爆発的人気ローヌが新ヴィンテージ。
しかもそのヴィンテージは[ボーカステル][ピエール・ユッセリオ][クロ・デュ・カイユ]など、
多くの南仏ワインが100点を獲得し、南仏の大当たり年と言われている2016年。
その名も
[シャトー・レ・ザムルーズ・コート・デュ・ローヌ・ラ・バルバール 2016]
なんと、
あのフランスの超有力ワイン評価本『ギッド・アシェット』の2010年版で、
以前ご案内しました2007年ヴィンテージが見事最高満点の三ツ星獲得と
さらにラベル掲載の【クー・ド・クール(=心に残る衝撃的なワイン)賞】の
ダブル受賞を成し遂げた超怪物ワインなんです。
『ギッド・アシェット』誌のラベル掲載、
【クー・ド・クール賞】の審査方法はと言えば
100万円クラスのロマネ・コンティから1000円台のヴァン・ド・ペイまでを
全くのブランド(目隠し)テイスティングで行われるという超難関審査。
この2010年版では優れたワインを探すために、
プロの審査員が36000本のワインをブラインドテイスティングし、
実に10000本ものワインが紹介されていますが、
うち【クー・ド・クール賞】はたったの450本。
さらに最高満点の三ツ星とのダブル受賞ともなると
その半数にも満たないという驚愕の最高評価なんです。
あの超有名ロマネ・コンティですら満点三ツ星を獲得するもラベル掲載はならずと、
いかに満点三ツ星&ラベル掲載のダブル受賞が物凄い評価かお分かり頂けるでしょう。
ギッド・アシェットのコメントには、
『私たち審査員は皆、この“恋人たち”(アムルーズ)の魅力にすっかりメロメロさ!
このワインの比類なき力強さ、そして香ばしいトースト香を伴う赤系ベリーの果実味。
このリッチな味わい、ストラクチャー、余韻の長さは、
今後の長く素晴らしい熟成を約束するものだ。』と激賞コメント。
[シャトー・レ・ザムルーズ]は、
1276年から続く歴史ある老舗のドメーヌです。
そして、現当主のアラン・グランゴー氏は、
フランスの週刊誌、ヌーヴェル・オプセトゥ・ヴァトゥールで
【最優秀フランス500醸造家】に選ばれるほどの天才醸造家なんです。
この[シャトー・レ・ザムルーズ]の世界的な名声を考えれば、
その醸造担当であるアラン・グランゴーさんのドメーヌワインが
『ギッド・アシェット』誌に三ツ星&ドドーンとラベル掲載という
最高評価を受けての衝撃的な日本上陸となるんです。
ちなみに、『ギッド・アシェット』2010年版に掲載されたローヌのワインで、
同じく最高満点三ツ星&ラベル掲載のダブル受賞を果したのは、
あの時価数万円ギガルの幻コート・ロティ[ラ・トゥルク2005]や
ジャン・ルイ・シャーヴの[エルミタージュ2006]などごくわずか、
まさにこれらローヌ最高峰シラーワインと
完全なる同格ワインとも言うべき物凄い2,280円なんです。
その味わいは
『カシス、ブルーベリー、イチゴとふんだんな紫果実、
赤果実の甘くチャーミングな香りが心地よい
そしてほのかな樽の香ばしさを感じさせ、
口に含むと甘味を感じさせる凝縮した果実味、
そして外観・香りから想像した以上にタンニンの力強さ、
そして豊かな酸味を感じる。』
余韻の長さ、圧倒的な存在感はあの2007年の感動を再び味あわせてくれます。
まぁ飲んでみてください。
ここ日本ではまだほとんどの人が知らない超大物ワイン、上陸です。