ラック・ド・ビュル・ブリュット

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その名も、
  [ラック・ド・ビュル・ブリュット]

鮮やかなイエローとゴールドのプレゼンテーションが目を惹くスパークリング。
この華やかな一本が生まれしは、高級スパークリング「カバ」を生み出すスペインなんです。

泡好きにはつとに有名なカバですが、
今回ご案内の[ラック・ド・ビュル・ブリュット]は
スペイン内陸部のラマンチャ地方で生まれました。

スペイン・イベリア半島中央のカスティーリャ・ラ・マンチャ州は、
メセタと呼ばれる中央台地の上にあり、寒暖差の激しい大陸性気候です。

この過酷な地でハイコスパなスパークを造り出すのは、ディーコープ・バコ。
1950年代にラマンチャ州シウダ・レアル近郊のブドウ農家が集まり、
協同組合を設立したのがルーツです。
2014年にスペイン各地でワイン、オリーブオイル、チーズなどの
農産物を生産・販売するディーコープ・グループの傘下に入りました。

つまりこの素晴らしいコストパフォーマンスは、
大企業グループの一員でありながら、
ローカルな協同組合として機能し続ける
ディーコープ・バコだからこそ成し遂げられるというワケです。
ローカル零細企業では、このコストパフォーマンスは実現不可能と思われます。

この[ラック・ド・ビュル・ブリュット]に使われるブドウは、
なんと標高700~750mの高地畑で栽培。
寒暖の差が激しく、雨が少ない乾燥した粘土石灰質の畑から収穫した
アイレン100%なんです。

このアイレン種とは、まさにここラマンチャ地方原産の土着固有品種。
新たに植え付けた外来品種を用いるのではなく、
元々豊富にあった畑から収穫したブドウを使うことで、
さらなるハイコスパを実現しているというワケなんです。

洋梨、リンゴ、白桃の果肉感のある白果実のアロマが弾けます。
さらにアカシアの蜂蜜、エルダーフラワーの優しい芳香、
温度が上がってくるとパイナップルやパッションフルーツのような印象も出てきます。
口に含めば、きめ細かい泡が口中を撫で、充実した果実味が いっぱいに広がります。
それでいて余計な甘みは一切なく、 すっきりとドライな辛口。
酸は豊かで爽快。
口当たりは軽やかかつ 爽やかながらソフトで快適です。

5~7℃にキリッと良く冷やして、
フレッシュなシーフードのサラダ、 オリーブ、カプレーゼなどの気軽な前菜と共にお楽しみください。
癖のない、あっさりした味わいのスパークリングですので、
どんなお料理とも相性が良く、毎日飲んでも飽きません。
夕方のリラックスタイムにアペリティフとして、
また夕食のお供に、あるいはフレッシュフルーツと一緒にデザートワインとして。
あらゆるシーンで大活躍するスパークリング・ワインです。




ラック・ド・ビュル・ブリュット