「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ドミナス・エステート・ドミナス 2014

限定12本のみ!
時価数十万円の【ペトリュス】を生み出す
ボルドートップの名家【ムエックス家】が
カリフォルニアで造る赤ワイン。

すでにナパで30年以上、
ボルドーの伝統とカリフォルニアのテロワールを知り尽くして、
作られる最近のヴィンテージは、ますますその味わいに深みを見せ、
長年の試行錯誤の末に2010年、遂にパーカー100点満点を獲得し、
2013年でも【100点】満点を獲得。

ナパでは、ここ数年、グレートヴィンテージが続いていますが、
そんな中で、2014年はすでに飲んでも美味しい
グレート・ヴィンテージです。

パーカーは、このワインに対する評価の中で
『クリスチャン・ムエックスがドライファーミングを信じて
きたことが報われている結果』とコメントしています。

それが、
[ドミナス・エステート・ドミナス 2014]

造り手である
[ドミナス・エステート]は、ボルドー最高のファミリーと
ムエックス家の総師、クリスチャン・ムエックス氏が1981年に
ナパ・ヴァレーで始めたジョイント・ベンチャーです。

そのパートナーになったのは、ナパの歴史を語る際に、
必ず登場する[イングルヌック]という素晴らしい赤ワインを
1960年代まで造っていたダニエル家。
ダニエル家には、男性の跡継ぎがいなかったため、
その素晴らしいワインを作っていたジョン・ダニエル氏は、
ワイナリーを大手ワイングループに売却。
その伝統が途絶えてしまっていたのですが、
しかし、畑だけは、娘2人に相続させていました。

その畑が、ナパの中でも最高の畑とされる[ナパヌック畑]。

ムエックス氏はナパを初めて訪れた際に、この畑をみたとき、

『この場所だ。私はここでワインを造るべきだ』

と直感したのだといいます。

1981年、クリスチャン・ムエックス氏は、
この娘2人とパートナーを組み、
ナパヌックの畑を再生させることとなります。

そして
1995年には、ジョイント・ベンチャーを解消して、
ナパヌックをすべて譲り受けます。
この歴史的なナパの至宝とされる
畑から生み出されるのが本日ご紹介する[ドミナス]で、
1983年が初リリースです。

当初はなかなか難しいヴィンテージが続いたのですが、
この40年の試行錯誤の末、
最近では常に100点近い得点で評価されるようになり、
遂に、2010年、2013年ヴィンテージでは2度の100点
満点を獲得しています。

そして今回の2014年もパーカー【97点】を獲得!

ロバート・パーカー氏は、このワインの味わいについて
『2014年はセクシーで、芳醇で、多層的、立体的なワインとなっており、
すでに飲んでもゴージャスなワインであるとともに
25年ぐらいはよくなっていくワインだ。』

とコメントし、【97点】という高得点で評価しています。


ドミナス・エステート・ドミナス 2014
【アメリカ】【辛口】【フルボディ】【赤ワイン】

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アウレゴ・アルバリーニョ・リアス・バイシャス 2016

[アウレゴ・アルバリーニョ・リアス・バイシャス 2016]

『アルバリーニョ』、『リアス・バイシャス』と聞いて
ピン!と来た方もいらっしゃることでしょう。
そう、スペイン最高級との誉れ高い白ワインを生み出す品種と
産地なんです。

『2011年の[アウレゴ]は、
愛すべきリアス・バイシャスのすべてが詰まっている。
グラスから咲き誇るフレッシュなアプリコット、
オレンジ・ピールの魅惑のブーケ。
口中では、初めのうちはやや淡い印象ながら、
次第に他のアルバリーニョより丸みを帯びたテクスチャーが現れる。
リアス・バイシャス原産地呼称委員会で
試飲したサンプルはやや余韻に欠けていたが、
イギリスに帰ってから試飲したサンプルは素晴らしい緻密さ、
豊かなフィニッシュを見せてくれた。』
とまぁ、世界屈指のワイン評論家ロバート・
パーカー氏から【92点】もの高得点を獲得。

さらに、2015年ヴィンテージは、
ワイン・エンシュージアスト誌【92点】獲得。
この2016年ヴィンテージはまだレビューされていませんが、
自信を持ってオススメいたします。

