『チリの至宝!!』
と呼ばれるこのワインは、
官能的で幾層にも重なった香りの複雑さが、
素晴らしい味わいのハーモニーを見せる
極上のカベルネ・ソーヴィニョンから造られるワイン。
すでに30年のトラックレコードをもち、
熟成においてもその素晴らしさが証明されているワインです。
これまでに世界中が年末になると注目する
[ワイン・スペクテーター誌年間トップ100]において、
5回のリストインを果たし、2度もトップ10入りを果たしています。
今回ご紹介する2017年も、
元ワインスペクテーター、シニアテースターであり、
数々のチリワインを定期的に評価している
[ジェームズ・サックリング]にて【99点】を獲得する他、
ワイン・スペクテーター【95点】、
ワイン・アドヴォケート誌【94点+】など、
これまでにないほど高い評価をいるワインです。
初リリースからちょうど30年の節目に(この2017年ヴィンテージから)、
ドン・メルチョーは、コンチャ・イ・トロから独立し、
一つのワイナリーとなりました。
その指揮をとるのは、
弱冠34歳にしてコンチャ・イ・トロ最高峰ブランドのワインメーカーに就任し、
以来23年ものあいだドン・メルチョーを造りつづける、エンリケ・ティラド氏。
ティラド氏は、
『コンチャ・イ・トロからの独立は、
これまで醸造責任者としてマネジメントしてきた
ドン・メルチョーがさらに飛躍するのに必要なステップでした。
プレンテ・アルトのユニークな特徴を表現した唯一無二のワインを造り、
この素晴らしいテロワールに敬意を払うことを目指していきます』
と語り、今後ますますの発展が期待されるワインです。
それが
[ドン・メルチョー・カベルネ・ソーヴィニョン 2017]
チリのプレミアム・ワインの歴史を開いた、
チリ屈指のワイン【ドン・メルチョー】
アルマヴィーヴァをはじめ、チリのプレミアム・ワインのほとんどが、
ボルドーブレンドであるのに対してこのワインは、
ほぼカベルネ・ソーヴィニョンのみで造られるのが特徴で、
今回ご紹介するヴィンテージも98%カベルネ・ソーヴィニョン。
【アルマヴィーヴァ】のプロジェクトによって、
フランスの一級[シャトームートン・ロ・ートシルト]のノウハウに接し、
醸造面および栽培面で影響を受け、
今やその【アルマヴィーヴァ】をも凌ぐ評価を得ているのが、
このワインです。
その功績の多くは、20年以上もワインメーカーを勤め続ける
天才エンリケ・ティラド氏の存在でしょう。
土壌を研究し、年々、品質は向上し、
今やチリ最高峰のカベルネ・ソーヴィニョンといっても過言ではありません。
ロバート・パーカー主宰の[ワイン・アドヴォケート誌]では、
そのほとんどが93点以上という高い評価を獲得!!
またワイン・スペクテーター誌では、
毎年年末に発表されている【年間トップ100】で、
なんと5度のランクイン。
ヴィンテージ2000年:94点 2004年度年間26位
ヴィンテージ2001年:96点 2005年度年間 4位
ヴィンテージ2003年:94点 2006年度年間26位
ヴィンテージ2005年:96点 2008年度年間12位
ヴィンテージ2010年:95点 2014年度年間 9位
ヴィンテージ2014年:96点 2017年度年間90位
元ワインスペクテーター誌シニア・テースターであり、
毎年チリに足を運び、多くのカルトワインを積極的に評価している
ジェームズ・サックリング氏は、
この2017年に99点というほぼパーフェクトな評価を与えています。
畑であるプエンテ・アルト畑は、沖積層に分類され、
アンデス山脈からマイポ川によって運ばれた石を多く含むもので、
水はけがよく、これが良質なブドウの生長に大きく寄与していると言われます。
彼曰く、
『ドン・メルチョーのスタイルは、畑がすべて。
プエンテ・アルト農園の偉大な風土はもちろん、
エル・トコルナル農園の砕石混じりの土壌、
そこへアンデス山脈から流れ込む冷涼な空気。
恵まれたマイポ・ヴァレーの環境で、
ブドウ樹が20年にわたり提供してくれる最良の果実、
これらの個性をどれだけワインの中に表現できるか、
ということに専念しています。』
その味わいは、
『がっしりと力強いボディと深みを持ち、
完熟したブラック・カラントのフレーバー。
タンニンは甘く、魅惑的で、余韻も長く続きます。
マイポ・ヴァレーのプエンテ・アルトのマイクロクライメイトがもたらす、
スパイシーさと柔らかなタンニン、
リッチなカベルネ・ソーヴィニヨン品種の個性と深みが楽しめます』
チリ・プレミアムワインの中でも最も長いトラックレコードを持つのがこの
『ドン・メルチョー』。ぜひ、お楽しみください。