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ロバート・モンダヴィ・ウッドブリッジ・ピノ・ノワール 2015

カリフォルニアワインの雄、ロバート・モンダヴィが造る
デイリーワインとして抜群のコスパを誇るワインです。

ラズベリーの香りが立ちあがり、バランスのいい軽やかなワイン。

それが、
[ロバート・モンダヴィ・ウッドブリッジ・ピノ・ノワール]

ロバート・モンダヴィ・ワイナリーと言えば、
カリフォ ルニアを代表する超有名ワイナリー。
2007年に94歳で亡くなった創設者のロバート・モンダヴィさんは、
カリフォルニアワインの伝道師として、世界中を飛び回るだけでなく、
数々のワインメーカーに協力を惜しまず、
カリフォルニアワイン全体のレベルを押し上げた第一人者。

さらにはあの有名な【オーパス・ワン】をムートン・ロートシルト家と
ジョイント・ベンチャーで始めたり、
毎年約30億円もの寄付金を集める【ナパ・バレー・オークション】を始めたりと、
カリフォルニア・ワインを世界に広めた立役者として誰もが認める伝説の人物です。

そんなロバート・モンダヴィさんが生まれ育った場所がロダイ。
子供の頃からワインを飲んで育ったというロバートさんが、
デイリーワインをもっと飲んでもらいたい、という思いで、
ロダイのウッドブリッジにワイナリーを設立し、
造り始めたのが【ウッドブリッジ】シリーズで、
いわばモンダヴィの原点ともいえるワインです。
それから35年たった今でも、その役割を見事に果たし、
カリフォルニアならず、世界中で愛され続けられているというわけです。

ロダイは今や、カリフォルニアのワイン用ブドウの
18%を生産する一大供給産地ですが、
その道筋をつけたのもロバート・モンダヴィの
この[ウッドブリッジ]シリーズの存在でした。

今回紹介するワインは、日照に恵まれたそのロダイのふくよかな果実のブドウと、
セントラル・コーストの洗練された凝縮感のあるブドウを使用し、
様々なニュアンスをもっています。

その味わいは、
『ラズベリーの香りが風のように立ち上がる、
酸味と程よい果実味がバランスした軽やかなワイン!
カリフォルニアはロダイのブドウをメインにシラーや
プティ・シラーをブレンドしてコクと重みを
バランスさせたデイリーに欠かせない1本。
ジューシーなチキン・ソテー、パリッと揚がった白身魚のフライなど、
料理のレパートリーも幅広くお楽しみください』

ピノ・ノワールを主体にシラーやテンプラニーニョ、サンソーといった
品種5-6種類を細かくブレンドし、
この価格でもボディと果実味のある味わいを実現しています。

食事にあわせやすく、飲み飽きない味わいは、
ハウス・ワインとしてたっぷりと皆様にもお楽しみいただきたいと思います。


ロバート・モンダヴィ・ウッドブリッジ・ピノ・ノワール 2015
アメリカ、カリフォルニア、赤ワイン、750ml ミディアムボディ 、辛口
980円(税別)

ワイン専門リカーショップ

フォンテルートリ・キャンティ・クラシコ 2015

『あのナポレオン3世が1855年にボルドーで推進したように、
もしもこの世に[キャンティ・クラシコ格付け]なるものがあったら、
カステリーナの中心にあるこのヴィンヤードは第一級格付けとなるだろう・・・』

イタリア重要評価誌『ガンベロ・ロッソ』が過去に、
こんな賛辞を贈った、まさに[キャンティ・クラシコの
最高峰とも言える超凄腕が産んだ極旨。

その名も、
[フォンテルートリ・キャンティ・クラシコ 2015]

このワインを造る[マッツェイ家]は、
1435年に[カステッロ・ディ・フォンテルートリ]を取得以来、
現在の当主で24代目という歴史ある造り手。
18世紀にはフィリッポ・マッツェイ氏が後にアメリカ大統領となる
トーマス・ジェファーソン氏の依頼により、
ヴァージニア州にブドウの木を植樹し、
アメリカ大陸最初のブドウ畑を作るという歴史も持ちます。

もちろん、過去の歴史だけでなく、現在もあらゆる評価誌、
専門誌から最高レベルの評価を連発。
最高権威と言われる[ガンベロ・ロッソ]におきましては、
最高評価【トレビッキエーリ】の過去通算獲得数が29本!
これはトスカーナのエリアで、
あのアンティノリやカステッロ・ディ・アマなどを抑えてNO1の実績、
イタリア全土でも第5位となるポジションなんです。