オレンジ、レモンの華やかなシトラスに、蜜リンゴ、白桃、
アカシアの蜂蜜、白い花の清らかでストレートなアロマが
とっても印象的。
口中では充実した果実味、厚みのある丸い口当たりに癒されます。
繊細な酸、豊かな旨みを含んだミネラル感、
ジャスミンティーのようなフローラルな印象も相まって、
優しい飲み口で本当においしい。
とてもクリーンな酒質ながら、
余韻にはオレンジピールのような心地良いビター が感じられ、
味わいにアクセントを加えています。

アペリティフとして飲むなら、6~8℃くらいの低めの温度で。
シーフードやチキンブレストの冷たい前菜に良く合います。
ただし果実味が充実して厚みのある飲み口ですので、
10℃くらいにやや温度を上げて、
シーフードや野菜のフリッター、
さらにはローストチキンやローストポークにも良く合います。
(レモンをギュッと絞るとさらに素晴らしいマリアージュ)

オールシーズン飲みたい、本当においしい白ワインはコレ。


アウレゴ・アルバリーニョ・リアス・バイシャス 2016
【スペイン】【白ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】

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ノンアルコールワイン デュク・ドゥ・モンターニュ ロゼ

いよいよ4月ですね!
今週は東京では桜が満開でしたが、
春のこの季節に酒屋さんでよく目にするのが桜色のロゼワインです。

日本ではお花見用ワインとして春に人気が集中し、
それ以外の時期は人気が今一つのロゼですが、
現在、世界ではヨーロッパ、アメリカから中国まで
空前のロゼワインの大ブームが起こっているんですよ。

赤ワインのコクをもちつつも、白ワインのすっきり感もそなえた
ちょうど中間的な味わいのロゼはとってもオールマイティー。
いろんな料理に幅広く合わせやすく便利なので、
是非ご自宅に1本買い置きしておきたいところです。

ノンアルコールなら、
デュク・ドゥ・モンターニュ ロゼタイプ
がおススメ。


美味しいノンアルコールワイン スパークリングワイン デュク・ドゥ・モンターニュ・ロゼ3本セット

ポル・ロジェ・シャンパーニュ・キュベ・サー・ウィンストン・チャーチル 2006

先日、日本人初のアカデミー賞メイクアップ&
ヘアスタイリング賞受賞の話題でも、盛り上がった2018年3月30日公開

映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

英国政界の嫌われ者と言われたにもかかわらず、
英国首相となり、ヒトラーと戦い、
戦後も英国首相としてイギリスだけでなく、
世界中で有名な歴史に名を残す名宰相です。

ウィンストン・チャーチルが、こよなく愛したのがシャンパン!
中でも、[ポル・ロジェ]を熱愛しており、
常に常備されていたといいます。
その熱愛ぶりは、世界中で広く知られており、
所有していた競走馬にも、[ポル・ロジェ]という名前をつけていたほど。
(ちなみに、この馬は1953年の現女王エリザベス2世が
即位した日にブラック・プリンス杯で勝利した縁起のいい馬でした)

チャーチルは大変な酒豪で、朝食にスコッチ、昼食でシャンパンを一本。
夕食でもう一本と一日にシャンパンを2本あけていたといいます。
そのシャンパンのほとんどが、[ポル・ロジェ]でした。

映画の中でも、
『今後の予定は?(what’s your agenda?)」と聞かれ
「予定?とりあえずシャンパンだ(Agenda? A glass of Pol Roger.)」

と答える場面があります。

字幕は「シャンパン」となっていますが、
彼にとってシャンパンとは常に[ポル・ロジェ]を指していました。

その熱愛ぶりは、義理の息子であるソアム卿にも引き継がれ、
1970年代後半のローデシア紛争のとき、

『平和交渉はあと何日続くか?』ときかれた時、
『30日だ。何故なら、ポル・ロジェが30本しか手元にないから』

と、ウィットを交えて答えたというエピソードも残っています。

今回ご紹介するのは、そんなポル・ロジェをこよなく愛し続けた
ウィンストン・チャーチル氏を記念して造られている[ポル・ロジェ]
の最高級キュべ!

