大変なワインを見つけました。
パリ・コンコルド広場に面した超高級5つ星ホテル[オテル・ド・クリヨン]。
かつてはかのマリーアントワネットや昭和天皇もご宿泊されたという、
スイートルームであれば1泊1000ユーロ以上ともなる由緒正しい超高級ホテルですが、
この[オテル・ド・クリヨン]のソムリエが、
『当ホテルで扱わせてもらうために、何とかAOC認定を取得して欲しい』
とじきじきに申し出があったほどの、
しかしもとは地元の知人や友人たちのためだけに醸造し、
その味わいは決してこの小さな村を出ることはなかったという
門外不出の超幻・超無名の怪物シンデレラワイン。
その名も
[エリック・ブルタン・ヴァケラス・ルーカス・トゥンバ ・レスタンク・ドゥ・カバソル 2015]
生産者のエリック・ブルタン氏がわずか14.5ヘクタールの畑をたった一人で経営し、
ブドウ栽培から醸造、瓶詰め、ラベル貼り、コルク打ちまで全て手作業のもと行われ、
しかも地元の親戚友人を中心に愛飲されていたという秘密のワイン。
しかし、その濃厚極まりないこの魅惑の味わいの噂は瞬く間に広がり、
口コミで聞きつけたワイン関係者が試飲のため我先にと
蔵元に押し寄せる事態になっている幻の味わいなんです。
今では、パリ超高級5つ星[オテル・ド・クリヨン]をはじめ、
あのロマネ・コンティ社がわざわざこのワインショップのために
名前入りでオリジナルワインを造り『ここで扱われたら超一流の証』
という1850年創業の超老舗ワインショップ[カーヴ・オジェ]からも
【お取り寄せ】注文、堂々陳列されているというから物凄い。
さらには、あのパーカー100点満点
のカリスマローヌワイン[タルデュ・ローラン]を手がけるミッシェル・タルデュ氏や、
時価数万円幻の元祖シンデレラワイン[ドメーヌ・トレヴァロン]のデュルバック氏までもが
この小さな小さな蔵元を直接訪れ、感動のあまり樽で購入して帰るというから
無名ながらとんでもないシンデレラワインなんです。
さらに、シラーは24hl/haという驚異的な低収穫で、
あの【ロマネ・コンティ並みの超濃縮度】を実現しているというから、
もう全てが常識外。
その味わいは[コート・ロティ]でも[シャトー・ヌフ・デュ・パプ]でも[ロマネ・コンティ]でも
体験不可能な超魅惑の味わいなんです。