「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

カンティーナ・セッテカーニ・ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェートロ・セッコ

イタリア北部エミーリア・ロマーニャ州のモデナにて、
1923年よりランブルスコ作りを営むセッテカーニ社は、
約200の農家からなる生産者組合です。
同社は自然環境保全を基本とした農法を行う
サステイナビリティーの認定を取得しており、
農薬や化学肥料を使わず土壌にやさしい高品質の
ワイン作りを行っています。

ご案内の辛口スタイルのセッコは、
ガンベロ・ロッソにてオスカー賞(コストパフォーマンスに優れたワイン)を
受賞しています。

『深いルビー色の鮮やかな色調に華やかな果実の香り、
細かな泡とキレのある辛口が心地よい微発泡。
バランスの良い酸味とタンニンからしっかりとした
コクも感じられます。
ハム、サラミなどのオードブル、
トマトソース系のピザ、炭焼きの肉料理など、
幅広い料 理と合わせられます。』


カンティーナ・セッテカーニ・ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェートロ・セッコ
【イタリア】【微発泡】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】

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オテロ・セラーズ・カベルネ・ソーヴィニョン 2014

時価数十万円の【ペトリュス】を生み出す
ボルドートップの名家【ムエックス家】がカリフォルニア
でワイン造りを始めて、すでに30年以上。

ボルドーの伝統とカリフォルニアのテロワールを知り尽くして、
作られる最近のヴィンテージは、ますますその味わいに深みを見せていて、
ついに2010年および2013年ヴィンテージでは、
パーカー【100点】満点を獲得するなど、
今やオーパス・ワンをも凌ぐ評価を得るのが、[ドミナス]です。

その当主であるクリスチャン・ムエックス氏は、
最近では[ペトリュス]の運営をほとんど息子にまかせ、
より多くの時間をナパで過ごしているということなのですが、
2006年からは、日本のワインラバーのために、
より親しみやすいワインをリリースしていて、
ナパファンとしては、これが絶対に見逃せないアイテムです。
当初、日本市場のみでの販売でしたが、2012年ヴィンテージより、
世界市場での販売が開始され、価格は年々、上昇中、
それでも、ファーストである【ドミナス】の6分の1で味わえるのは魅力。

[オテロ・セラーズ・カベルネ・ソーヴィニョン 2014]

ペトリュス、オザンナ、ベレール・モナンジュなど、
フランス右岸のスターワインを育て上げた、世界屈指の醸造家
として知られるクリスチャン・ムエックス氏は、
2008年にデキャンター誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれ
たワイン業界の重鎮です。

1981年に、ナパの伝説のワイン・ファミリーの末裔ダニエル家
とのジョイント・ベンチャー[ドミナス・エステート]を
設立。そのきっかけとなったのは、ダニエル家が大切に
守ってきたナパヌック畑の素晴らしさに魅せられたからでした。

1983年の初リリース以来、ナパとフランスを行ったりきたり
する生活を続けていましたが、最近では、ペトリュスの仕事
は息子に任せ、ドミナスおよびカリフォルニアでのワイン造
りに力を注いでいます。そして2010年および2013年ヴィン
テージでは、パーカー100点満点を獲得するなど、近年の評
価の高まりは見事。

今回ご紹介するワインは、そんなムエックス氏が日本向けに
造りはじめたスペシャル・ブランド。

これまでにも日本向けにポムロールのワインを造るなど、
日本との関係も深いクリスチャンが、オークヴィルおよび
ヨンツヴィルに所有する自社畑100%で、ドミナス、ナパヌックよりも
早くから楽しめ、和食にもあうワインをコンセプトに造られたワインです。

ナパ・ヴァレーのヨンツヴィル&オークヴィルに所有する
自社畑100%のカベルネ・ソーヴィニョン主体のワインで、
2014年は、カベルネ・ソーヴィニヨン92%、プティ・ヴェルド8%
というブレンドとなっています。

その味わいは、
『色は濃く、赤黒く粘性もしっかり。
カシスや凝縮したプラムの果実味、カカオ豆の香りと
フレーバーが最初に感じられますが、
しばらくたつと鉛筆芯、ごぼう、スパイスなどもあらわれます。
タンニンはさほど強くはなく、
口当たりは重厚感がありながらもどこか洗練されているのは、
やはりクリスチャン・ムエックスの魔法?と思ってしまいます。
ソースを使った牛のフィレ肉などと食べたくなる上品な味わい』


オテロ・セラーズ・カベルネ・ソーヴィニョン 2014
【アメリカ】【ナパ・ヴァレー】【カリフォルニア】【辛口】【フルボディ】【赤ワイン】

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ドメーヌ・ド・ラ・コンブ・デュー・コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ラストー 2000

