほのかに漂う優雅なアロマ。
一口飲んだ瞬間に広がる果実味の豊かさ、
そしてしなやかな酸との美しいバランス。
緻密なタンニンが生み出すほどよいボリューム感は、
あくまでエレガントで気品を感じます。
まろやかにしてメリハリがあり、
静かながら威厳を感じる堂々とした味わいは、
まさに“いつもの”ラフィットらしい味わい。
トップのふくよかさを心地よく引き締めるほろ苦さが洗練されており、
エレガントな佇まいがさらに引き立ちます。』
おもわずため息が出るほどに、ラフィットのエレガンスを
ひしひしと感じる美酒。
この優雅な味わいに合わせたいのは、
ローストビーフか極上のフィレステーキか。
いやいや、お供はひとかけらのチーズかドライフルーツぐらいにして、
ワインをじっくりと愉しむのもまた一興。
さすが世界屈指の凄腕が造り上げる味わいに感服・・・
「シャトー・ペイル・ルバード 2014」への3件のフィードバック
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