あのオーゾンヌが手がける秘蔵サン・テミリオン

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ボルドーの5つの一級シャトーと、
右岸の[オーゾンヌ]、[シュヴァル・ブラン]、[ペトリュス]を
あわせたいわゆる【8大シャトー】の中で最も生産量が少ないシャトー、
それは[シャトー オーゾンヌ] 。

ボルドーで1、2を争うエレガントさを誇る[オーゾンヌ]は、
特に90年代以降の品質は並外れて素晴らしく、
近年のヴィンテージだけでも、
パーカーさんが4度の100点満点と、2度の98点を付けています。

さらに、フランス最高評価誌
【レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス】において、
サンテミリオンで唯一、最高格付けの3つ星を取得。

また、フランス最高のワイン評論家ミシェル・ベタンヌも
『1997年以来全てのヴィンテージが
サンテミリオンの頂点に君臨する』
というコメントし、最高評価を与えているんです。

その、今や無敵の[オーゾンヌ]の栄光を導き出したのが、
現オーナーであるアラン・ヴォーティエ氏。
実はヴォーティエ氏は、あの[ペトリュス]を造る
クリスチャン・ムエックス氏と並ぶ
妥協なき完璧主義者と言われる人物で、
そのワイン造りは神がかっているとしか言いようがないほど。

その凄腕ヴォーティエ氏が[オーゾンヌ]のすぐ近くに所有し、
[オーゾンヌ]とまったく同様のワイン造りを行っている秘密のシャトーが、
[シャトー・シマール]。

実はこのシャトー、ヴォーティエ氏自身も
1981年から現在に至るまでここで暮らしており、
[オーゾンヌ]と同様、
あるいはそれ以上の愛着を持っているシャトーなのです。

ブドウ畑はなんとオーゾンヌの丘を下りてすぐ、
というもの凄く恵まれた場所。
しかも、北側は[パヴィ]に、
西側は[カノン・ラ・ガフリエール]に隣接するという
好 条件のテロワール。
しかも数年内にグラン・クリュに昇格するといわれている
極上畑なんです。

ヴィンテージチャートで2005年は、
「ロバート・パーカー氏」のワイン・アドヴォケイト誌が、
サン・テミリオン地区に【99点】のほぼパーフェクト。
ワイン・スペクテーター誌も【97点】など、
各専門誌が超大当り年とする例外的、歴史的グレート・ヴィンテージ。

さらに、畑がすぐ近くの本家[シャトー・オーゾンヌ]に至っては、
アドヴォケイトでパーカーさんが4回のテイスティングで、
すべて【100点】(当初2回は98~100点)に、
50~75年飲み頃が続くパーフェクトワインとコメントする化け物で、
アメリカでの市場価格でも2,500ドルはざらというお宝中のお宝。

その点、今回のご案内[シャトー・シマール 2005]は、
ブドウの出来も似た近接オーゾンヌの所有者が、
同じ醸造チームでオーゾンヌと同じ造りで手がけているのに、
実にお値頃価格。

つなり、歴史的傑出年なのに既に美味しく飲め、
今後も成長が見込まれ保存も利く逸品なんです。

ちなみに、この2005ヴィンテージでは、
通常コンクリートタンクでの熟成に替わり、
あまりのブドウの出来のよさにかオーク樽で10ヶ月間の熟成と、
ここにも歴史的ヴィンテージの片鱗が垣間見られます。

実際に、試飲でも、
『この大当たり年でも、本家オーゾンヌの血筋を引くエレガントさは顕在。
まだ若さを残す深みのありガーネットの色調。
通常のヴィンテージよりも高いアルコール度もあり、
味わいにも熟成による甘みよりも、
フレッシュな果実が持つ芯のある辛口の風味が。
そして、ブルーベリーやブラックベリーのベリー系と、
カシスのニュアンスの香りにはピュアでジューシーさが。
また、それを彩るオーゾンヌ似の上質なミネラルに、
しっかりながらも突出しないタンニンと酸が、
ほのかに木の風味を持つ果実味とバランスよく融合しているんです。
オーゾンヌ一族のワインだと感じられ、
適度にリッチでボディがあり、今後の熟成も期待できるこの1本は、
デキャンタージュするか大きめのグラスで、
シンプルな牛ステーキやビーフシチュー、
鶏のクリームグラタンなどと、チーズなら熟成ブリーと
楽しみたいものです。』

濃厚さではなくエレガントな風味で他を圧倒する本家
[シャトー・オーゾンヌ]の片鱗に、
お手ごろ価格で触れられる
[シャトー・シマール 2005]。

同じヴィンテージのオーゾンヌは、
今やアメリカでも2500ドル前後で販売されているお宝。
もちろん単純比較は出来ませんが、
そんなオーゾンヌのエッセンスと手法が詰まった1本を、
存分にご堪能ください。

シャトー・シマール 2005
【フランス 赤ワイン 750ml ミディアムボディ寄りのフルボディ 辛口】
3,980円(税別)

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