買収によりドメーヌ名は変われども、
その品質と風味は なんら変わらず。
その名も、
[ドメーヌ・マルグリット・カリヨン・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2015]
その魅力に見せられた熱狂的なファンを世界中で多く持つのが、
フランスはブルゴーニュのピノ・ノワール。
繊細で、果実味とオークの香りとのバランスがよく、
カシス、ラズベリー、ストロベリー、チェリーといった
木の実の風味に、コーヒーやカカオ、スパイスの香りが
加わり、熟成により複雑で官能的な風味に変化するのと、
バランスの取れた上級品はボルドー等と同様、長命なの
がその理由。
さらに、濃すぎず重過ぎないため、料理の邪魔をせず、
家庭料理に合わせ易いのも人気の一つ。
まさにブルゴーニュのピノ・ノワールの
そんな魅力の一端に触れられる、
ベーシックなカテゴリーからのACブルゴーニュ。
造ったのは、ブルゴーニュの高級ワイン産地で知られる
ムルソー村」に本拠を構える、
[ドメーヌ・マルグリット・カリヨン]。
かつては、ブルゴーニュから
南仏まで総計520haものブドウ畑を所有する
ベジョ・グループの総帥でCEO「ヴァンサン・ソヴェストル氏」の所有蔵で、
[ドメーヌ・ヴァンサン・ソヴェストル]名のワインでしたが、
ベジョ・グループが買収されたのを機に、
ヴァンサン氏の祖母で歴史的にもドメーヌのセカンドネームだった
[マルグリット・カリヨン]に名称を変更。
ちなみに名称変更後も、かつての総帥ドメーヌに恥じず、
ブルゴーニュ北端の「シャブリ」から、コート・ドール南端
「サントネ村」の広範囲で、特級[コルトン・シャルルマーニュ]
を始めご紹介のACブルゴーニュまで多くのアイテムを造り、
しかもどれもが実に高品質なんです。
なお、この[ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2015]に使用
されているピノ・ノワールは、
ドメーヌがコート・ドール県に所有する、
泥灰土と粘土を含む石灰岩質土壌の畑で、
リュット・レゾネ(減農薬方法)にて栽培された、
平均樹齢40年のヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹ブドウ)。
そしてもう一つの売りがヴィンテージ。
ブルゴーニュの2015年は、あの「ロバート・パーカー氏」主宰の【
ワイン・アドヴォケイト誌】ヴィンテージチャートで【94点】、
同じアメリカの【ワイン・エンスージアスト誌】は
さらに高い【95点】のハイスコアを付ける、
いわゆるグレートヴィンテージ。
試飲でも、
『ドメーヌ名が変わっても中身の品質は変わらず』
『フレッシュでフルーティーな状態を見せる、
かすかに紫の要素を持つルビー色。
そして、ほのかなバニラと、イチゴやブラックチェリー、
カシスなど赤・黒双方の果実に、
コショウとクローブのようなスパイスなど、
多彩なニュアンスを持つ複雑な香り。
またそれらの香りと、
適度に凝縮した果実味とのバランスも抜群。
さらに上質でしっかりした酸とタンニンも
ワインの邪魔をせず、素直に旨みを感じる、
著名ドメーヌにも遜色ない味わいなんです。
シルキーで滑らかな口当たりと、繊細ながら
長い余韻も持つこのACブルゴーニュは、
地鶏や赤身の牛肉料理、チーズなどとはもちろん、
このクラスにしてコック・オー・ヴァンなど
手の込んだ料理とも楽しみたい1本です。』
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ドメーヌ・マルグリット・カリヨン ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2015
【フランス】【ブルゴーニュ】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】
「ドメーヌ・マルグリット・カリヨン ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2015」への2件のフィードバック
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