あの“旨すぎるボルドー白ワイン”が、新ヴィンテージになって帰ってきました。
この白ワイン、ボルドーを代表する3つの超有力シャトーが
タッグを組んで生み出したという、とんでもないシロモノ。
主力となって動いたのが、なんとあの[ドメーヌ・ド・シュヴァリエ]
じつはこの[ドメーヌ・ド・シュヴァリエ]の白ワインは、
時に赤ワインよりも評価が高く入手困難になるという、
一級シャトー[オー・ブリオン]の白ワインと並び称されるもの。
パーカーやワインスペクテイター誌の評価においても、
最高レベルの高得点を何回もたたき出しているという、
まさにトップ中のトップといえるシャトー。
さらにこのプロジェクトに加わっているのが、
ソーテルヌの一級[シャトー・ギロー]。
その支配人でもある醸造家グザヴィエ・プランティ氏は、
あのワイン評論家パー カー氏に、
『シャトー・ギローは、彼のおかげで今まさに絶頂期にある』
とまで言わしめた凄腕。
そしてもう一人、
サンテミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに格付けされている
[シャトー・カノン・ラ・ガフリエール]のオーナーで、
抜群の醸造センスの持ち主である
ステファン・フォン・ナイペルグ氏も加わって生まれたのが、
この偉大なる白ワイン[クロ・デ・リューヌ]なのです。
使用されているブドウは、
貴腐ワインで有名なソーテルヌ地区のセミヨン(70%)と
ソーヴィニョン・ブラン(30%)で、辛口ワイン用のもの。
彼らの所有するトップシャトー同様に徹底した管理の下、
栽培した完璧なブドウは全て手摘みで収穫。
また、このキュヴェは樽を使用せず、
小型のステンレスタンクとコンクリートタンクでシュール・リー(※)
の状態で6か月熟成させています。
(※澱のある状態でワインを熟成させること)
『偉大なワインとは常に偉大なブドウから生まれる』
という彼らのワイン造りの哲学が示す通り、
ボルドー白ブドウの最高峰であるソーテルヌ地区の
偉大なブドウから誕生したこの白ワインは、
これまでにないハイクオリティなボルドーワインとして、
すでに多くの人々を魅了しています。
その味わいは、
『ふわりと漂うスズランやスイカズラの花のアロマに、
白桃やオレンジの甘美な香り、ほんのわずかに白コショウのアクセント、
そしてスモーキーなニュアンス。
一口飲んだ瞬間、まろやかな口当たりとともに
果実の凝縮感が口中をたっぷりと支配しつつ、
適度なミネラル感を伴う美しい酸が軸となったメリハリのある味わい。
つややかで厚みのある飲み心地がリッチな果実味をさらに際立たせつつ、
酸の骨格の力強さが存在感のある飲み応えをもたらしています。
ボリューム感のある濃厚な味わいながら
優雅な気品を感じさせる素晴らしい白ワインです』
なんと印象的で、優雅で、圧倒的な存在感
冷やしすぎずに10℃くらいの温度で飲むと、
素晴らしいアロマとボリューム感、
そしてつややかな旨みがたっぷりと満喫できます。
白身魚のムニエルやチキンソテーなどの
メイン料理に合わせてもまったく負けることのない、
主役級の白ワイン です。