世界最高のワイン、
今や時価30万円の[ペトリュス]の最高醸造責任者を務めたジャン・クロード・ベルエ氏が、
二人の息子とともに密かに造る、信じがたいほどのコストパフォーマンスを誇るワイン。
これぞまさに、【デイリー・ペトリュス】
使用する醗酵タンク、さらにはブドウの完熟具合、
そして極上の果実味を醸し出す醸造法・・・
それらのすべてがペトリュスと同様の完璧さをもって造られるワイン。
その名も [ヴュー・シャトー・サン・タンドレ 2008]
ペトリュスがあるポムロールからは隣村となるモンターニュ・サンテミリオンの中心に
ベルエ氏の住まいがあるんですが、まさに彼の庭とも呼べるわずか5.5haの畑で、
ご自慢の2人の息子さんと造りだす秘蔵のワインです。
この息子さんもまた凄い
兄のオリヴィエさんは、なんと現在ペトリュスで醸造責任者を務める凄腕
かつてはオーストラリア、ナパで研鑚を積み、
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社での醸造経験もあるほか、
サンテミリオン最高峰のシャトー【シュヴァル・ブラン】の醸造責任者を務めていたという、
父親譲りの類まれなる才能の持ち主なんです。
つまり、この[ヴュー・シャトー・サン・タンドレ]は、
親子二代に渡るペトリュスの最高醸造責任者が、
まさにペトリュスを再現するかのように愛情を注いで造る
極秘プライベートワインと言うこともできるんです。
今回の2013年は一般的に「難しいヴィンテージ」と言われておりますが、
さすがはペトリュスの元最高醸造責任者、味わいも素晴らしいの一言。
『持ち前のエレガントさがより一層際立つ2013年ヴィン テージ
さすがペトリュス直系の正統派のワインだけに許された余裕を感じさせる味わい。
とろけるほどに深い味わいはそのままに、さらに繊細さと果実みの美しさがパワーアップしています。
開けたてはフレッシュな果実味のピュアなみずみずしさがほとばしり、
時間が経つにつれてボリューム感とまろやかさが静かに増していく妖艶な変身。
チェリーやプラムのようなしっとり完熟の果実味に、獣の野性味、
バラや野草の香りを感じる、複雑で表情豊かな世界が見えてきます。
さらに、なめらかでスケールの大きな味わいは、
洗練されていながらどこまでも深く力強く広がっていき、
最後は圧倒的な旨みに包まれてしまうんです』
とてもクラシカルで壮麗な味わいながら、
一秒たりとも飲み手を飽きさせない緻密さ、
そして奥深さ・・
これはまるでペトリュスのスタイルそのもの。
「ヴュー・シャトー・サン・タンドレ 2013」への3件のフィードバック
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