美味しい辛口白ワインといえば、
世界中のワイン愛好家を虜にし続ける白ワインの銘醸地
【シャブリ】は絶対に外せません。
このワインが造られるシャブリという産地は、
世界中でファンが多いブルゴーニュ地方の最北端にあたるヨンヌ県に位置し、
パリとディジョンのちょうど中間くらいにある産地。
村は見るとすぐに銘醸地とわかるようなブドウ畑に覆われた丘で囲まれている地区。
この地域の畑は、古く12世紀の中世時代にカトリックのシトー派の
修道院によって開拓されたと言われています。
その頃から非常に人気の高いワインが造られ、
特に辛口でミネラリーな白ワインは
多くのワイン愛好家によって愛され続けています。
その人気の理由、シャブリといえば、
その個性を生み出す土壌にあると言っても過言ではありません。
2つのタイプの土壌があることで知られていますが、
まず【キンメリジャン土壌】というジュラ紀後期の
貝殻の化石を含む石灰岩土壌は引き締まった酸味や
クリスピーなミネル感を生み出す味わいです。
もともと深い海だ ったことを示す土壌です。
そのため、貝類などの魚介類との相性がいいと言われています。
またもうひとつの【ポートランディアン土壌】は
貝殻石 灰を含まない石灰よりも粘土質が多い、
キンメリジャンに比べて比較的新しい地層年代の土壌です。
より柔らかい味わいとなることが多いと言われます。
このワインが造られるのは前者の【キンメリジャン土壌】 のため、
よりシャブリらしいキレのいい味わいとなっています。
そして、ワインを手がけるのは、シャブリの名門生産者として名高い、
[ドメーヌ・ラロッシュ]の元醸造長となれば、
これはもう期待できないはずがありません。
『クリアーで濃厚なイエローの色調を伴う完熟シャルドネの風味
レモンやグレープフルーツに熟した青リンゴのニュアンス
キンメリジャン土壌から生み出される、
キレのいい酸味とクリスピーなミネラル感は、
まさにシャブリの真骨頂』
和食や魚介系料理はもちろん、
焼き鳥やハム・ソーセー ジ、
ミモザサラダなどとあわせてお楽しみください。