日本初上陸
ものすごいワインがやってきました。
間違いなく、世界の頂点に君臨する超希少な貴腐ワイン、
【シャトー・ディケム】
そして、ボルドー五大シャトーと並ぶ(そして時にそれを超える)品質にして、
そのミステリアスでエレガントな魅力ゆえにボルドーワインの中では
異端の存在ともいえる、【シャトー・シュヴァル・ブラン】
これら世界の頂点たるトップシャトーを経営し、
珠玉のワインを生み出している、現代のワイン界における最重要人物が、
なんと自らの名を冠して造り上げた、超スペシャルなワインが、本日のご紹介です。
その名も、
[ボルドー・ピエール・リュルトン ルージュ 2015]
このワインを生み出したのは、ソーテルヌ1級[シャトー・ディケム]のCEOおよび、
サンテミリオン第一特別級Aの[シャトー・シュヴァル・ブラン]の経営最高責任者を
務めるボルドーワイン界の重鎮、ピエール・リュルトン。
初めて自身の名を付けたというだけあって、
このワインに対するピエール・リュルトンの気合いと熱量はかなり相当なもの。
このワインを造るに当たってピエール・リュルトンが選んだのは、
メドックでもサンテミリオンでもなく、
自身が生まれ育ったアントル・ドゥー・メール地区の
[シャトー・マルジョス]の周辺のブドウ畑。
この地は、1897年にリュルトン一族が
ワイン造りをスタートさせるために根差した土地で、
今をときめくリュルトン家の礎となった場所。
ピエール自身も兄とともに幼少のころからこのブドウ畑で遊び、
乗馬で慣れ親しんだテロワール。
知り尽くしたこの地から、信頼ある栽培者の特別に優れた5区画を
選び出して造ったのがこのワインなんです。
ワイン造りは、ピエール・リュルトン自身が所有し経営する
[シャトー・マルジョス]の醸造を担当する
パスカル・プスヴァンとともに行っています。
すべての工程は、ピエールの個人所有のワイン蔵で行われており、
もちろん、世界トップのワインを生み出す秘密のテクニックと
天才醸造家のセンスでもって、まさに
“これがピエール・リュルトン”
たる渾身のワインが造られているのです。
その味わいは、
『濃密なカシスやブラックベリーの香りに、
わずかに溶け込むスパイシーなアロマ。
バニラやモカのニュアンスもほんのりと感じられ、
隠しきれない高級感が漂います。
一口飲めば、しっとりとしたベリー感が口中いっぱいに広がり、
しかもその果実味は美しい酸と絶妙なバランス。
まろやかな味わいに、丸みのあるタンニンの渋みが寄り添い、
飲み応えもたっぷり。
親しみのある飲み心地にし て、じつは圧倒的にエレガント。
しなやかな力強さを秘めたその味わいには、
名門の風格が感じられます。
ほどよいボリューム感と美しいバランスに、
まさにボルドーの王者たる余裕がにじみ出ています。』
もっとものすごく圧倒されてしまうのかと思いきや、
ああやっぱりそう来たか、この堂々とした風格、余裕、
寛容さ、それでいて親しみやすい雰囲気。
それがさすが、
世界の頂点を生み出すピエール・リュルトンなのだ・・
と痛感。
吸い込まれそうな群青色に威厳あるドア・ノッカーが描かれた、
どことなく挑戦的なラベルは、
「新たなるボルドーの扉となる」という意味と、
「故郷ボルドーへのノスタルジー」という意味が
込められているのだとか。
ここはやはり王道的に、牛ステーキを合わせたいところ。
ちなみに、ボルドーの代表的な料理と言えば、じつはステーキ。