2016年京都に開業し、ケーキやショコラ、カウンター席で提供するデザートも人気の「アッサンブラージュ カキモト」。垣本晃宏シェフは、サロン・デュ・ショコラ・パリ2018で開催の「ワールド チョコレート マスターズ」に二度目の出場で注目です!
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食パン専門店セントル ザ・ベーカリー 青山にオープン
食パン専門店ブームの発端となった銀座の人気店「セントル ザ・ベーカリー」が青山の国連大学横に青山店をオープン。これからは青山でも北海道・美瑛産の「ゆめちから」と「きたほなみ」を使った国産小麦の角食パンをはじめ、3種類の食パンが楽しめます。
アナベラ・ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニョン2016
あのオーパス・ワンの真隣の畑から造られるスーパー・バリュー・カベルネ。
ボルドー右岸ワインに通じるニュアンスを持ち、
バランスよくまとまった味わいにして、なんと3,280円(税別)です。
それが
[アナベラ・ナパ・カウンティ・カベルネ・ソーヴィニョン 2016]
このワインを造るのは、ナパの高級ワイナリーがひしめく
オークヴィル地区にある[マイケル・ポザン・ワイナリー]。
なんと、あのオーパス・ワンの間隣に自社畑&ワイナリーをもち、
このワインにも、この自社畑で栽培されたブドウが使われているという、
まさにナパの中心地で作られているワインです。
オーナーでありワインメーカーのマイケル・ポザンは、
19世紀中ごろからイタリアのピエモンテでワイン造りを行う一族で、
祖父の時代にカリフォルニアに移住し、ソノマ・カウンティでブドウ栽培を始めました。
幼いころから祖父のブドウ造りを見て育ったマイケルは、
いつかは自分の名前を冠したワインを造るのが夢で、
カリフォルニア大学デービス校にて醸造・栽培を学びました。
自分のワインを造るだけでなく、[新世界ワイン・コンペティション]をはじめ
いくつものワインコンテストで審査員を務めるなど、
卓越したテースティング能力を持つワインメーカー。
ワイン醸造においてもその能力は非常に重要です。
イタリアでは食事とともにワインを飲むのは当然のこと。
食事にもあわせやすく、なおかつニュアンスのしっかりとしたワイン作りを行っているのです。
今回ご紹介する[アナベラ・シリーズ]は、
ナパの厳選したブドウを使い造られた生産量限定のワインで、
現地アメリカの高級食材スーパー、[ディーン&デルーカ]でも爆発的に売れているワインで、
現地にいったインポーターさんのバイヤーが
たまたま町で買って飲んでみて美味しかったことから輸入が実現したというもの。
前ヴィンテージ以上に2016年ヴィンテージはしっかりとした酒質があり、
濃厚な果実味をお楽しみいただけます。
その味わいは、
『典型的なブラックチェリーや熟したカシスの香りに
青海苔、ロースト、鉛筆芯、ココアパウダー、かすかに甘いなめし皮の香りも!
輪郭のしっかりとした酸、フレッシュで力強い果実味があり、
コーヒー、リキュール、墨などのニュアンスもあります。』
デルレイ本店(アントワープ)へ行ってきました!
デルレイは「ダイヤモンドショコラ」が日本で大人気のベルギーの老舗。1949年に創業70周年を迎えます。アントワープにある本店はどんなところなのか! 日本のWEB媒体初の本格的な本店レポートです。
クロ・デ・フ・ピノ・ノワール・スブソルム 2015
チリの中でも高品質なピノ・ノワールを生産する造り手、
それが、[クロ・デ・フ]。
デカンターが毎年選ぶ、「ワイン業界に影響力をもつ50人」
にこれまで3度も(2009年、2011年、2013年)選出される
世界的に有名な地質学者ペドロ・パッラ氏が、仲間3人と
一緒に立ち上げたブランドで、そのコンセプトは、
「岩、石を感じられるワイン」
今では、ピノ・ノワールだけでなく、
シャルドネやカルメネールなど、そのどれもが高く評価される、
チリの重要な造り手のひとつとなっていますが、
やはり、最初にスタートしたピノ・ノワールのクオリティの高さ
は見逃せません。
今回ご紹介するのは、造り手のスタンダート・ピノ・
ノワールながら、前ヴィンテージまで3年連続パーカー
91点を獲得する安定した味わいが魅力のワイン。
それが
[クロ・デ・フ・スブソルム 2015]
[クロ・デ・フ]は、2009年に4人のワイン業界人によって
設立されたワイナリーで、中心になるのは、地質学者と
して世界的な影響力をもつペドロ・パッラ氏です。
パッラ氏は、地質学者として、衛星写真から得た水分量データや
電気伝導率を使って畝ごとに地質成分の分析を行い、
ブドウ畑を従来よりも細分化して区画を仕切るという手法
を確立した人物です。このやり方は、今ではボルドーのトップ
シャトーやカリフォルニアなどのカルトワイナリーでは、
当然のように採用されています。
今では、世界中の地質コンサルタントとしてひっぱりだこ
ですが、その知識のすべてを駆使して仲間3人とともに
生まれ故郷であるチリで立ち上げたのが[クロ・デ・フ]
というわけ。
世界的に有名な地質学者ということもあり、注目度も高く、
リリースされるや、ロバート・パーカー氏主宰のワイン・
アドヴォケート誌で93点、ジェームス・サックリン氏96点、
ジャンシス・ロビンソン氏やデカンター誌などが[wine of the week]
に選ぶなど、リリース直後から高く評価されています。
パッラ氏は、フランスに長く留学していたので、ピノ・ノワール
に関しては、やはりブルゴーニュのようなエレガンスとミネラル
を感じさせるワインが目標とのこと。
その舞台となる畑が、アコンカグア・ヴァレーにある4ヘクタールの
プカラン畑で、2007年にペドロ・パッラ氏によって畑が設計されました。
この畑では、フランスのジュブレ・シャンベルタンとヴォーヌ・ロマネ
の選び抜かれたクローンを1ヘクタールあたり1万本の密植を行い、
畑を10の小区画に分け管理しています。
3.5億年前の土壌も残る複雑で、太古の物質、海底の砂が混じります。
これらは堆積しその後、硬い石となって畑に残っていきました。
土壌の質は、畑の丘の下の方から上部まで栄養素が少ないのが特徴です。
このワインは、造り手のスタンダード・キュべとして設立まもなく
からつくりつづけられています。
スタンダード・キュべとはいえ、ワインは海由来の石灰岩の特徴を
感じさせるテクスチャーがあり、果実味は複雑。
その味わいは、
『ラズベリーやアメリカンチェリーの香りの中にも土を感じさせる
ニュアンス!!。口の中ではブルーベリーやアメリカンチェリー
などの熟した赤果実とキノコや湿った土があり、芳醇かつ複雑。
しばらく時間をおくと、さらにフレーバーに幅がでて
魅力を増す多面性があり、チキンのワイン煮やラム肉のグリルなど、
少ししっかりとした味わいのお料理とあわせたいワインです。』
2015年の評価はまだありませんが、2012年から2014年までの3ヴィンテージ
連続、パーカー91点を獲得し、そのコスパの高さは「信じられない」と
コメントされる、今、チリで最もホットなピノ・ノワールといえるかも
しれません。




