「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ラ・パッション・グルナッシュ 2016

モーリーという産地を知っている人は現地フランスでも非常に少ない、
まだまだ未知なる産地で造られるブドウ品種グルナッシュは今や、

『あのロマネコンティをも脅かす物凄い味』

として急激に注目を浴びているんです。

大爆発的にヒットした2015年に引き続き、
2016年も変わらず濃厚ジャミー感たっぷり、この味。
待ってました出来立てホヤホヤ『生ブドウ酒』。

フランス有力評価誌『クラスマン』で、
この地のトップクラス造り手ドメーヌ・マ・アミエルが9.5/10点という
あのロマネコンティと全く肩を並べる凄い点数で激賞されているんですが、
そんな産地モーリーは、南仏の中でも最もスペイン国境に近い僅か数十haの小さな産地。
この地に広がる畑は、シスト土壌といって火山跡の水はけが非常に良い
長期熟成に耐え得る偉大なワインをも生み出す超別格の土壌を有する世界屈指の畑なんです。

このシスト土壌とグルナッシュの相性が抜群によく、
そこから生まれ出たのが、あのロマネコンティをも脅かす物凄い味!
と評価されたんですが、
ご紹介のワインはそんな片鱗がありありと見える
偉大なる超怪物グルナッシュ。

その名も[ラ・パッション・グルナッシュ 2016]

そんなモーリーのシスト土壌で栽培されたグルナッシュを使用し、
なんと超有名数万円・数千円の価格を付ける
ゴビー、ガルディエといった造り手の隣に醸造所を持つ、
恐るべし共同組合(日本で言うところの農協)で醸造した、
まさに超怪物・激安旨なんです。

農協だからこそこの価格でできたんだ!、
と思うほどその味わいたるや、
このワインを輸入するインポーターさん自らが、
『苺ジャムを煮詰めたような香りや、
チョコレートの甘い香りとたっぷりの果実味があり、
渋味もしっかりしていながら、エレガントさをも感じる、
まさに南仏のスペシャルテイスト』

と興奮とともに語る通り、
想像を越えた果実味がボリュームたっぷりに詰まっているんです。
この味をさらに洗練すると、
きっとあのロマネコンティをも脅かす物凄い味に成長していくんだ・・・
と夢広がるほどに美味しいんです。

特筆すべきはそのアルコール度数!
なんとこの価格のワインにもかかわらず、
アルコール度数【14.5度】を誇る驚異のワイン。




ラ・パッション・グルナッシュ 2016

カリン・セラーズ・シャルドネ・キュベCH(チャールズ・ハインツ) 1995

【パーカーポイント96点】という傑出した評価を得る、
濃密な果実味をもつ、23年熟成シャルドネ。

「カリフォルニアで最も深遠で長命なワインを造っている男」
「40 秒も続く余韻。1 人の偏執的天才によって造られた驚くべきシャルドネ」
ロバート・パーカー氏が、こんな絶賛をおくる造り手の23年熟成シャルドネです。

この造り手は、とんでもない造り手で、
数年前に畑違いのキュべをご紹介しておりましたが、
今回ご紹介するのは、ソノマの超・超有名な[チャールズ・ハインツ畑]を
使用しており、ブドウの素性のよさが最大限に生かされ、
23年という長い熟成を経てその凝縮された旨みに飲んだ
瞬間に圧倒されます。

ロバート・パーカー氏が『天才』と呼ぶこの造り手は、
世界のほとんどのワインが「旨み」を出す前に、
若くして飲まれてしまうことを嘆き、
すべてのワインを、なんとワイナリーで10年以上も寝かせて、
飲み頃になった時にはじめてリリースするという、
現在では、ほとんど考えられない、贅沢さ!
を実践する仙人のような天才造り手です。

まさに採算度外視、いえ、採算無視の贅沢な仕様で造られており、
リーゾナブルに、素晴らしい『旨み』を感じられる段階に達したワインを
飲んでもらいたい、という造り手の哲学を体現するワインとなってます。

飲み頃になった時点でリリースするため、
このワインもつい最近、リリースされたばかり。

23年の熟成をへて、円熟した旨みがたっぷりの極上のシャルドネ。

そのワインとは、
[カリン・セラーズ・シャルドネ・キュベ・CH(チャールズ・ハインツ) 1995]

造り手である[カリン・セラーズ]は、カリフォルニア大学で、
微生物学の教授をしていたテランス・レイトン氏が夫人と2人で行っている、
本当に個人的なワイナリーです。
セラー・ワーカーもアシスタント・ワインメーカーもおかず、
収穫時には、友人に頼んで手伝ってもらう程度で、
それゆえ全く商業ベースに乗せる必要がなく、
本当にいいものを、本当に美味しい状態になったものを
リリースするという哲学を貫くことが可能となっているのです。

