「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ドミニク・ローラン・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィニュ 2016

樹齢50年以上のヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹ブドウ)ばかりに、
30%のプルミエ・クリュ(1級畑)ブドウに、単独所有の[クロ・サン・ピエール]、
奥様の[シルヴィイ・エモナン]のブドウ等もブレンドし造られた
[ドミニク・ローラン ジュヴレ・シャンベルタン“ヴィエイユ・ヴィーニュ” 2016]。

『90年代と明らかに様変わり、そのスタイルは実に質実剛健
収穫から5年目のわりには、まだ若さを残すやや深めのルビーレッド。
そして甘さが目立つブルゴーニュが増えつつある中、クラシックなスタイルの辛口ピノ。
スミレやバラの香水のニュアンスに、ラズベリー、ブラックベリーやブラックチェリーなど木の実の香り。
一方、かつての代名詞だった樽由来のバニラ香などの風味は24ヶ月の長期熟成の割にはかすかに感じられるだけで、
また果実味も甘みよりも芯が感じられる辛口の味わい。
それらが古樹ブドウにより複雑さと深みが増し、コクのある風味に仕上がっています。

リッチというより質実剛健なこの1本には、
パテ・ド・カンパーニュやちょっと贅沢にフォアグラのテリーヌ、
鴨のローストの赤ワインソースやブフ・ブルギニヨン、
脂身の少ない牛肉のステーキなどの料理、
チーズならやはりエポワスやラミ・デュ・シャンベルタンなどの、
ブルゴーニュのウォッシュタイプと合わせたいものです。』


ドミニク・ローラン・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィニュ 2016
【フランス】【ブルゴーニュ】【750ml】【ミディアムボディ寄りのフルボディ】【辛口】

エミリアーナ・ヴィンヤーズ・コヤム 2018

チリ最大、世界最大級のオーガニック・ワイナリーが生み出す濃厚プレミアム赤!

造り手である[エミリアーナ]は1986年設立。
当初は普通のブドウ栽培を行っていましたが、
1998年ごろから畑を有機栽培に切り替えはじめ、
2018年現在、すでに所有する1,117ヘクタールのうち、
600ヘクタールは有機栽培(IMO認定)とバイオダイナミック(デメター認定)を取得し、
南米最大のオーガニック・ワイナリーです。

世界的にみてもこの規模で手間隙かかる
オーガニック栽培を実践しているところは、あまりありません。

2001年には、チリで初めて[ISO14001]を取得。
これは環境に配慮した企業活動を行う認定で、
これを皮切りに製品に対する認定である[IMO]、
[カーボン・ニュートラル][IMO for Life]、
[Demeterのバイオダイナミック農法認定]と
いった環境保全に関連する認定を受けています。

今回ご紹介する[コヤム]は、
ワイナリーのプレミアム・ワインとして、2001年ヴィンテージからリリースされ、
初ヴィンテージがいきなり、[アニュアル・ワインズ・オブ・チリ・アウォード]というコンテストにて、
【チリ最高のワイン】の名誉を受賞するなど、デビュー以来、
チリを代表するワインとして造られているのです。

今ヴィンテージもティム・アトキン96点、ジェームズ・サックリング95点、
デスコルチャドス(チリの評価誌)95点を獲得しています。

その味わいは、
『色は少し濃い目の赤!
黒果実、クローブ、ビターチョコ、青野菜、ダスト
といったフレーバーは、リッチでパワフル。
しっかりとした酸味もボルドーを彷彿とさせます。
さらに、たっぷりとしたタンニンはきめが細やかで、
充実感は半端なく、チリ・プレミアムの力を思う存分楽しめます』

ぎっしりと赤身が引き締まったステーキ肉にも、
脂ののった旨みを感じる柔らかい和牛にもあうオールマイティなワイン!


エミリアーナ・ヴィンヤーズ・コヤム 2018
【チリ】【赤ワイン】【750ml】【辛口】【オーガニック】【有機栽培】【フルボディ】

クロズリー・デ・アリズィエブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020

[クロズリー・デ・アリズィエ]は、
シャブリの大手ドメーヌ[ジャン・マルク・ブロカール]の長男
「ステファン・ブロカール氏」が独立して立ち上げたネゴシアンです。
彼は大手名門ネゴシアンに安く叩かれて桶売りしていた生産者と協力しながら、
[クロズリー・デ・アリズィエ]のブランドで、
上質のブルゴーニュワインを破格の相場で提供する仕組みを作り上げました。

