[クロズリー・デ・アリズィエ]は、
シャブリの大手ドメーヌ“ジャン・マルク・ブロカール”の長男
“ステファン・ブロカール氏”が独立して立ち上げたネゴシアン会社です。
彼は大手名門ネゴシアンに安く叩かれて桶売りしていた生産者と協力しながら、
[クロズリー・デ・アリズィエ]のブランドで、
上質のブルゴーニュワインを破格の相場で提供出来る仕組みを作り上げています。
そして、
今回のご案内は、シャブリ好き、ワイン好きならやはり見過ごせないグラン・クリュ!
しかも熟成してこそ本領発揮する、9年熟成バック・ヴィンテージ特級畑。
スラン川の右岸、日当たりの良い斜面に固まって存在する、
7つあるシャブリの「グラン・クリュ(特級畑)」の一つが、
この[ヴァルミュール]。
標高およそ160~200メートルにある、面積12.89haの
[ヴァルミュール]は、全体に南西向きのグラン・クリュの
畑では南から3番目に位置し、パワフルでミネラルが強く
長命な[レ・クロ]と、洗練された味わいで知られる
[グルヌイユ]の畑に挟まれているため、秀逸年には両方の
畑の長所を兼ね備えた、素晴らしいワインが生まれることで有名。
また、この特級畑のあたりで斜面が南向きになるため、
より日照に恵まれる絶好の区画ともされます。
そして、そして、ヴィンテージが凄い。
2009年はアメリカンの重要評価誌【ワイン・エンスージアスト】が、
シャブリ地区に今世紀に入って最高点となる【95点】のハイスコア。
いわゆるグレート・ヴィンテージなんです。
そこで試飲したところ、
『収穫から9年目なのに、好熟成と状態の良さを見せる輝
きのあるイエローゴールドの色合い。
このワインの最大の特長は、
ひとくち口に含むと口一杯に広がるミツの風味。
それにシャブリのグラン・クリュならではの
非常に上質なミネラルがグラスを満たしています。
また、濃縮されたブドウのエキス分を感じさせるほど果実味が豊かで、
一方、シャブリ特有の酸は歳月によりまろやかに変化し、
それに白い花やアーモンドのニュアンスが彩りを添えています。
甘美で奥行き深い味わいが、心地よく余韻へと繋がっていきます。
様々な要素を持ちながらも、特に何かが突出することも無い、
バランスも口当たりも好いグラン・クリュで、
さすが、シャブリを知り尽くした男による1本です。
この熟成グラン・クリュは、
甲殻類やシーフードのクリームソース料理はもちろん、
デザート類やロックフォールチーズとも楽しめます。』
これまでのブルゴーニュの枠組みに風穴を開ける、
新世代生産者[クロズリー・デ・アリズィエ]が放つ
[シャブリ・グラン・クリュ “ヴァルミュール” 2009]。
名門ドメーヌの長男で、シャブリを知り尽くした達人が
贈るコスパ抜群のシャブリ。