スタック・ハウス・ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニョン 2017

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ハイ・コストパフォーマンスのナパ・カベルネが登場!

ナパ・ヴァレーには、
日々、多くの才能と野心をもったワインメーカーたちが現れ、
次第に独立して新たなブランドを出しているのですが、
今回ご紹介するのもそんなワインです。

リリースまもなく、あのロバート・パーカー氏がみずから選んだ
【2016年度トップ・バリュー・グレーテスト・ワイン3本】の
1本に選ばれるという快挙を成しとげています。
数あるワインの中から、たった3本の中の1本です。

それが
[スタック・ハウス・ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニョン2017]

造り手であるモンティチェリ夫妻は
ともにワインメーカーとして多くのワイナリーで研鑽を積んできました。

ワインメーカーであるアナ・モンティチェリは、UCデイヴィス校を卒業後、
フランスワインの最高峰のひとつ、シュヴァル・ブランで研鑽をつみ、
ブライアント・ファミリーで5年間
アシスタント・ワインメーカーをつとめた後に、夫とともに独立。
ブライアント・ファミリーでは、
フィリップ・メルカがコンサルタントをしており、
その影響も強く受けたといいます。

夫であるマリオ・モンティチェリもUCデイヴィス校を卒業後、
イタリアのアンティノリなどで修業をつみ、
その後、ナパに戻ってフィリップ・メルカのアシスタントとして
数々のワイナリーにかかわり、キホーテ・ワイナリーや
トリンチェロ・ワイナリーでワインメーカーとして活躍したのちに、
コンサルタントとして独立するとともに
妻と一緒に独自のブランドを立ち上げたのでした。

ナパ・ヴァレーとボルドー品種に深い経験と愛情をもつ2人が造るワインは、
あっという間に人気を博し、2014年ヴィンテージは、
ロバート・パーカー氏が選ぶ【世界のグレーテスト・ワイン・トップ3】の
1本に選ばれ注目を集めました。

今回ご紹介する2017年ヴィンテージは、それを上回る味わい!と絶賛され、
ワイン・アドヴォケート誌から92点を獲得するとともに、
元ワイン・アドヴォケート誌のテースターでもある
ジェブ・ダナック氏からも92点を獲得しています。

ブドウは、ナパ・ヴァレーの6つのサブリージョンである
ハウエル・マウンテン、スプリング・マウンテン、ダイアモンド・マウンテン、
アトラス・ピーク、オーク・ノル、マウント・ヴィーダーに加え、
凝縮した果実が特徴であるお隣のナイツ・ヴァレーのブドウも少量ブレンドして、
バランスよく仕上げた深みのあるナパ・カベらしい堂々とした味わいが特徴です。

黒ベリーの複雑かつ華やかな香りに、
その期待を裏切らない重厚でいく層にもなった果実が押し寄せ、
スパイスと杉の木肌、鉛筆芯などにナパらしさを感じます。
しっかりとしたストラクチャーがあり、
質のいいタンニンが全体を見事にまとめている印象です。


スタック・ハウス・ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニョン 2017
アメリカ 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口