そういう哲学をもつワイナリーが全くないわけではなく、
ブルゴーニュではロベール・アンポー、
カリフォルニアではニコルスが有名ですが、
しかし、これほど徹底しているところはないのではないかと思います。

先日、インポーターさんの試飲会でこのワインを試飲したのですが、
その際立った個性と味わいは圧巻でした。
すでに熟成23年とは思えないほどの生き生きとしたフレッシュな果実味と
円熟した旨みが融合していて、感動もの。

ソノマの特徴ともいえるオレンジのニュアンス、
マンゴーやナッツの香ばしいフレーバーが口の中で一体となり、
リンゴやスパイスのフレーバーが非常に長い余韻の中に感じられ、
また食欲をそそられる味わいへと続きます。

畑は、ソノマの超有名銘醸畑として知られるチャールズ・ハインツ。
この畑は、ソノマの有名造り手である
[ウィリアムズ・セリエム]や[リトライ][フラワーズ]をはじめ
とする有名な造り手が単一畑のワインを造る濃密な果実味が
持ち味の畑です。

23年という熟成期間を経て、つい最近リリースされたばかりですが、
まだまだフレッシュさを保ちながら、
果実の凝縮感と旨みを感じられるワインです。

ロバート・パーカー主宰の[ワイン・アドヴォケート誌]では、
2018年6月のレビューにて、【96点】という超高得点を与え、

『黄色いフルーツ、ローストしたヘーゼルナッツ、ヨウ素、
オートミール、白桃といった香りが溢れ、
熟成によってしかもたらされない複雑さを携え、
まだまだエネルギーをもっているワインで、
これからまだまだ熟成が期待できるワインでもある。』

とコメント!。

これは絶対に味わっていただきたい究極のシャルドネ。




カリン・セラーズ・シャルドネ・キュベCH(チャールズ・ハインツ) 1995

ドメーヌ・ラファージュ・バスティード・ミラフロール 2015

その名も
[ドメーヌ・ラファージュ・バスティード・ミラフロール 2015]

パーカーさんも
『センセーショナルなバリューだ』
『まるでカリフォルニアのミニ・マンフレッド・クランクル(パーカー100点生産者!時価数万円!)のシラー』
と大絶賛。

同じ2015年ヴィンテージで近隣の高級ワイン産地のローヌ地区を探してみると、

ピエール・ユッセリオ・ヌフ・パプ(過去100点獲得)    【94点】$100-120
ヴュー・テレグラフ・ヌフ・パプ(ローヌの銘醸ワイン)  【94点】$65-80

と、何度も我が目を疑ったんですが、

なんとパーカー100点満点連発や銘醸のローヌスターたちですら
このたった2,380円のワインと堂々肩を並べているという驚愕の事実。
いかにこの2,380円が超怪物級の激安旨かもう多くを語る必要はないでしょう。

その味わいたるや、
『ラファージュの特徴である可愛らしい果実味、チェリーやラズベリー、
フランボワーズリキュールの甘くてキュートな香りに、噛めるほどの濃厚な赤果実感、
後味には、焙煎したコーヒーやチョコレート、
焼き立てのクロワッサンのちょっと焦げたホロ苦さなども絶妙なアクセントとなって、
柔らかなタンニンに溶け込んでいるんです。』

お急ぎください!これが飲めた人はまさに奇跡!
人生最高の幸運を手にした人です。




ドメーヌ・ラファージュ・バスティード・ミラフロール 2015

クロズリー・デ・アリズィエ・シャブリ・グランクリュ・ブランショ 2011

[クロズリー・デ・アリズィエ]は、
シャブリの大手ドメーヌ“ジャン・マルク・ブロカール”の長男
“ステファン・ブロカール氏”が独立して立ち上げたネゴシアン会社です。
彼は大手名門ネゴシアンに安く叩かれて桶売りしていた生産者と協力しながら、
[クロズリー・デ・アリズィエ]のブランドで、
上質のブルゴーニュワインを破格の相場で提供出来る仕組みを作り上げています。

すでに皆さまには、スタンダードクラスのシャブリを始め、
プルミェ・クリュ、さらにはグラン・クリュもご紹介させていただき、
ご案内するワインがことごとく爆発的な大ヒットとなっているんです。
その秘訣はまさに激安とも言える価格と品質の良さに他ならないでしょう。

そして今回のご案内は、 シャブリ好き、ワイン好きならやはり
見過ごせないグラン・クリュ!
しかも熟成してこそ本領発揮する特級畑の、
7年熟成バック・ヴィンテージ。

スラン川の右岸、日当たりの良い斜面に固まって存在する、
7つあるシャブリの「グラン・クリュ(特級畑)」の一つが、
この[ブランショ]。

標高およそ160~200メートルにある、面積13.14haの
[ブランショ]は、全体に南西向きのグラン・クリュ畑では最も南東の、
谷に面した白い表土の急斜面に位置するため、
白を意味するこの[ブランショ]の区画名となっています。

