ナパ産赤最強のコスパか?!
産地はナパの中でも高級産地として知られるオークヴィルを
メインにラザフォードのブドウをブレンド。
オークヴィルといえば、オーパス・ワンやハイツ・セラーズ
といった有名ワイナリーがひしめき合う場所であり、
その北に位置するラザフォードもスタッグス・リープなどがある
高級産地です。
その高級ブドウを使い、リーゾナブルな価格で造られる
最強コスパを持つ赤ワイン。
前ヴィンテージである2014年は、ナパ・ヴィントナーズ協会が
地元ナパで行ったテースティング・イベントで、
150ドル以上のプレミアム・ワインをもくだし、
第一位に選ばれるという快挙も。
濃厚でありながら、滑らかなタンニンがあり、
密度の高い味わいはカリフォルニアファン必飲です。
それが
[カ・モミ・メルロー・ナパ・ヴァレー 2015]
造り手は、イタリア出身の2人のワインメーカーと
女性シェフの3人が2006年に立ち上げた比較的若いワイナリーである
[カ・モミ]。
ヴェネトで14歳からワイン醸造に携わるダリオ、北イタリアで
3代続く醸造家の出身であるステファノ、
1997年にカリフォルニアに移住し、女性シェフとして活躍していた
ヴァレンティーナの3人が、2006年に立ち上げました。
ナパにいながらイタリアのレストランで食事をしているかの
ような気分にさせてくれる、というコンセプトで
ワインと料理を提供するレストランを経営。
レストランの成功ととともに、
彼らの造るワインの評価も高まっています。
祖国イタリアでの長いワインメーキングのキャリアをもつ彼らが
ナパの高品質なブドウを栽培する農園と良好な関係を築き、
イタリアの伝統を守りながら作っているのですが、
特にバリューが高いのがメルロー。
2000年代はじめに大ヒットした映画「サイドウェイズ」の影響で、
いまだに、ナパではメルローの人気はカベルネの影に隠れていますが、
それゆえに、良質なブドウが低価格で入手できるといいます。
それが、ダイレクトに価格に反映されたのが、今回ご紹介するワイン。
ナパでも有名なワイナリーや畑がひしめく
伝統の産地オークヴィルのブドウをメインに、
こちらも有名なお隣ラザフォードのブドウをブレンドして造りだす
メルロー100%の本格的なワインですが、
2,380円(税別)という超お買い得価格となっています。
味わいは、濃厚で厚みがあり、この価格とは思えない凝縮し
た果実味が印象的!
『逞しい凝縮した赤果実の香りに、タバコの葉やビター
チョコレートの香り。口に含むとプラムやブラックベリー、
ダスト、鉄といったフレーバーがあり、複雑で凝縮感があります。
余韻もひきしまり、非常に満足度の高い味わいです。』
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