2019ヴィンテージは・・・・、
まだ主要専門誌のヴィンテージチャートは出揃っていないものの、
アメリカの専門誌【ワイン・エンスージアスト】の
最新ヴィンテージチャートで【95点】(飛び切り上等)のハイスコアという、
いわゆるグレート・ヴィンテージ。
さらに、ブルゴーニュ委員会等からの情報でも、
『収穫量は減少したものの赤・白共に、猛暑と乾燥に耐え抜いたブドウの出来は良く、
将来的にグレートヴィンテージが予想される』 という傑出した収穫年。
試飲したところ、
『並みのムルソーが顔色を失う味わい』
『個人的にはムルソーと言われたら疑わないほどの品質』
『クリアーでかすかに緑の要素を持つイエローゴ ールドの色調。
香りには白と黄色い花にグレープフルー ツなどの柑橘類と、黄桃、洋ナシのニュアンスがあり、
それに完熟シャルドネ特有のコクを感じさせる果実味が加わり、
一般的なACブルゴーニュを超越したボリュームを持つ濃厚な風味が味わえます。
また酸とタンニンはすでにまろやかさを見せながらも、
ブルゴーニュのシャルドネ特有の心地よい苦みも備え、
さらに近年のムルソーの特徴でもある良質のミネラルにより
このクラスではかなり複雑な風味に仕上がっています。
この白を飲む際には早めの抜栓か大きめのグラスをお勧めし、
料理なら甲殻類にアナゴの白焼きなどの海鮮に鶏もも肉のグリルやソテー、
チーズならマロワイユなどの青かびが相性が良さそうです。』