1966年東京・銀座で開店した、日本で最初の本格的フランスレストラン
【マキシム・ド・パリ東京】でも、初期からオンリストされた、
南部ブルゴーニュ白の銘酒[プイィ・フュイッセ]。
その品質の高さを裏付けるように、2020ヴィンテージから「マコネ地区」では
初のプルミエ・クリュ(1級畑)が、22のクリマ(区画)で誕生します。
ご案内の1本は、樹齢20~50年のヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹ブドウ)も含む
シャルドネから造られる、年産7,500本の[プイィ・フュイッセ]。
その名も、 [ドメーヌ・ファミーユ・パケ プイィ・フュイッセ 2018]
このワインを造ったのは、両親からのドメーヌを引き継ぎ、
若い三兄弟で運営する新進気鋭の生産者[ドメーヌ・ファミーユ・パケ]。
ドメーヌが所有するのは、「ロシュ・ド・ソリュトレ」
の丘の斜面中腹にある急勾配の4区画で、合計面積は1.65haの、
南東向き標高300mの石灰岩質土壌の畑。
そこで栽培する樹齢20~50年と古樹も含むシャルドネをすべて手摘みで収穫。
ブドウは収穫から20分以内にプレス。
16~18℃に温度調整したステンレス製 タンクにて、
土着酵母のみを使用し4~6週間発酵。
マロラクティック発酵も施します。
その後、12ヶ月間オーク樽(新樽率20%)でシュール・リー(澱の上)の状態で熟成、
さらに6ヶ月間桶で熟成したものがご案内のワイン。
そんな1本のヴィンテージは2018年。
この年には、アメリカの専門誌【ワイン・エンスージアスト】が【94点】、
パーカー氏の【ワイン・アドヴォケイト誌】も【92点】を付ける、いわゆる当たり年。
『これがマコネ?これがプイィ・フュイッセ?と思うほどエレガント』
『クリアーで淡いイエローゴールドの色調。
完熟シャルドネのリッチな果実味よりも上品で
繊細な風味がグラスを満たします。
そしてパイナップルなど柑橘類と、白桃などのニュアンスを持つ香りは華やか。
それにマコネ地区特有のミネラルや上質な酸が彩りを添え、
とにかくエレガントで甘過ぎない辛口の味わいが口の中に広がります。
さらに、ハシバミやアーモンドなどのナッツ類に加え、
時間の経過によりほのかなハチミツの風味も現れるようになり、
どんどん複雑になってくるのです。
このエレガントなプイィ・フュイッセには、料理なら海老などの甲殻類、
バターを使った魚介類、豚ロース肉やキノコ類のソテーなどを、
チーズなら 熟成ブリーか、ウォッシュタイプでも癖の少ない
イタリアのタレッジョなどを 合わせてはいかがでしょう。』