ポール・クルーヴァー・ソーヴィニョン・ブラン 2018

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南ア産の極旨ソーヴィニョン・ブランながら、
世界最大のワインコンテスト【デカンター・ワールド・ワイン・アウォード2014】にて、
世界ナンバーワンに輝いた実績をもつ白ワインのご紹介です。

それが
[ポール・クルーヴァー・エルギン・ソーヴィニョン・ブラン2018]

[デカンター・ワールド・ワイン・アウォード]は、
エントリー総数、25,000本を越える世界最大のコンテストです。

その大会にて、2013年ヴィンテージが
[15ポンド(約2,500円)以下のソーヴィニョン・ブラン部門]にて、
見事、世界ナンバーワンたる
【インターナショナル・トロフィー】(-INTERNATIONAL TROPHY-)
に選ばれた実績もある凄い白ワインなのです。

造り手である[ポール・クルーヴァー]は、
金賞受賞でさえ、なかなか難しいデカンター・ワールド・ワイン・アウォードにて、
この【インターナショナル・トロフィー】を獲得したのは、なんとこれが3度目。

シャルドネ:2008年度
ゲヴェルツトラミネール:2013年度
ソーヴィニョン・ブラン:2014年度

と、主要な白ワイン品種を総ナメという快挙を成し遂げています。

[ポール・クルーヴァー]は、
南アフリカのワイン産地の中でも冷涼な気候で知られる
エルギン・ヴァレーにある1896年から続く家族経営の造り手です。

エルギン・ヴァレーは、冷涼な気候のため、
南アで最高のシャルドネおよびピノ・ノワールの産地として有名な場所で、
この地に100年以上、住み続けてきたクルーヴァー・ファミリーは、
世界にその実力を認めさせた先駆者でもある、この地を代表する造り手です。

ワイナリーとしての発展は、
1985年に先代の当主ポール・クルーバー氏がワイナリーを継いでからのことです。
「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトに、
ひとつひとつ丁寧な手作業でワイン造りを行ってきた結果です。
クルーバー・ファミリーが所有する2000ヘクタール以上の敷地のうち、
ブドウ畑は90ヘクタールのみで、果樹園や花が咲き乱れ、自然のままに保たれています。

敷地の半分(約1000ヘクタール)は、
ユネスコに登録されている自然保護地区の一部となっていて、
天然記念物となっている野草、花なども保護され、
環境にも十分 注意を払いながらワイン造りをおこなっているのです。

冷涼な気候ゆえに、造られている品種は、ピノ・ノワール、
シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、ゲヴェルツトラミナー、リースリングなど。
綺麗でナチュラルな酸味がどれも非常に印象的なワインです。

今や、南アを代表するワイナリーとして、南ア国内外から注目される造り手で、
世界的にも著名なワイン評論家であるトム・スティーヴンスン氏が、

「南アフリカで最も急速に伸びているワイナリーのトップ10」
「ベストバリュー・ワイナリーのトップ10」
「最もエキサイティングで大発見のトップ10」

と絶賛する他、最近では、マスター・オブ・ワインであり、
デカンター誌のコラムニストとしても活躍するティム・アトキンス氏が、
最新の南アワインを取材してまとめた【南アレポート2013年度】にて、
『南アの一流ワイナリー(First Growth)たる12の造り手』
のひとつに挙げるなど、非常に注目されるワイナリーです。

その味わいは、
『ライムや青リンゴ、キーウィなどの果実味は新世界らしく非常にふくよかで、
さらにソーヴィニョン・ブランらしい草原の香りが
グラスを回すとふわっと遠慮がちに立ち上がります。
ぎゅっと詰まった果実味が口の中にも広がり、
南アで最も冷涼な気候といわれるエルギンらしい
切れのいい酸味が心地いい余 韻をもたらします。』

なんといっても素晴らしい丸みのある果実味と酸味のバラン スが見事で、
きりっと冷やしても果実味の存在感がしっかりと感じられるワインです。




ポール・クルーヴァー・ソーヴィニョン・ブラン 2018