夏はチョコレートのオフシーズンだなんて、とんでもない!夏ならではのチョコレートの楽しみ方はいろいろあります。市川歩美が夏のチョコレートの楽しみ方のヒントをお話します。
カルマン・リオハ 2019
このワインの造り手、ボデガス・イ・ビニェードス・ゴメス・クルサードは、
リオハ・アルタに本拠を置く優良生産者。
クリアンサ、レセルバ、グラン・レセルバなど長期熟成の
本格銘醸リオハをリリースしており、どれもが高い評価を得ているのですが、
このたび新たにリリースしたのは、モダンなスタイルの若々しい赤ワイン。
その名も、
[カルマン・リオハ 2019]!!!!
この2019年がファーストヴィンテージなんですが、
なんと早くもパーカー【90点】を見事獲得しているんです。
『花と赤果実の非常に魅力的なコンビネーションの香り』
『エレガントな素朴さも持ち合わせている』
『バランスと酸、ボリューム感とジューシーな果実味』
『余韻も長くて美味しく、親しみやすい味わい』
と絶賛。
その中身を知ればナットク、
標高600mの冷涼なリオハ・アルタの畑から収穫したガルナッチャ88%、
テンプラニーリョ12%を使用。土壌は鉄分を多く含む赤土。
その樹齢たるや、45-70年の古木なんです。
この高樹齢ブドウのポテンシャルを存分に生かすため、
リオハ特有の「樽による長期熟成」は行っていません。
丁寧に手摘みで収穫し、24℃に維持したステンレスタンクで
18日間マセラシオンとアルコール発酵を行い、コンクリートタンクに移します。
そこで4か月間熟成させました。
これが本当に「リオハの高樹齢ブドウのポテンシャルって凄い」
と唸ってしまうほどの美味しさ。
明るめのガーネットの色調。
ラズベリー、ブルーベリー、カシスなどの凝縮したフルーツのアロマに、
イチゴジャムをトッピングしたヨーグルト、クローブ、シナモン、
ナツメグのスパイス、ドライハーブ、野ばらの芳香が豊かに香ります。
甘酸っぱくチャーミングな香りがとっても魅力的。
口中では凝縮して緻密な果実味、
繊細でエレガントな酸はたっぷりと含まれています。
きめ細かくシルキーなタンニン、しなやかで軽やかな口当たり。
みずみずしい旨みを伴った余韻が長く持続します。
若々しいスタイルで、明るく快適な飲み心地のミディアムフルの赤ワイン。
適温は14-16℃。
イベリコ生ハムとサラミの盛り合わせ、
ブラウンマッシュルームのアヒージョなどの気軽なタパスから、
スパイシーチキン、ポークソテーなどの
メイン料理までオールマイティに合わせられます。
ふたりの宇宙飛行士が肩を組み、ワインを抜栓して陽気に乾杯しているイラストのラベルが印象的、
ワインは特別なものではなく日常の飲み物であるという造り手の想いと、
カジュアルかつ気楽に、ワインタイムを楽しんでいただきたいという願いが込められています。
カステッリ・デル・ドゥーカ・マルヴァジア・セッコ・フリッツァンテ
ブドウは華やかな香りが特徴的なイタリア土着品種のマルヴァジア。
そのグラスから溢れる白い花の蜜のような甘酸っぱい香りに誘われ、
口に含むと最初は少しブドウ本来の甘さを感じながらも
苦味と渋みのある辛口でシュワシュワっと弾ける泡がたまらなく美味しい。
キーンと冷やして飲んだら、思わずゴクゴクと飲みすぎてしまう極旨フリッツァンテ。
カステッリ・デル・ドゥーカという、あまり聞きなれないブランドなんですが、
よくよく調べてみるとその旨さの理由が分かりました。
イタリアを代表する微発泡ランブルスコの筆頭生産者として有名で、
世界一のランブルスコ生産者とも言われる、あのメディチ・エルメテ社が、
古くから同じエミリア・ロマーニャの地域、
コッリピアチェンティーニの地でワイン造りをしてきた2大ワイナリーの協力を得て、
1999年に立ち上げた新たなる共同ワイン・プロジェクトだったんです。
『テロワールが表現され、果実味のあるフレッシュなタイプでコストパフォーマンスに優れたワイン』
をコンセプトに立ち上げられた新ブランド[カステッリ・デル・ドゥーカ]は、
その3社でピアチェンティーニでのブドウの全生産量の75%を占めているという
驚異的な生産力を土台に、品質の良いブドウだけを選び抜くという
持てる者の力を最大限に利用した醸造をし、
常にクオリティが高くコストパフォーマンスに非常に優れたワインを生み出したのです。
この新プロジェクトをコンサルタントするのはかの有名なエノロゴ(醸造家)カルロ・コリーノ氏!
彼は、キャンティで有名なポッジョピアーノのエノロゴチームの一人にして、
シチリアの超有名な[プラネタ]のコンサルタントとしても活躍し、
イタリアの重要評価誌ガンベロ・ロッソ 1999では、
ワイナリーオブザイヤーを獲得した際には
『醸造家のカルロ・コリーノ氏は、
シチリアという地でまるで魔法でも使ったのか
の様な素晴らしいワインを造りだした。』
と大絶賛評価を受けた超凄腕の醸造家。
実に見事な手腕を発揮しているとしか言いようの無い程の完成度を誇っています。
成城石井でリピ買い!料理のプロがヘビーユースするおすすめ商品5選
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関東を中心に、本州で店舗を展開している成城石井。ちょっとウキウキするような素敵な商品や美味しいものが揃っていて大好きなお店です。そんな成城石井で是非ともおすすめしたい商品を、チーズの専門家であり、パンと料理の教室を運営している筆者がご紹介します。
チウ・チウ・レ・メルレッタイエ 2020
いかにも可愛らしい名前を持ったこの造り手と
【ペコ リーノ】という珍しいブドウ品種から造られたこのワイン。
あの世界的権威のロバート・パーカーさんが、 このワインの2009年ヴィンテージに、なんと90点。
2011年ヴィンテージからは【DOCG】に昇格。
2013年は 【インターナショナル・オーガニックワイン・アワード】で圧巻の96ポイント獲得、
トップゴールドアワードを受賞!
新着2020年もこのワインの最大の魅力である個性的で印象深い香りと
エレガントで優しい果実味をたっぷりと堪能させてくれるんです。
『緑色の輝きを帯びた麦わらの色もとても美しく、
開けたてから、上品な白い花と熟した果物の香りが溢れ出てくるんです。
口に含みますと、もう完璧といっても良いほどの風味の良さ、
もうただ一言【美味しい!!】という言葉以外に何の言葉も説明もいらないと思えるほど。
最後は快適な酸味がさわやかな後味と合わさって、長い余韻も楽しめるんです。
このワインの素晴らしさを満喫するには、なるべく時間をかけてゆったりとお飲みください。』
魚や野菜のフライと併せたらならもう最高!