その名も [カステッロ・ディ・ヴェルドゥーノ・バッサドーネ]
1840年代、当時のピエモンテ・サルデニァ国王のカール・アルベルトが、
ピエモンテにあるこのワイナリーを買収し、自らの別荘にしてしまったほど・・・
そのあまりの美味しさに溺愛し、全てを独占してしまった幻の極上ワイン。
このワインに使用される稀少なブドウ品種ペラヴェルガは、
このお城の廻りでしか栽培されていない品種で、
この幻のブドウに国王が溺愛してしまったのが
事の始まりとも言われるほどの見事な美味しさを持っているんです。
もちろん、地元イタリアでの評価も高く、重要評価誌[ガンベロ・ロッソ]は、
『我々の最も愛するワインの一つ
個性的な品種ペラヴェルガに向けられる、
この造り手 の情熱的な仕事への賞賛は永遠に止むことはないだろう』
こんな大絶賛コメントも残しているほど
ほとんどのヴィンテージで2グラスを与えています。
今回ご案内は2017年。
味わってみますとあの懐かしい香りが立ち込めてきました。
個性タップリのまるで癒されるかのようなやさしくも
スパイシーな香りと余韻の長さは、いつもながらの感動を与えてくれます。
『グラスに注いだ時の何とも言えない魅惑的な、
まるで熟成したブルゴーニュワインを想わせる
褐色を帯びたルビー色にまず目を奪われます。
そしてあの懐かしい香りが拡がってくるんです。
それはまさにラベルに描かれた花が
満開に咲いたお花畑にたたずんでいるような空間なんです。
そして口に含むとチェリーを想わせる果実味と
スパイスの香りが一杯に溢れ、長く、
途切れることなく続いていきます。
特に、ゴルゴンゾーラなどチーズをトロトロに溶かした
お料理との相性は抜群。
ほんとうに飽 きることなく何杯でも飲み続けてしまうんです。』
カステッロ・ディ・ヴェルドゥーノ・バッサドーネ 2017
【イタリア】【赤ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】