このワインの飲み頃はまさに今、
17年もの熟成を経て、『今がまさに究極の状態』で日本へ上陸してきました。

『2000年ヴィンテージ』は南ローヌ地方史上最高峰の20世紀最後の奇跡と言われ、
パーカーさんも【98点】大激賞。

その名も
[ドメーヌ・ド・ラ・コンブ・デュー・コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ラストー 2000]

南ローヌ地方の2000年ヴィンテージと言えば、
すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
非常に気候に恵まれた年であり、
あの世界屈指のワイン評論家のパーカーさんにして、
なんと【98点】をつけ、なんとボルドーのどの銘醸地よりも
高いスコアをつけ大絶賛している、
過去最高ともいうべき偉大なるヴィンテージなのです。

ドメーヌ・ド・ラ・コンブ・デューは、
コート・デュ・ローヌ地方の中でも超有名
[シャトーヌフ・デュ・パプ]などから
数十kmしか離れていない[ラストー村]を拠点としています。

品質へのこだわりと、長期熟成を可能にする資金的余裕があり、
20年物のワインをタンクで熟成・保存しておくだけの設備を整えた、
「熟成ワインの第一人者」と呼ぶにふさわしいワイナリーを所有しているのです。

しかも!ローヌの格付けの場合、通常のキュヴェは単なる「コート・デュ・ローヌ」。
そのワンランク上のキュヴェは「コートデュ・ローヌ・ヴィラージュ」と呼ばれ、
ローヌ地方の中で、よりいい品質のワインを造り出す地域が
この「ヴィラージュ」を名乗ることが許されています。

このワインはさらにその上をいく上級キュヴェ、
単に「ヴィラージュ」でなく、
その村・地域の名前(今回はラストー村)を名乗っています。
これは「ヴィラージュ」の中でもさらに厳選され、
高品質なワインを造ると認められた、
わずか18の村のみに許されたフランスのお墨付きワインです。

その味わいたるや
『わずかに琥珀色が見える非常に綺麗な外観です。
柔らかくて、しなやかで、17年という熟成をしても
なおフワーっと立ちのぼる充分な果実の香りを備え、
紅茶にジャムを入れたような甘い香りに、
ドライフルーツやハーブの香りも、
よく溶け込んだタンニンのなめらかな舌触り。
17年たった今でも果実味をたっぷり感じられる、驚きのワインです』


ドメーヌ・ド・ラ・コンブ・デュー・コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ラストー 2000
フランス 赤ワイン 750ml ミディアムボディ 辛口 

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シャトー・レ・グラーヴ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌ 2015

[シャトー・レ・グラーヴ]は、フランス・ボルドーは
ジロンド河の右岸にある産地プルミエ・コート・ド・ブライに
シャトーを構える極めて小さな造り手。

プルミエ・コート・ド・ブライは、
ジロンド河の対岸の左岸には、まさしく正面にポイヤック、
サン・テステフ、サン・ジュリアンと
ボルドー最高級シャトーが立ち並ぶ偉大なる産地の目の前にあり、
近年では非常にコストパフォーマンス高いワインが
産出される産地としても有名です。

現在[シャトー・レ・グラーヴ]のオーナーは、
三代目の当主となるジャン・ピエール・ポーヴィフさん。
息子ジュリアンさんとともにこの小さなシャトーを
運営する非常に物静かな造り手です。
その造りは彼の性格をそのまま表わしているかのようです。

畑の作業にもこだわりを持ち、自分が納得できる品質の
ブドウを造るためには、一般の二倍の手間がかかる特別
な剪定方法を取り入れることも辞さず、
ワイン造りにすべての情熱をそそぎ込んで産み出す彼のワインは、
その思い通りの滑らかで奥深い味わいに仕上がっています。

そんな小さな蔵が、ワイン業界を震撼させたのが、
フランス屈指のグルメ雑誌[ゴーミヨ]の特集。
ボルドーのコートと名のつく地域のベストバリューコン
テストで450の蔵元の中から見事第2位を獲得したのです。
(ちなみに第1位はあの[プピーユ])

当時、オーナーは、次のように語っています。
『まさか選ばれるとは思っていなかったから
本当にビッ クリしました・・。
色が濃くてパワフルなワインが評価され始めた頃だから、
私達みたいに頑なに昔ながらの穏やかな味わいを追い求める蔵元は
あまり注目されませんでしたし・・。
自分達がやってきたことが認められて、
また間違っていなかったことが分かってとても嬉しいです。』