この造り手のブドウ栽培には大きな特徴があります。
一つは、ブドウを栽培する区画を「Belvedere」「Caggio」
「Fonterutoli」「Le Ripe」「Siepi」の5つのエリアに分類し、
さらに120の区画に分けて、そのテロワールにあった品種を植えていること。

そして、もう一つは、キャンティの標準的な植樹率が
2,500本/haと言われているところ、
この造り手は7,500本/haと3倍の密度、収量は1本当たり800g~1kgと
徹底した高密度、低収量を行っていることです。

そうして収穫されたブドウは小型ステンレスタンクで区画毎に醸造するという、
他の造り手には真似のできないきめの細かさで、
区画によって微妙に異なるテロワールの特長を最大限に表現、
それを神業といも言える絶妙なブレンドで
最高レベルのワインを産み出しているのです。

さらに、前述の[ガンベロ・ロッソ]でイタリア全土から
ただ一人2000年の最優秀醸造家に選ばれる快挙を成し遂げた
イタリアでも指折りの凄腕醸造家であり、
キャンティ・クラシコ協会の技術部長も務めていたという
カルロ・フェッリーニ氏がコンサルタントとして関わるという、
まさに最強の布陣。

そんな名門凄腕ワイナリーが、エレガンスを追求し造り出す伝統的な、
ベースラインのキャンティクラシコ。
1900年代前半から同じラベルで代々造り続けてられている歴史を感じさせる1本。
225リットルと500リットルのフレンチオーク樽(新樽率は約40%)にで12ヶ月熟成。

今回ご案内の2015年は、ワイン・スペクテータ誌93点のハイスコアを獲得。
また、ヴィンテージは異なりますが、『ワイナート誌』84号の
「キャンティ&キャンティクラシコ50本テイスティング」で見事No.1に輝いています。

『ブルーベリー、プラム、カシスとハーブの優雅な香りと
やわらかくピュアな果実味。
最上級のサンジョヴェーゼらしいエレガントな酸と、
ソフトなタンニンが絶妙なバランスで噛み合い、
滑らかな舌触りが素晴らしい、
気品がありながらもガッシリとした凝縮感も全体から漂う、
素晴らしい出来栄えです。』

やはりこの造り手、そしてこのワインなくして
[キャンティ・クラシコ]は語れません。


フォンテルートリ・キャンティ・クラシコ 2015
【イタリア】【赤ワイン】【750ml】【ミディアムボディ寄りのフルボディ】
2,580円(税別

ワイン専門リカーショップ

ピンティア 2011

とっておきのプレミアム・スパニッシュ

その名も、
  [ピンティア 2011]

ワイン愛好家の方ならこの名を聞いてピン!と来る方も多いはず。

このワイン、なんとあのスペインのロマネ・コンティとも称される至宝
[ベガ・シシリア・ウニコ]の造り手がトロの地で造る究極のプレミアム・スパニッシュなんです。

[ベガ・シシリア・ウニコ]

[ベガ・シシリア・バルブエナ・シンコ・アニョ]

[アリオン]

あの崇高なるワインの造り手が手がけた一本だけあり、
その世界的評価はスペインでも屈指、群を抜く物凄さ。

例えば世界的ワイン評論の第一人者ロバート・パーカーさんも、
この2011年ヴィンテージになんと【94点】を付け激賞。

もちろん地元スペインでも屈指の高級ワインとして既に
高い評価を獲得しており、権威あるワインガイド[ギーア・ペニン]でも
毎年90点以上の高得点を献上しているんです。
この2011年ヴィンテージも、当然のごとく【93点】獲得。

当然ながらグルメ界もこの物凄いワインを見逃すはずはなく、
スペイン国内のほとんどの星付きレストランでオンリスト。
この偉大な味わい、高級レストランのソムリエなら誰もが採用したくなるのも頷けます。

是非実際にグラスに注いでみてください。
真っ黒ともいえるほどの濃い色合い、パワフルな香り、
エレガンスを感じさせる味わいは他のスペインワインとは
一線を画したトップワイナリーならではの出来栄えなんです。

