華やかさとフィネスを兼ね備え、
多くの人々に愛される シャンパーニュ。
マリリン・モンローが、
『毎晩一滴の香水をまとって眠り、
毎朝、一杯のパイパーで目が覚めるの』
という言葉を残すほど、こよなく愛したのが、
今回ご紹介するシャンパーニュです。
今では、大手エアラインのビジネスクラスに搭載され、
カンヌ国際映画祭やアカデミー賞の公式シャンパーニュに
採用されたほか、三ツ星レストランのオーナー・シェフ、
アラン・デュカス氏が惚れ込んで、
世界中の[アラン・デュカス]にオンリストするなど、
今なお多くの人々を魅了しています。
それが
[シャンパーニュ・パイパー・エドシック・エッセンシャル・キュべ・ブリュット]
メゾンの歴史は古く1785年に創業。創業者フローレンス=
ルイ・エドシックが掲げたのは、シャンパーニュという
微笑みの酒の醸造に、とことん真剣に取り込むこと、
王妃にふさわしいワインを造ることで、
当時のフランス王妃マリー・アントワネットにも献上されました。
また冒頭でご紹介しましたように、
あの偉大な女優マリリン・モンローがこよなく愛し、
カンヌ国際映画祭やアカデミー賞にも公式採用、
ジュエリーファッション、映画の世界とのコラボレーション、
大手エアラインのビジネスクラスにも搭載されるなど、
数多くの実績を残してきました。
最近では、[アラン・デュカス]のオーナーシェフ、アラン・
デュカス氏にも認められ、世界中の店にオンリストするなど、
今も人々に愛されるシャンパーニュです!。
しかし実は1900年半ばには、
一時、その名声を落としていた時期があります。
しかし、それを立て直したのが、現在の
最高醸造責任者レジス・カミュ氏です。
カミュ氏は、33年という長い歴史を持つワイン・コンテスト
[インターナショナル・ワインチャレンジ]において、
1994年から2015年までの12年間に、9回(連続7回)
の【スパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー】の
栄冠に輝く凄腕で、世界中のシャンパン愛好家から信頼を
寄せられています。
実は、彼はもともとは[シャルル・エドシック]の醸造家だったのですが、
1989年に[パイパー・エドシック」が、シャルルと同じ、
レミー・コアントロー・グループの傘下となってから
両方を統括する醸造家となりました。
そして、数年前からは
[パイパー・エドシック]に集中するようになり、
パイパー の評価は飛躍的に上がってきているのです。
ワインはピノ・ノワールが約60%、ピノ・ムニエが約20%、
シャルドネ約20%という構成で、黒ブドウ比率が高く、
ピノノワール主体らしいコクが感じられます。
瓶熟期間は約36ヶ月と長く、またドサージュも7グラムと低く抑えられ、
より ナチュラルでありながら、バランスのとれた華やかさをもつ
印象が強くなりました。
出汁の効いた和食にも非常に合い、きめ細かくとぎれることの
ない細かな泡、レモンや夏みかんなど柑橘系のフレーバーに
香ばしいアーモンドの香りもあり、ピュアな果実味が感じられ、
堂々とした存在感があります。