ちなみにこの特級畑は、南東向き斜面で朝早くから日が当たることと、
谷に面しているため吹き抜ける風により、
朝露やカビの影響を受けにくいため、素晴らしいフィネスが特長の
バランスの良いワインが生まれる区画で知られています。

そして、そして、ヴィンテージも凄い。

2011年はアメリカンの重要評価誌【ワイン・エンスージアスト】が、
シャブリ地区に【94点】のハイスコア。
また、【ワイン・スペクテーター誌】も【92点】、
パーカーさんの【ワイン・アドヴォケイト誌】も【91点】を付ける、
いわゆるグレート・ヴィンテージなんです。

実際、試飲でも、
『好熟成と状態の良さを見せる、輝くような深いゴールドの色調。
このワインの最大の特長は、ひと口目から満喫できる、
今まさに飲み頃を向かえた、長熟なシャブリのグラン・クリュならではの、
奥行きと深みのある風味。
それに特級ならではの、非常にしかりとした上質なミネラルが
グラスを満たすのです。
また、濃縮シャルドネのエキス分を感じさせる、
ミツの風味を備えた果実味が豊かで、
一方、酸は熟成により柔らかに変化し、
それに白い花やアーモンド、ドライフルーツなどのニュアンスが
彩りを添えています。
甘美で奥行き深い味わいが、心地よく余韻へと繋がっていく様が、
今どきこのお値段で堪能できるのに思わず感激。
様々な要素を持ちながらも、特に何かが突出することも無い、
バランスも口当たりも好いグラン・クリュで、
さすが、シャブリを知り尽くした男による1本です。

この熟成グラン・クリュは、オマール海老のムースや
甲殻類やシーフードのクリームソース料理はもちろん、
デザート類やロックフォールチーズとも相性が良いでしょう。』

これまでのブルゴーニュの枠組みに風穴を開ける、
新世代生産者[クロズリー・デ・アリズィエ]が放つ
[シャブリ・グラン・クリュ “ブランショ” 2011]。
名門ドメーヌの長男として生まれ、シャブリを知り尽
くした達人が贈るコスパ抜群のシャブリ。




クロズリー・デ・アリズィエ・シャブリ・グランクリュ・ブランショ 2011

ルート・ワン・カルメネール・レゼルヴァ 2016

おなじみのワイン王国ブラインド・テースティングにて、
100号記念として行われたブラインド・テースティングにて、
そのトップ・オブ・トップに輝いたのが、このワイン。

ヴィンテージが2016年になり、重厚な味わいの中に、
よりフレッシュな果実味を感じられ、コスパの高さはいつもどおり。

それが
[ルート・ワン・カルメネール・レゼルヴァ 2016]

【ルート・ワン】という名前の由来は、
使われているブドウの木が接木されていないため。
現在、ほとんどの地域では、フィロキセラの害から守るために
根の部分と実をつける部分の品種を変えていますが、
乾燥した大地と雨量の少ないチリでは、世界中で極々少ない、
接木をする必要のない理想的な気候とテロワールをもった地域です。

そのチリの赤ワイン品種といえば、カルメネール!

カルメネールは、もともとボルドー品種で、
ボルドーでは18世紀頃までの主要品種はカルメネールだった
ともいわれていますが、熟すのが遅いため、
安定した品質のワインにはならず、
現在のようにカベルネ・ソーヴィニョンと
メルローにとってかわられてしまったともいわれる品種。

しかし、収穫時に雨がほとんど降らず、
安定した品質のワインができるチリにわたって、
その本来の素晴らしさを存分に発揮したワインができるようになっています。

焙煎コーヒーのような香ばしさもあり、力強い味わいが魅力!

[ルート・ワン]というブランドは、
チリの大手ワイナリーであるヴェンティスケロ社が
アメリカ向けに造っているブランドです。

その中身は、ヴェンティスケロ社の[リゼルヴァ]と
上級キュベである[グラン・レゼルヴァ]を
ブレンドした贅沢な仕様になっていて、
肉好きなアメリカ市場でも大人気。

産地は、チリの赤ワイン品種の有名産地コルチャグア・ヴァレー。
ここには、[モンテス][カーサ・ラポストル][コノスル]など、
日本でも有名な造り手が本拠を置く赤ワインの銘醸産地です。

その味わいは、
『ブラックべりーやブラック・チェリー、プラムなどの黒果実、
コーヒーやコショウ、ココナッツミルクなどのエスニックな
ニュアンスもあり、充実した果実味の中にもエレガントさが感じられます。
ナスとベーコンのポモドーロ、ラザーニア、
酢豚などの少し甘みのある中華とも相性のいいワインです。』




ルート・ワン・カルメネール・レゼルヴァ 2016

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