黒みがかった濃紺。凝縮さが窺い知れる濃密な色。
すぐに香り立つのはシナモン、クローブ、ナツメグなどのオリエンタルスパイス、
続いてカシス、桑の実、プルーンなどの熟した黒果実、湿った土、ハーブ、
カカオなどの複雑な香りが次々に香ってきます。
さらに時間が経つとバルサミコ、モカコーヒーなども開いてきて華やかな印象。
口中ではまだ若くみずみずしい果実味が溢れ、
丸々としてふっくらとしたタンニンが目一杯詰まっています。
口当たり柔らかで伸びやかな酸が美味しく、ミネラル感も強く感じられます。
余韻も驚くほどの長さ。
パワフルながらも気品に溢れた貫禄ある味わいで、
一度飲んだら忘れられない素晴らしさ。

今飲んでも素晴らしい美味しさですが、
数年熟成させたらどんな風に変貌するのか・・・
それも非常に楽しみな一本です。


ピンティア 2011
【スペイン】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】【辛口】
7,540円(税別)

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シャトー・レヴァンジル 2006

24本だけの限定入荷。
このワインこそ新たなるポムロールの頂点。

今や、[ペトリュス]と[ラフルール]に迫る勢い。
[ペトリュス]と[シュヴァル・ブラン]と共有の選ばれし土壌。
あのラフィット・ロートシルト家の投資によりさらに偉大に。

今や世界中で栽培され、人気品種となったメルロー。
そのメルローの聖地と呼んでも過言でないのが、
ボルドー右岸の小さな産地[ポムロール]。
メドックに比べ狭く限られた地区の土壌と気候が、
ここにしかないメルローによるワインの味わいを生み出し、
世界中の生産者にとっての指標となり、
愛好家にとっては憧れのワインを多く産出しています。

そのポムロールの頂点に立つのが[シャトー・ペトリュス]。
その東隣は、サンテミリオンのトップ、[シャトー・シュヴァル・ブラン]。
そして、あまり知られていませんが、
ご紹介の[シャトー・レヴァンジル]は
これら二つの頂上シャトーに隣り合うように位置しているのです。

そのため、シャトー自身のサイトでも、
この立地による絶対的な優位性を紹介していて、
『ポムロールの南東の台地には、小石がずらっと並んでいます。
何故こうなっているかは地質学の不思議のひとつですが、
レヴァンジルを含む3つの畑がこの珍しい土壌にまたがっています。』
との表記がなされ、
残りの二つが[シャトー ・ペトリュス]とサンテミリオンの[シュヴァル・ブラン]で、
とても素晴らしいポジションに位置していると、胸を張っています。

こうした抜群の立地により、[レヴァンジル]は
古くからポムロールのトップクラスのシャトーとして評価されていましたが、
それをさらに決定的にしたのが、1990年の[ラフィット・ロートシルト]で知られる
[ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト]による経営権の取得。
以来、その豊富な資金力とラフィットで培ったノウハウが
注入されたレヴァンジルは、まさにポムロールを代表する
シャトーとしての地位を確立しました。

これについては、あの「R.パーカー氏」が、
著書【ボルドー第4版】でも次のように語っています。
『現在、レヴァンジルは完全にロートシルトの所有下にあり、
私はこのシャトーが年々ペトリュスやシュヴァル・ブランに
近づいていくことを期待している。
選別もせずに、勘と経験に頼った醸造法と育成法で
何年にもわたって造られてきた偉大なワインが実証しているように、
魔法のような畑である。
ロートシルト家の完璧主義の体制のもとではすべてが変わるだろう。
この偉大な出来の実績をもつポムロールは、
さらに偉大になる態勢である—そして価格のほうも。』

近年のワインは、こうしたパーカーさんの予測を見事に実証しています。

2005年ヴィンテージでは、
なんと、【ワインスペクテイター誌】で例外中の例外的【100点満点】獲得と同時に、
2008年の年間Top21位に選出される快挙。
さらにパーカーさんの【ワイン・アドヴォケイト】でも、95点の高得点。

ご案内の2006年ヴィンテージは、
その2005年には及びませんが、【ワイン・アドヴォケイト】92~94点。

今や、ペトリュスとラフルールに迫る勢いの、
[シャトー・レヴァンジル]


シャトー・レヴァンジル 2006
フランス 赤ワイン750ml フルボディ
18,000円(税別)

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ボデガス・トロ・アルバラ・ドン・PXペーエキス・グラン・レセルバ 1986

≪なんと31年熟成!素晴らしい極上甘口デザートワイン≫

そのワインたるやなんと新着ヴィンテージにして31年熟成、
1986年ヴィンテージの極甘口・・・・

その名も、
[ボデガス・トロ・アルバラ・ドン・PXペーエキス・
           グラン・レセルバ 1986]

