新着2019ヴィンテージは
若干の収穫量減を除けば[シャブリ]の大当たり年。
地元の人によれば、5月の霜と夏の長期にわたる猛暑と乾燥、
さらに例外的な少雨と、ブドウにとっては
ストレスに満ちた年だったのにも拘らず、
芳醇な果実味に酸味が保たれ、
非常にバランスの良いワインが出来上がった、
いわゆるグレートヴィンテージです。
『王道を行くシャブリならではの
豊富なミネラルと酸味が、
完熟シャルドネの風味と相まって、
クリアーで深みのあるゴールドの
色調のワインを彩っています。
また、香りでは
他の年のグレープフルーツなどの柑橘系よりも、
甘草やメロンのような麝香のニュアンスが感じられ、
ここにヴィンテージのキャラクターが表れています。
この1本は、牡蠣などの海の幸にはもちろん、
魚介や鶏、豚肉のホワイトソース、
さらにはカレーなどのエスニック料理とも
相性が良さそうで、
チーズならボーフォールや
コンテと合わせてみてはいかがでしょう。』
昔から『牡蠣にシャブリ』とよく耳にします。
それぞれ、海産物と白ワインの代名詞として、海のない地域に
住む欧米人にも分かるよう提言したのではないでしょうか。
でも、島国日本には全国津々浦々に
『お国自慢』の海の幸があるかと思います。
シャブリは、そんな地元やふるさと自慢の旨いものと、
是非、ご一緒にお愉しみいただきたい1本。
海産物を多く食する日本人ならではの
幸福感を演出してくれるでしょう。