とんでもないお宝ワインが出てきました
ボルドーにおいて“世紀の超グレートヴィンテージ”と
語り継がれる大当たり年【2000年】
すなわち、来年で20年目を迎えるという、非常に希少な超長期熟成ボルドー。
その産地は、かの[ペトリュス][ル・パン]を擁する
ポムロール地区の隣に位置する歴史ある銘醸地【フロンサック】地区
そのシャトーのセラーに長く眠っていた超希少ロット。
そしてこのたび、20年の眠りから醒めた超グレートヴィンテージの凄みを、
余すことなくたっぷりと味わっていただきたいのです!!。
このワインを造る[シャトー・サン・ニコラ]は、
現在のオーナーが1994年に購入したワイナリーで、
ポムロールやサンテミリオン地区と同様に、
メルローを主体にカベルネ・フランと
カベルネ・ソーヴィニョンを少量ずつブレンド。
その後フレンチオーク樽で12か月熟成させるという
伝統的なワイン造りを行っています。
メルロー主体のふくよかな果実味が印象的ですが、
フロンサック地区の特徴である力強さや
滋味深さがたっぷりと味わえるのが、このワイン。
2000年ヴィンテージらしいスケールの大きさと
ボリュー ム感も申し分なく、迫力のある飲み応えです。
じっさいに飲んでみましたが、
『20年近くの眠りから醒めたその香りは、
仰け反るほどにパワフルで濃密、信じられないほどの支配力。
むせ返るほどの熟成香を予想していたものの、
その香りは面食らうほどに若々しく艶やかで現役感たっぷり。
とはいえ徐々に現れる円熟のアロマ。
葉巻やダージリンのニュアンスにほんの少しだけ動物的な匂い。
だんだんと思い出す、ああこれがフロンサックの香りだったと。
強さと包 容力を備えつつもどこか牧歌的で、懐かしい感じ。
一口飲んで再び驚き。やはり若い。
この若々しさは奇跡か必然か。
穏やかながら揺るぎない酸。
緻密かつほどよいボリュームのタンニン、決して渋すぎないものの、
20年を経た今なおボルドーらしさの象徴のような堂々たる存在感。
ひとくち飲むたびに滋味深く、
噛みしめるようにその旨みを味わいたくなるワイン。
余韻の複雑さは言わずもがな。20年の重みに深く感じ入ります。』
さすがの2000年ヴィンテージ
さすがの約20年熟成
凄みと旨みが違います。
抜栓したばかりは「おや?」と思うほどに若々しい印象ですが、
時間が経つにつれて味わい深さが増していく素晴らしいワイン。