今回、ご案内は、グレートヴィンテージの呼び声高い2015年。

『メルローをメインにカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドし、
12カ月フレンチオークで熟成。熟れたプラムや
ダークチェリーを思わせる豊かで複雑な風味にあふれ、
果実味と酸味、滑らかなタンニンが調和。
樽熟成によるバニラやトーストのような
香ばしい風味とのバランスが絶妙です。
濃縮度とパワー溢れるだけの味わいからは一線を画した、
見事な滑らかさが、このシャトーの特徴と言えるでしょう。』

最高評価誌[ギッド・アシェット]では、
2000年ヴィンテージがが、最も注目のワインだけに贈ら
れる最高評価[クープ・ドゥ・ケール-最も心に残る賞-]を獲得。
ボルドーの主要コンクール
[Concours de Bordeaux vins d’Aquitaine]では、
5年連続を含む7度の金賞を獲得。

極めて小さな造り手なのですが、
語りつくせないほどの栄冠の数々が
このワインには燦然と輝いています。


シャトー・レ・グラーヴ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌ 2015
フランス ボルドー 赤ワイイン 750ml ミディアム寄りのフルボディ

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ドメーヌ・シェロー・カレ・グロ・プラン・クロ・キャファン 2016

冷涼地で、白ワインの銘醸地、フランス・ロワール、
海にも近いナント地方は爽やかなワインの代表産地、

キリッと冷やして、暑い夏にすっきり、
また寒い冬は、ポン酢などで食べる水炊きのお鍋にも
ぴったりのこのワイン、

その名も、
[ドメーヌ・シェロー・カレ
グロ・プラン・デュ・ペイ・ナンテ クロ・キャファン 2016]

このワインを造るのは、なんと1412年から続く、超老舗ワイナリー。

じつはこのワイナリーは、
白ワイン造りにおける重要な醸造法のひとつ、
【シュール・リー製法】で造られた
【ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ】
のワインを世に広めた立役者。

(※シュールリー製法は発酵後、ワインを滓引きしないで
そのまま発酵槽の中に放置して翌年の春頃に滓の上に
あるワインの上澄みだけを取り出すこと。
一般的に若々しく、爽やかでフルーティーなワインにな
ると言われています。)

このシュールリー製法のワインがパリを中心に大ヒット
したことがきっかけとなり、
INAO(フランス原産地呼称国立研究所)で
1977年にこの【シュールリー製法】は正式に認められました。

また、このワインのブドウ品種は、
ロワール地方では【グロ・プラン】、
他の地方では【フォル・ブランシュ】
と呼ばれており、
ナント地方で16世紀と古くから植えられている古来の地場品種。

さらに、テロワールもこの地ならではの特有のもので、
海に近いことからミネラル感に少々塩っぽさを感じることがあります。

土壌は火山岩と片岩(シスト)の混合層に砂と砂砂利が重なったもの。
火山岩と片岩からは独特の締まりのあるミネラル感、
砂と砂砂利からは軽さが表現される、この地ならではの特有な味わいです。

他のどの地方のワインとも違う個性を持ち、
まさにこのナント地方のグロ・プラン種にしか出せない魅力を
存分に発揮したこのワインは、当然ながら評価も上々。

【ワイン・アドボケイト】、
【ワイン・スぺクター】、
【ル・ギィード・アシェッド・デ・ヴァン】、
【ワイン&スピリット】
【ワシントン・ポスト】

など世界中の有名評価雑誌で高評価を得ています。

その味わいは、
『みずみずしいライムに、グレープフルーツや
レモンのフレッシュ感がはじけ飛ぶ!
潮風のようなミネラル感とわずかにハーブのニュアンスも感じられ、
とても爽快なアロマです。
一口飲めば、スダチを思わせる酸味が爽やかに走り抜け、
また、それを追いかける旨みを伴うミネラル感が印象的。
伸びやかな酸にレモンのゼストのようなほろ苦さが寄り添い、
なんとも涼やかな飲み心地!
ジューシーな柑橘のアロマの奥からは、
白桃や洋ナシの甘い香りもふわり。
果実のアロマに満たされつつ、
酸と旨みの余韻がゆっくりと長く続いていきます。』

パリをはじめ、世界中のビストロやレストランでも採用
されているように、お料理にはとても合わせやすいワインです。

生産者によると、
『キンキンに冷やしすぎず、8~9℃ぐらいで飲むのがおすすめ』
だそうで、喉越しやキレのよさはもちろん、
フルーティーなアロマもたっぷりと楽しんでほしい、とのこと。

生牡蛎との相性は、とりわけ抜群。
貝類やエビとももちろん、
魚介類の料理にあわせて飲み たい白ワインです。
ちなみに生産者のおすすめは、寿司とのマリアージュ。


ドメーヌ・シェロー・カレ・グロ・プラン・クロ・キャファン 2016【フランス】【白ワイン】【750ml】【ライトボディ】【辛口】

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