シャルトロン・エ・トレビュシェ シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ “レ・ザンバゼ” 2014

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この白は、ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地区で、
かの偉大なる[モンラッシェ]を筆頭とする、
至高の世界最高レベル辛口白ワインを産出する
「シャサーニュ・モンラッシェ村」にある、1級畑のワインです。

そしてそして、この1級畑がただ者ではないんです。

何故なら、あの「ロバート・パーカー氏」が数ある1級畑から、
『しばしば最上級の特級畑に匹敵する4つの1級畑がある』
『これらの4つの1級畑は単に素晴らしいというのにとどまらず、
常に他の1級畑に比べて突出している』
とし、その4つの一つとしてこの“レ・ザンバゼ
(またはレ・ザンブラゼ)”を指名
(ちなみに他の3つは、[レ・リュショット]、[レ・カイユレ]、[レ・ヴェルジェ])。

もちろん、これは嗜好の問題もあり絶対とは言えないでしょうが、
少なくともパーカーさんの過去の経験では
[モンラッシェ]はともかく、[バタール・モンラッシェ]や
[クリオ・バタール]並みの秀逸なワインを生む
プルミエ・クリュ(1級畑)だということ。
明らかにお値打ちであるに違いありません。

すると気になるが、『ブルゴーニュでは畑と生産者を選べ』
という定説(?)。それもご安心ください。

このシャサーニュ1級を造った[シャルトロン・エ・トレビュシェ]は、
やはり辛口白ワインの最高峰産地「ムルソー村」に本拠を置き、
ブルゴーニュに精通する女性のMW(マスター・オブ・ワイン)の先駆者、
「セレナ・サトクリフ女史」が【白のスペシャリスト】と評す生産者。

お膝元ムルソーの隣、かの「ピュリニィ・モンラッシェ村」にも
[ドメーヌ・シャルトロン]というドメーヌを所有していたメゾンで、
パーカーさんがドメーヌに四つ星、
メゾンにも三ツ星の高評価をする凄腕なんです。

そしてその凄腕が造るワインのタイプは、非常に洗練され、
優雅で新鮮味を備えた、繊細でフィネスのある白のブルゴーニュで、
筋肉質のタイプではなくいため、
パーカーさんも
『たいへん磨きがかかっているから6~7年のうちに若くして
飲むのが良い』としています。

さらに・・・・、
ヴィンテージの2014年はブルゴーニュの白に、あの
「ロバート・パーカー氏」の【ワイン・アドヴォケイト誌】が【97点】。
アメリカの専門誌【ワイン・スペクテーター誌】も【96点】の、
近年で最もハイスコアをつけた、歴史的グレ ート・ヴィンテージ。

また、ブルゴーニュに精通するM.W.(マスター・オブ・ワ イン)の
「ジャスパー・モリス氏」も、
『ここ30数年で最も優良な白』と総括、

『すばらしい凝縮感と並外れた長い余韻が感じられ、
果実味とフレッシュ感があり、精度が高く、ミネラルと
良い酸のバランスが非常に良く、若いうちから飲むことができ、
且つ熟成もする』
と、記憶に残るなかで最も一貫して完璧な年とする、
ブルゴーニュ白の超大当たり年。

実際に、蔵出し入荷を試飲した結果、
『1級ということも手伝ってまだ少し若さが目立つものの、
やはり奥行きのある旨さはさすが。
クリアーで淡いゴールドの色調に、
白と黄色の花にアーモンドなどのナッツのニュアンスを持つ
完熟2014年産らしい甘い香り。
またミネラルも豊かで、それがしっかりとした上質の酸と
マッチしてワイン全体を引き締めているんです。
このワインの本質や本来の旨みを満喫するには、
もう少し寝かせておきたい気もしますが、
現時点でも美味しく飲め、
料理なら甲殻類や魚介のバターソース、あるいは
ソースを使った白い肉の料理と合わせたらいかがでしょう。』

しばしば特級に匹敵する、1級の中でも特に優れたワインを生む、
村の南側斜面上部区画からの
[シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ “レ・ザンバゼ”]




シャルトロン・エ・トレビュシェ シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ “レ・ザンバゼ” 2014