金木犀やアカシア、オレンジの花などのアロマが
香る豊かな果実味をもつシャルドネ100%の白ワイン。
高騰するカリフォルニアワインの中で、
まだまだバリューの高いワインが発掘される
パソ・ロブレの小さな造り手が造りだすワインです。
それが
[ハグ・セラーズ・シャルドネ 2013]
造り手である[ハグ・セラーズ]は、
1994年からワイン・ショップを営む傍らで、
ワイン造りを続けてきた家族経営の造り手で、
2003年からは、ナパの北にあったワインショップの経営から手を引いて、
本格的にワイン造りに専念してきました。
拠点をパソ・ロブレに移したのは、
ナパの周辺ではブドウの価格が高くなっていて
バリューの高いワインが造れないと判断したからです。
パソ・ロブレは、サンフランシスコとロサンジェルスの
ちょうど中間あたりに位置し、古くからワイン産地として
名前を知られる産地です。
日本でも有名な[ラビット・リッジ・ワイナリー]も
ナパでのバリューワインの生産は難しいと判断して、
ワイナリーをパソ・ロブレに移したりと、
多くの生産者が集まってきている産地でもあり、
急速に発展しています。
品種としては、古くからジンファンデルが有名ですが、
近年ではシャルドネやピノ・ノワールといった
ブルゴーニュ品種も多くなっています。
造り手であるハグ・セラーズも生産量の3分の1を占めるのは
シャルドネやピノ・ノワールといったブルゴーニュ品種で、
今回ご紹介するワインは、主としてパソ・ロブレ周辺の契約畑
のブドウを使っています。
その味わいは、
『色は、少し濃いめの黄色。金木犀やアカシア、オレンジの花などの
アロマが香り、洋ナシや青りんごのフレーバーが口に広がります。
マッシュルームや燻製香もあり、適度に熟成した落ち着いた味わいも魅力。
綺麗な酸、クリアなミネラル感が全体をまとめていて、
フリットなどの揚げ物とも合いそうな存在感のあるシャルドネです』
オーナーで創設者であるオギー・ハグ氏が引退を決めたのは2014年。
この2013年は彼の最後のヴィンテージとなった記念碑的なワインです。
ハグ・セラー・シャルドネ 2013
【アメリカ】【白ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】
1,580円(税別)
「ハグ・セラー・シャルドネ 2013」への2件のフィードバック
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