ダイスを代表するグラン・クリュの
超希少な蔵出しバック・ヴィンテージ
しかも、ジャン・ミッシェル・ダイス全盛期の
伝説の1997年ヴィンテージをなんと、マグナムサイズで。
その名も、
[マルセル・ダイス・シェネンブルグ・グランクリュ 1997]
マルセル・ダイス、
彼がフランスのアルザス地方を有名にしたといっても過言ではない、
現代アルザスワインの頂点を極めるドメーヌです。
その名を世界に広めたのはジャン・ミッシェル・ダイス。
彼が成し遂げた偉大な功績についてはあまりにも有名。
『自然派ワインのリーダー的存在』、
『ビオディナミ農法の代表的存在』、
『混植混醸(ゲミシュターサッツ)を復活させた人』、
『フランスAOC法を改正させた人(ラベルに品種名
を表示させなくてもよくなった等々)』
です。
それらは彼が絶対的な信念として持ち続ける、
『テロワールの概念』を復活させる過程において必要不可欠だったのです。
テロワールの概念、つまりはブドウ品種の特徴よりも
個々の土地、土壌の個性をワインの味に出したい、ということです。
ダイスの所有するグラン・クリュといえば、
マンブールとアルテンベルク・ド・ベルクハイム、
そしてこのシェナンブルグ。
アルザスワインファンなら、一度は飲んでみたい、
憧れのグラン・クリュです。
この銘醸畑のダイスが所有する面積はたったの1ha、
標高270mと比較的高く、平均樹齢50年と古樹。
ダイスといえば、品種の個性よりも畑の個性。
そのため複数の品種を別々にではなく、
同時に混植混醸するのが特徴ですが、
このシェナンブルグもリースリング、ミュスカ、
ピノ・グリ、シルヴァネール、シャスラ等の混植。
リースリングが約80%。
土壌は軽い粘土質表土に、
砂岩質、石膏、泥灰土質基盤です。
石膏中に硫黄分が多く含まれていることで有名な伝説的な畑で、
ワインにもマッチを擦ったような香りが感じられます。
非常に複雑な土壌の畑なんです。
一般的に「10年間は開かない」という厳格で荘厳なスタイル。
現代アルザスワインの頂点のひとつ。
アルザスファンのみならず、お試しいただきたい、
ワイン大国フランスを代表する作品と言っても過言ではありません。
超希少な現地蔵出し、しかもマグナム・サイズでの登場。
しかも伝説の1997年。
これを飲めた方は本当に幸運です。
是非、特別なときにあけていただきたいワインです。