それが
[ポル・ロジェ・シャンパーニュ・サー・ウィンストン・チャーチル 2006]

ウィンストン・チャーチル元首相がなくなったのは、1965年。
その10年後、1975年ヴィンテージからつくられ、
リリースまで10年以上の長い時間をかけて瓶内熟成されます。

このキュべのブレンド比率は、
決して明かされることはないのですが、
ピノ・ノワール好きだったウィンストン・チャーチル氏の好みを
再現するかたちで、ピノ・ノワールがメインであることは間違いなく、
ピノ・ノワールのグレート・ヴィンテージの時にのみ、
造られている最高峰シャンパンです。

今回ご紹介する2006年は、収穫量は少ないながら、
品質のいいブドウとなったヴィンテージでした。
当初は順調な生育をみせていながらも、
8月に曇りがちになり、一転、9月は気温もあがり、
昼夜の温度差のおかげで綺麗な酸を保ちながら
豊かな果実味となったヴィンテージ。
クリスタルやサロン、多くのトップキュべが
スペシャルキュべをリリースしています。

生産量が多くないせいか、フランスやイギリスほどには、
このシャンパンは、日本では有名ではありませんが、
評価は専門家の間では非常に高く、2016年度および
2017年度のフランスのトップ評価誌[ギッド・アシェット]では、
2002年および2004年ヴィンテージがそれぞれ、
最高評価となる3つ星および【クー・ド・クール(ハートに直撃)】
をゲット。

リリース(2017年11月)まで11年という近い時間をかけて
丁寧に瓶内熟成された最高級キュべの力強い味わいは、
英国および連合軍を勝利へと導いたサー・ウィンストン・
チャーチル氏の好みに忠実に造られている逸品です。


ポル・ロジェ・シャンパーニュ・キュベ・サー・ウィンストン・チャーチル2006
【フランス】【シャンパン】【750ml】【箱入り】【英国御用達】

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ジャン・マリー・ガルニエ ピノ・ノワール“セレクション・デュ・ソムリエ” 2016

ブルゴーニュの名門が手がけた、奇跡のピノ・ノワール。

新ヴィンテージとなって待望の入荷です。

その名も、
[ジャン・マリー・ガルニエ ピノ・ノワール
 “セレクション・デュ・ソムリエ” 2016]

このワインを造るのは、ブルゴーニュの名門ネゴシアン
[ジャン・バティスト・ベジョ]

[ジャン・バティスト・ベジョ]はブルゴーニュに200ha、
南仏に320haのブドウ畑を所有し、そのワイン造りには
定評がある名手。

今回ご紹介するのは、
ブルゴーニュ産の上質なピノ・ノワールと、
南仏生まれのピノ・ノワールの
絶妙なブレンドから生まれた極旨。

そのブレンド比率は「企業秘密」とのことですが、
とにかくピノ・ノワールの魅力がたっぷりと
引き出されている素晴らしいワイン。
そして、一部のワインの熟成には
オーク樽を贅沢に使用しています。

そして、新たに“セレクション・デュ・ソムリエ”という
ワンランク上のキュヴェ名がつき、さらにバージョンアップ。

一口飲んでみて『おっ!!』と思うほど、
凝縮度の高いブドウを使用しており、
アロマも味わいもより一層パワーアップ
飲み応えもたっぷりです。

ブルゴーニュならではの繊細さと
エレガンスをひしひしと感じる一方で、
南仏らしいリッチな果実味もたっぷり、
そして何よりも、名門ネゴシアンの生み出す洗練と
品格を痛感せずにはいられない見事な出来栄えです。

その味わいは、
『しっとりとして艶やかなブラックチェリーの滴り、
そして気品を感じるカシスの凝縮感。
さらに、バラやライラックの華やかな香りに、
コーヒー豆の芳ばしくスモーキーなアロマ。
シナモンやリコリスのスパイシーなニュアンスも加わり、
とても魅力的な香りです。
一口飲めば、落ち着きのあるなめらかな舌触り。
みずみずしくも濃密なベリー感が口中いっぱいに広がり、
その果実味を伸びやかな酸がさらに強調する見事なバランス。
繊細なタンニンがしなやかなボディ感をもたらしており、
ほどよくボリュームのある飲み応え。
ジューシーな味わいを適度なミネラル感が引き締め、
美しい陰影を与えています。
優雅さが漂う洗練された飲み心地に、
果実の綺麗な余韻が冴え渡ります。』

美しく優雅、そしてときにはチャーミングですらあり、
またリッチで、かつ洗練されてもいる・・・

ブルゴーニュのよさも、南仏のよさも、
存分に引き出されていて、
まさに、ピノ・ノワールの魅力が爆発。

鴨肉のローストやパテ、ソーセージともよく合います。


ジャン・マリー・ガルニエ ピノ・ノワール“セレクション・デュ・ソムリエ” 2016
赤ワイン フランス ピノ・ノワール 750ml 辛口

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