世界のワイン愛好家に特に愛されているこのワイン、
実は『かなり普通じゃないワイン』なんです。

見た目が「もの凄く超真っ黒」なことにも相当驚かされるのですが、
最も驚きなのは、この31年の熟成を経た「1986年」ヴィンテージが、
現行ヴィンテージなのだということ。

ペドロ・ヒメネス[Pedro-Ximenez]種というぶどうから
造られるシェリー・タイプの極甘口ワインなのですが、
このキュヴェは出来の良い年のワインを20年・30年と
大樽のまま熟成させ、飲み頃になった順に
瓶詰してリリースさせていくのです。

スペイン南部モンティーリャ・モリレスでは伝統的な製法なのですが、
瓶詰されるのはハーフサイズの375mlのみで、
多い年でも10,000本(フルボトル5,000本分)しか造る事
の出来ない超希少ワインなのです。

もちろん単に生産量の少なさから
入手困難になっているわけではありません。
この甘口ワインに集まる評価は既に物凄く、
あの世界屈指の評論家ロバート・パーカーさんは
この86年ヴィンテージになんと【92点】を付け絶賛。

そのコメントたるや、
『トロ・アルバラは、暫くの間、古いヴィンテージの甘口ワインを
時系列でリリースしてきた
(1972ヴィンテージは特に偉大なヴィンテージだったと記憶している)。
今回のリリースは、ドン・ペーエキス・グラン・レセルバ1986年、
暗く深みと凝縮感のある甘口のデザートワイン。
アメリカ製オークの大樽で長期熟成させ、
2014年6月に瓶詰めしている。残糖量350g。
極めて暗く深みのある、オイリーで重厚な甘口ワイン。
レーズン、仄かな花の香り、ミント、砂糖漬けのオレンジの果皮、
ハーブの香りを湛えた香り豊かで華やかなワインだ。
味わいは重厚で良質な酸とスパイシーな味わい、
チョコレートの風味が感じられるバランスのとれた甘さが心地良い。』
と激賞。

さらに、スペインの権威あるワインガイド[ギーア・ペニン]においても、
この1986年ヴィンテージがなんと【94点】もの高得点を獲得。

『暗いマホガニー色の色調。果物の砂糖煮、ドライフルーツ、
バルサムハーブ、甘みのあるスパイス、薫り高いコーヒーの香りを湛えたアロマ。
力強く風味豊かで凝縮感のある円やかな味わい。オイリーで滑らかな口当たり。』
と絶賛しているんです。

もちろんグルメ界も見逃すわけがありません。
スペイン国内のミシュラン星付きレストランには当然の如くオンリスト。
スペインのみならず、高級デザートワインがひしめく隣国
フランスのパリ三ツ星レストラン[ルキャ・キャルトン]
でもオンリストされるなど、世界中のセレブなグルマンたちをも
陶然とさせている極上デザートワインなんです。

ここ日本でも物凄いことになっています。
丸ビル最上階の超高級イタリアンとして知られる
[アンティカ・オステリア・デル・ポンテ]のミラノ本店オーナーシェフ、
重鎮「エツィオ・サンティン氏」が来日した際、
このワインを大変気に入り「自宅用にケースで買って帰った!」
という逸話が生まれたほど。

誰もが一度飲んだら忘れられない素晴らしい味わいなんです。

マホガニーを完全に通り越して、漆黒の色合い。
とろみのある黒い液体をグラスに注ぐと、
レーズン、ビターチョコレート、プラリネ、カラメルなどの香ばしい香り。
ほんの少し口に含んだだけでも、黒蜜のように甘く濃密な味わいと
ほろ苦さが口いっぱいに広がります。
まるで高級プラリネショコラが溶けるような贅沢さ。
しかしただ甘いだけではなく、
ぶどう本来の酸もしっかり留めていて完璧なバランス、
余韻は驚異的に長く、ボリューム感もたっぷり。
魅惑の味、とはまさにこのワイン。

試飲した際も全員が『美味しい』と大好評。
お酒に強くない人でもデザート代わりに舐めるように味わったり、
バニラアイスクリームにかけて極上のデザートとして楽しんだり・・・
あるいは1986年生まれの方へのバース・ヴィンテージのプレゼントとしても喜ばれます。
デザートやチョコレートとのマリアージュも完璧です。


ボデガス・トロ・アルバラ・ドン・PXペーエキス・グラン・レセルバ 1986
【スペイン】【デザートワイン】【375ml(ハーフボトル)】【フルボディ】【極甘口】
3,180円(税別)

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