シャトー・デ・ドゥモワゼル 1996

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シャトーのセラーにて20年間じっくりと熟成させた
希少ストックのヴィンテージワインを、
最近になって蔵出し直送されたという
超スペシャルな掘り出し物。

さらに、
そのヴィンテージは、
90年代のボルドーの優良ヴィンテージである1996年。

[シャトー・デ・ドゥモワゼル 1996]

このワインが造られているのは、
ボルドー右岸サンテミリオン地区のすぐ東側に広がる、
コート・ド・カスティヨン地区。
その地区の中でも、ややサンテミリオン寄りの場所に、
このシャトーのブドウ畑があります。

ボルドー右岸の伝統的な手法によって造られたこのワインは、
20年という長い間シャトーのセラーで
じっくりと静かに熟成を続けていました。
そして、ごく最近になって日本へ直送されたという
希少なヴィンテージワインなんです。

しかも、この1996年というヴィンテージは、
タンニンが非常に豊富な年だったため、
非常に長期の熟成に耐えることができ、
20年が経過したいま、素晴らしい熟成感と
まろやかさを備えた美酒に変化しています。

その味わいは、
『ふわりと立ち上る柔らかなアロマは、
より一層深みを増したカシスリキュールやラズベリーの凝縮感。
そしてその落ち着きのある果実味を包み込むのが、
紅茶や葉巻を思わせる上質な熟成のアロマ。
甘いスパイスやキノコのニュアンスも優しく溶け込んだ素晴らしい香りです。
その味わいは、まさにとろけるようにまろやか。
20年の歳月を経て丸くこなれたタンニンのふっくらとした質感、
そして年相応の美しさをまとった柔らかな酸。
エレガントな飲み心地と滋味深い熟成の旨みは、
まさに長い年月が生み出した無二の味わい。
素晴らしい熟成感を備えつつも決して枯れすぎておらず、
貫禄の旨みがもたらす充実の飲み応えがたまりません。』

20年間セラーからまったく動かされず、
静かに熟成をしていたというだけあって、
その味わいは意外にもまだ若さとピュアさ、
そして深みを備えた素晴らしい状態です。

王道の牛ステーキや鴨肉のコンフィと合わせて、
豪華なディナーに。

または、熟成ハードチーズをつまみながら
ワインとじっくり向き合うのもよし。

20年の歳月の旨みを噛みしめながら、
たっぷりとご堪能ください。




シャトー・デ・ドゥモワゼル 1996