ラ・ブラチェスカ (アンティノリ)ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ2015

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1980年、バローロ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
と一緒に初めてDOCGに認定された、
3つの偉大なるイタリアワインのひとつ、
歴史と伝統あるワイン、
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ。

【トスカーナワインの王様】と
呼ばれるブルネッロ・ディ・モンタルチーノに対して、
そのエレガントな味わいから、【トスカーナワインの女王】と敬愛される
このワインは、トスカーナワインの中心シエナ郊外の丘陵にある
緑豊かな町[モンテプルチアーノ]で、
元々この町の貴族が造っていたとされています。

そのワインの歴史は古く、すでに9世紀にはワイン造りが始まり・・・、
そして、1549年、当時の教皇パウロ3世がこのワインをことのほか気に入り、
最もパーフェクトなワインとして【ヴィーノ・ノービレ=高貴なワイン】と呼び・・・・

17世紀の詩人[フランチェスコ・レディ]は、
このワインを『あらゆるワインの中の王者』と称えているほど・・。

長い歴史の中で数多くの人々の心を捕らえてきた、
まさに感動の歴史が詰まったトスカーナワイン[ヴィーノ・ノービレ]の中でも注目の1本。
あの[アンテイノリ]が手がける[ラ・ブラチェスカ]のご紹介です。

モンテプルチャーノの街から1マイル、ウンブリア州と
トスカーナ州の境界に位置するワイナリー、 [ラ・ブラチェスカ]。
古代エトルリア、ローマ、そして中世ルネッサンス時代の
歴史を残す土地に囲まれたワイナリーです。
1990年にブラッチ家が所有していた敷地を、
イタリアが世界に誇るスーパータスカン[ティニャネロ]&[ソライア] を
生み出した名門[アンティノリ]が購入し、ブドウを全て植え替えて
新しいワイナリーとしてスタートしました。

[ラ・ブラチェスカ]が造るヴィーノ・ノービレ・ディ・ モンテプルチャーノは、
標高約280mに広がる103haの敷地にある、
[グラッキアーノ]、[チェルヴォニャーノ]、[サンタ・ピア]と
いう3つの有名な畑のブドウを使用して造られます。

栽培に関しては、1ヘクタールにおけるブドウの平均収量を
アペラシオンの規定よりも少なく保ち、
すべての区画で最高の品質が得られるようにしています。
収穫されたブドウは、15日間の発酵後、大樽へ移してマロラクティック発酵。
そのまま大樽内での12か月間の熟成の後、
更に12か月間の瓶内熟成を経てリリースされます。

この2015年は、≪パーカーポイント90点獲得!!≫
『なんと柔らかくエレガントな果実味、
ヴェルヴェットのような質感で滑らかな味わいの中に、
気品に溢れる優しい香りが漂ってきます。
この香りこそ、最上級のヴィーノ・ノビレだけがもたらしてくれる極上のアロマ。
口の中では甘酸っぱいフルーツ、そしてコーヒーを想わ る心地よい苦味。
それらの複雑な要素が完璧なバランスで溶け合い、
穏やかに長く続く余韻が充実感を与えてくれます。』

【ヴィーノ・ノビレ=高貴なワイン】の名にふさわしい
繊細さと奥行きのある味わいを、是非ご堪能ください。




ラ・ブラチェスカ (アンティノリ)ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ2015