インフィニット・エイト・シャンパーニュ・ブリュット・ミレジメ 2003

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比較的新しいシャンパーニュ・メゾンながらも、
リピーターも多いのが、
[インフィニット・エイト]という造り手です。

新しいといっても、もともとは古くからシャンパーニュを
造っていた一族が、ブランドを一新したもので、
マルク・ダシュトゥール方式と呼ばれるプライベート・ブランド
での生産により、レストランを中心に、世界各国で非常に愛されて
いるシャンパーニュです!。

適温の8度以下になると、ラベルの色が変化し、
まるで ピンクのリボンをかけたような印象のラベルになるので、
結婚のお祝いなどにも最適です。

それが
[インフィニット・エイト・シャンパーニュ・ブリュット・ミレジメ 2003]

フランス革命(1789年頃)当時から、シャンパーニュを
造っていたエドモンド・ルッサンというメゾンがありました。
1940年ごろにはイギリスとアメリカに輸出するほどでしたが、
処々の理由があって1970年に営業を停止。
その後は、クリュッグに圧搾面で手伝ったり、所有するブドウ畑の
ブドウをヴーヴ・クリコに提供するなどして、
シャンパーニュの伝統をつないできました。

一族は、代々、シャンパーニュ業界で活躍しており、
そのひとりであるニコラ・ル・ティスラン氏が2000年に、
友人とともに立ち上げたのが、
今回ご紹介する[インフィニット・エイト]です。

当初、[エドモンド・ルッサン]を復活させることも考えましたが、
伝統の上にたち、未来につなぐためにも新しいブランドにして、
[無限]を意味する[インフィニット]という名前をつけたといいます。

「8」という数字は、横に倒すと「無限」を意味する記号であり、
フランスでも日本でも縁起のいい数字で、
この2つの言葉を組み合わせたことは、コンセプト的にも大成功となり、
数多くのフランス国内の高級レストランにオンリスト。

もちろん、品質も認められてのことで、日本でも、高級レストラン
を中心に、人気が高まっており、当店でも人気の高いブランドと
なっています。

今回ご紹介するのは、いい年にしか造られないミレジメの2003年。

2003年という年は、4月の広範囲に渡る霜と6月から8月まで
の猛暑によって、早い収穫を強いられたヴィンテージで、
収穫量が少なくなりましたが、シャルドネは例年よりも酸が
低めでしたが凝縮感があり、ピノ・ノワールはとても良い
状態となったといいます。

このシャンパーニュもピノ・ノワールの割合を60%と大めにした
ことで、サンザシの花、アカシアの蜂蜜、干ブドウなどの複雑
なアロマを感じられ、クリーミーな質感のあるコクのある華や
かさのあるシャンパーニュとなっています。

ボトルを温度を8度以下に冷やすと、銀色部分の無限のマーク
がピンクから赤へと変化して浮き上がり、赤いリボンをかけた
ようになり一気に華やかさを増す仕掛けになっていて、
大人の遊び心をくすぐります。

お祝いなどでのプレゼントにも最適な、
一味違うシャンパーニュです。




インフィニット・エイト・シャンパーニュ・ブリュット・ミレジメ 2003

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