ウエストマウント・ウィラメット・ヴァレー・ピノ・ノワール

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世界の3大ピノ・ノワール産地と言われるのが、
オレゴンのウィラメット・ヴァレー。

フランスのブルゴーニュ地方と土壌や気候が似ており、
ドメーヌ・ドルーアン、ルイ・ジャドをはじめ、
今では多くのブルゴーニュの生産者が進出している地域です。

ブティック・ワイナリーが多く、
ウィラメット・ヴァレー産ピノ・ノワールはワインも全体的に高めなのですが、
そんな中、なんと2,380円(税別)というコスパ抜群のピノ・ノワール。

それが
[ウエストマウント・ウィラメット・ヴァレー・ピノ・ノワール 2015]

造り手である[ウエストマウント]は、
フランス人ワインメーカーであるローラン・モンタリュー氏が、
仲間3人で立ち上げたワイナリーです。

ボルドーの[シャトー・ラ・トゥール・ブランシュ]、
ナパの[マム]などをへて、ウィラメット・ヴァレーでも有名な
[ウィラケンジー]でワインメーカーを務めた後、独立。
妻のダニエルさんとともにワイナリーを持つ一方、
オレゴン初のカスタム・クラッシュを請け負う
(小規模な生産者に設備を貸し出す事業)会社も立ち上げ、
コストパフォーマンスのいいワイン造りにも注力し、
業界のリーダーとして尊敬を集めている人物です。

[ウエストマウント]は、
ウィラメット・ヴァレーに100エーカーの畑を持ち、
自社畑のブドウを使って造られたのがこのワインです。

畑は堆積した粘土質土壌の上に12000年ほど前の氷河期にできた
シルト土壌がのっている状態の土壌でストラクチャーのある
しっかりとした味わいをもつブドウが栽培されています。

特に2015年は、オレゴンでも天候に恵まれてブドウの生育環境はよく、
例年に比べて早く収穫ができたグレートイヤーとなりました。
このワインも、
『ブルーベリー、完熟プラム、完熟ラズベリーといった果実と
森の下草といわれるピノ・ノワール特有のフレーバーが感じられ、
それを支える酸とタンニンも心地よく、
味わい深く、ゆっくり飲みたいワインです』

元ワイン・スペクテーターのシニア・テースターだった
ジェームズ・サックリング氏も91点をつけており、
そのバリューを認めるワインです。




ウエストマウント・ウィラメット・ヴァレー・ピノ・ノワール