ロング・シャドウ・ナイン・ハッツ・カベルネ・ソーヴィニョン 2015

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本日ご紹介するのは、ワシントンの赤カベルネ・ソーヴィニョン!

ワシントンのテロワールを信じ、
ミシェル・ロランやフィリップ・メルカ、ジョン・デュヴァル、ランディ・ダンといった
世界の一流ワインメーカーがそれぞれ得意な分野のワイン造りを行う
[ロング・シャドウ]というワイナリーのセカンドワイン。

セカンドとはいえ、世界トップクラスのワインの樽落ちなどを使って作られるだけあり、
濃密で旨みを感じられる典型的なパワフル・カベルネです。

それが
[ロング・シャドウ・ナイン・ハッツ・カベルネ・ソーヴィニョン 2015]

[ロング・シャドウ]は2002年に設立されたワイナリーですが、
通常のワイナリーとは違い、世界的に高名な造り手を招いてパートナーシップを築き、
彼らの得意分野のワインを造ってもらい、リリースするというプロジェクトです。

イタリアのアンティノリ、ドイツのドクター・ローゼンを皮切りに、
世界のワイン愛好家なら誰もが知るトップ・ワインメーカーを招き、
今ではミシェル・ロラン、フィリップ・メルカ、
ジョン・デュヴァルがワイン造りを続けています。

世界中を飛び回り、忙しい彼らを現地ワシントンで支えてきたのがジル・ニコー氏です。
彼は、フランス人でワシントンに魅せられ、
ウッドワード・キャニオンというワシントン屈指のワイナリーで働いた後、
ロング・シャドウの設立当初からワインメーカーに抜擢された人物です。

世界中のトップ・ワインメーカーとともに働けるのは、
彼自身「夢の仕事」というように、大きな刺激を受け、
今では[チェスター・キダー]というボルドー・ブレンドの
ワインメーカーにも抜擢されています。
そして2016年には地元[シアトル・マガジン]にて、
【ワイン・オブ・ザ・イヤー】にも選ばれているのです。

このワインは、もともとそれぞれのワインメーカーが造り上げた
ワインには使われなかったワインをブレンドすることで誕生したブランドですが、
このワイン自体がかなりのレベルのワイン。
濃密で旨みを感じられるワインにしあがっています。

その味わいは、
『色は黒味を帯びた赤。
黒果実、熟成肉、モカ、タバコの葉のフレーバーがあり、
時間が経つにつれて、より旨みが増し、
しっかりとしたボディ、骨格、果実のバランスを
感じられる典型的なパワフル・カベルネ。
ステーキやビーフシチューといった正統派ボルドー・マリアージュが
すぐに思い浮かびますが、ワインだけでも楽しめます』

この[ナイン・ハッツ]という名前は、
ロング・シャドウに関わる9人のワイン・メーカーをひとつにまとめる、
という意味合いをこめてつけられた名前です。




ロング・シャドウ・ナイン・ハッツ・カベルネ・ソーヴィニョン 2015