ロッチァ・ブルナ・プーリア・ロッソ・アパッシメント 2020

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【アパッシメント】とは、
イタリア語で「ブドウの乾燥」を意味します。
その名の通り干して旨味を凝縮させたブドウを使用して仕込むワインで、
イタリア好きの皆様なら、ヴェネト地方の銘酒【アマローネ】を思い浮かべるのではないでしょうか?
ただ、このワインは収穫したブドウを干すのではなく、
ブドウの収穫を遅らせ(レイト・ハーベスト)、
そのまま房を自然に乾燥させるという手法でがとられています。
これによって、ブドウ自体の糖度と濃縮度が上がり、
濃厚で甘みを伴ったまろやかなタンニンのある風味豊かな
フルボディでリッチなワインに仕上がっているのです。
まさに、温暖なプーリアだからこそ成しえる技と言えるでしょう。

使われている品種は、
ネグロアマーロ60%、メルロー25%、プリミティーヴォ15%、
プーリア赤の重要地場品種をメインに、メルローをブレンドすることで
濃厚な飲み口の中にも程度な酸味が感じられる、
飲み疲れしないバランスの良い飲み心地を産み出しています。

実際に味わってみますと・・・
『深いルビー色と凝縮したカシスやプルーン、
そしてスミレの花の香りが開けたてから全開。
さらに、カカオやチョコレートを想わせる甘い香りも現れてきます。
豊潤なボディと上品なタンニン、そして程度な酸とほろ苦さが
濃密ながら飲み疲れしないバランスの良い飲み心地を生み出しています。
長い余韻の中にほのかに感じる苦味が最高に快適。
満足感タップリの1本です。』


ロッチァ・ブルナ・プーリア・ロッソ・アパッシメント 2020
【イタリア】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】【辛口】