ドメーヌ・ジャン・タルディ・エ・フィス・ブルゴーニュ・パストゥグラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2016

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一般的に[ブルゴーニュ・パストゥグラン]というと、
ピノ・ノワール種とガメイ種のブレンドのため、
飲みやすくフレッシュでフルーティーとされるのですが、
このタルディのものは、1/3でよい高貴品種ピノを50%と贅沢に使い、
しかも樹齢55年の古樹ブドウ(ヴィエイユ・ヴィーニュ)ならではの味わいで、
パストゥグランのみならず並みのACブルゴーニュさえも超越しているのです。

さらにヴィンテージの2016年は、
世界中で最大購読者数を誇る【ワイン・スペクテーター誌】のヴィンテージチャートが、
なんとコート・ド・ニ ュイに【97点】の例外的ハイスコアを付け、
さらに世界 的評論家「ロバート・パーカー氏」主宰の【ワイン・ア ドヴォケイト誌】と、
同じアメリカの重要評価誌【ワイン・エンスージアスト誌】も
それぞれ【94点】の高評価する、いわゆる折り紙つきのグレートヴィンテージ。

試飲でも、
『色合いはやはりガメイの個性を受け、かなり濃厚なルビーレッド。
しかし味わいは、ピノ・ノワールの繊細かつ上品な果実味が前面に出て、
ガメイのフルーティさは脇役に。
それにベリー、チェリーなどの赤い果実と、
カシスなどの黒い果実、それにシナモンなどのスパイスのニュアンスにより、
ピノ特有の引き締まった辛口の風味となっているのです。
またタンニンや酸もピノが主役となり全体を構成し、
果実味と調和した味わいが口一杯に広がり、適度に長い余韻へと続くのです。
この果実味と酸のバランスの取れた辛口ブルゴーニュ赤は、
軽く冷やして室温より低めの温度で飲むのがお勧めで、
焼き鳥やハモンセラーノ、シャルキュトリー類にタルト類、
チーズならウォッシュでもマイルドな
ピエダングロワと気軽に楽しみたいものです。』

ちなみに神様「アンリ・ジャイエ氏」の流儀を引継ぐ、
[ドメーヌ・ジャン・タルディ]が栽培するブドウは「メオ・カミュゼ」だけでなく、
「ルイ・ジャド」や「ジョセフ・ドルーアン」もこぞって購入する特別上等なもの。

そんな実力派生産者が造る [ブルゴーニュ・パストゥグラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ]。

通常1/3のピノ・ノワールを贅沢にも50%も使用し、
樹齢55年の古樹ブドウから造った1本は、
[ロベール・グ ロフィエ]、[エマニュエル・ルジェ]が造るパストゥグランとともに、
三傑パストゥグランとしたいほどの逸品です。




ドメーヌ・ジャン・タルディ・エ・フィス・ブルゴーニュ・パストゥグラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2016