古樹パワーを実感できる濃厚で奥深い味わいを持つジンファンデル!
大人気の[ブラックスミス・セラーズ]から、
待望のジンファンデルの登場です。
しかも、畑は[テルデスキ・ヴィンヤード]
古くからのカリフォルニアのジンファンデル・ファンの皆様には、
聞き覚えのある畑のはず。
ジンファンデルの古樹を世に広めた先駆けである
[レーヴェンスウッド]が単一畑として見出し、
多くのファンを魅了してきた畑です。
レーヴェンスウッドの単一畑の中でも
最も多くの受賞歴のある畑でもあります。
飲んでみるととにかく、驚くほどの濃縮感。
貫禄抜群のどっしりとした厚み。
ブラックベリーやカシスなどの黒果実満載ですが、
しっとりと溶け込み、この濃縮感と力強さは
やはり古樹パワーなのだと納得の味わいです。
2001年から生産しているというワインですが、
年産わずか150ケースのためか、
これまで日本には輸入されていなかったワインです。
それが
[ブラックスミス・テルデスキ・ヴィンヤード・ジンファンデル 2018]
このワインを造るのは、人気の[ブラックスミス]。
オーナー兼ワインメーカーであるマット・スミス氏は、
大学で化学を学んだ関係で、ナパの伝統ある造り手[ボーリュー・ヴィンヤード]で、
2年間ラボで働くうちに、ワインメーカーになろうと決心し、
仕事をやめて、大学に入り直し、醸造学を専攻しました。
その醸造学科を主席で卒業し、多くの誘いがあった中で、
彼が選んだのは、ダッシュ・セラーズでした。
その理由は、ダッシュ・セラーズが高品質にこだわっていたこと、
そして彼自身のワインを造ることも許してくれたことでした。
醸造施設の一部を借りながら、自分のブランドである
[ブラックスミス・セラーズ]のカベルネ・ソーヴィニョンを初リリースしたのが2003年。
それからわずか16年ですが、2013年には自らのワイナリーを持つほどになりました。
手造りの高品質なワインにこだわっています。
今回ご紹介するワインは、2001年から生産しているということですが、
日本市場に入ってきたのは、2021年から。
年産わずか150ケースという貴重なワインです。
テルデスキ・ヴィンヤードは、カリフォルニアのソノマ、
ドライクリーク・ヴァレーにある、樹齢100年を超える古樹が整然と並ぶ畑です。
ジンファンデルの古樹には見向きもされなかった1970年代、
レーヴェンスウッドの創業者であるジョエル・ピーターソンによって見いだされ、
それ以来、単一畑として造られていて、
レーヴェンスウッドの中でも最も受賞歴の多いワインを生み出している優良畑。
これは飲んでみないわけにはいきません!
予想どおり、いえそれ以上の凝縮感と濃密さ!
2018年と若いワインとは思えない統一感と奥行きは、
やはり古樹パワーのおかげでしょう。
その味わいは、
『熟したトマト、かすかなウースターソース、熟成肉、チョコレート、
そしてリキュールの香りがあり、複雑さをさらに添えるのは
ドライトマトとドライプラム。
果実の甘味を感じるアタック、
しっかりとした輪郭をもつ酸が高いアルコールとバランスして、
余韻は濃縮した黒果実とジューシーな酸味が心地よく続きます。』