今回のご案内はステファン氏が造ると赤も見事という1本。
古樹ブドウから生まれたお手頃価格で楽しめる、スタンダードなブルゴーニュ赤。
しかも良いワインが生まれる古樹ブドウのみから仕込む[ヴィエイユ・ヴィーニュ]。
ブルゴーニュ地方の北部と南部のピノノワールブドウをブレンドして作られた赤ワインで、
ステンレスタンクを使用し、低温発酵で仕上げピノ・ノワールが持つ、
フレシュ感に赤いベリー系の香り、熟れた風味が調和した1本です。

『若いのにもかかわらず既にバランスの好い旨みが。
色合いは深みのあるルビーレッド。
それにチェリーやベリー、カシスなどのニュアンスを持つ香りと、
ステファン氏のワインに共通する明快で口当たりの好い、
フレッシュなピノの果実味が口を満たします。
また、古樹ブドウの特長である柔らかく甘いタンニンに、
突出すことないやわらかめの酸が、
フルーティーなピノの風味に溶け込んでいるのです。
ヴィンテージとステファン流のキャラクター双方を持つこの1本は、
本格的な一皿ではなく、ご家庭でのマグロの山かけや焼き鳥、
筑前煮に牛すき焼きなどとの相性が良いでしょう。』


クロズリー・デ・アリズィエ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020
【フランス】【ブルゴーニュ】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】

シャンパーニュ・ピエール・ジモネ・エノフィーユ・ノン・ドゼ・ブリュット・プルミエ・クリュ 2014

お祝いや特別な席にぴったりのスペシャルなシャンパーニュをご紹介いたします。

レコルタンの中でも人気の高い[ピエール・ジモネ]が造るドサージュなしのブラン・ド・ブラン。

それが
[シャンパーニュ・ピエール・ジモネ・エノフィーユ・ノン・ドゼ・ブリュット・プルミエ・クリュ 2014]

シャルドネの銘醸産地を多くかかえるコート・デ・ブラン地区。
そこに28ヘクタールの自社畑をもつのがピエール・ジモネ。
栽培家であり醸造家でもあるレコルタン・マニュピュランです。
自社畑はすべて、コート・デ・ブランのグランクリュとプルミエクリュです。
ノン・ドサージュ(瓶詰め段階で糖分を含むリキュールを添加しない)のシャンパーニュは、
ここ最近人気となっていますが、ジモネは、
1985年からノン・ドサージュのシャンパーニュを造っており、
この分野のパイオニアとしての自負があります。

これまでに16ヴィンテージでノン・ドサージュ(またはブリュット・ナチュレと呼ばれます)の
シャンパーニュをリリースしていますが、
これはバランスのいいブドウができた限られたヴィンテージでしか造られていない貴重なキュベです。
実際、同じブレンドで造られたドサージュありのキュベは33,680本に対し、
ドサージュなしで造られたこのキュベはわずかに6000本です。

表記はプルミエ・クリュですが、その56%はグランクリュのブドウを使っています。
うちわけでは、クラマン18%、シュイィ27.5%、オジェ10.5%、
キュイ34.5%、ヴェルチュ9.5%です。
なんと5年以上の瓶熟をしていることも特徴です。

その味わいは、
『香りにはレモンやリンコ、ブリオッシュといった香りが立ち上がり、泡もきめ細かく持続的。
口に含むとコート・デ・ブラン地区のシャルドネに特徴的なピュアさ、
エレガントさ、ミネラル感があります。
ブドウのピュアさを芯で感じられるシャンパーニュです。』


シャンパーニュ・ピエール・ジモネ・エノフィーユ・ノン・ドゼ・ブリュット・プルミエ・クリュ 2014

シャトー・ペゴー・コート・デュ・ローヌ・ブラン・ロンヌ 2020

ロンヌとはローヌ川の脇を流れる支流の名前。
その流域の畑に植えられた、クレレット、ブールブーラン、
グルナッシュブラン、ユニブランの絶妙ブレンド。

『エキゾチックでフローラルな香りが印象的、
果実の風味がしっかりと生かされたフレッシュでエレガントな白ワインです。
口中では、爽やかな酸と心地良いミネラルがもたらすほろ苦さが全体の味わいを引き締め、
飽きのこない飲み心地で余韻も長く続きます。
白身魚のムニエルやグラタンとの相性抜群!!
バターを使ったリッチな味わいの料理や
クリーム系のパスタなども相性が良いでしょう。』


シャトー・ペゴー・コート・デュ・ローヌ・ブラン・ロンヌ 2020
【フランス】【白ワイン】【750ml】【辛口】